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公開番号2024094603
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2022211249
出願日2022-12-28
発明の名称ディスペンサ付容器
出願人花王株式会社
代理人弁理士法人翔和国際特許事務所
主分類B65D 83/00 20060101AFI20240703BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】袋容器内に収容された内容液を応答性良くスムーズに吐出させることが可能であるディスペンサ付容器の提供。
【解決手段】ディスペンサ付容器1は、袋容器11とディスペンサ20とから構成されている。袋容器11は、縦方向及び横方向を有し、該縦方向の一端部12bにマチ部6を有し他端部12aにマチ部6を有していない。他端部12aにおける前記横方向の一部に、シート材間に注出部形成部材が固定されて注出部を形成している。ディスペンサ20は、蓋部41の押圧により、ポンプ室40A内の内容液が吐出口51aから吐出され、蓋部41の押圧の解除により、袋容器11内の内容液がポンプ室40A内に吸入されるようになされている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
液状物が収容された袋容器と該袋容器に取り付けられたディスペンサとを備え、該ディスペンサが下方に位置する状態に吊り下げて使用可能なディスペンサ付容器であって、
前記袋容器は、シート材により形成された袋本体と、注出部形成部材により形成された注出部とを備えており、
前記袋容器は、縦方向及び横方向を有し、該縦方向の一端部にマチ部を有し他端部にマチ部を有しておらず、該他端部における前記横方向の一部に、前記シート材間に前記注出部形成部材が固定されて形成された前記注出部を有しており、
前記ディスペンサは、凹部を有するディスペンサ本体と、該凹部の開口部を覆い、該凹部とともにポンプ室を形成する弾性変形可能な蓋部とを備え、該蓋部の押圧により、前記ポンプ室内の液状物が吐出口から吐出され、該蓋部の押圧の解除により、前記袋容器内の液状物が前記ポンプ室内に吸入されるようになされている、ディスペンサ付容器。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記ディスペンサ本体は、前記吐出口、液状物の吸入口、前記注出部に対する接続部、前記吐出口と前記ポンプ室とを連通する第1流路、前記吸入口と前記ポンプ室とを連通する第2流路とを有し、前記第1流路と前記第2流路とが一直線上に配されている、請求項1に記載のディスペンサ付容器。
【請求項3】
前記袋容器は、前記他端部における前記横方向の端部に前記ディスペンサが設けられており、該ディスペンサの取り付け位置の対角線上にある前記一端部の端部に、前記袋容器本体を吊り下げるための手段が設けられている、請求項1又は2に記載のディスペンサ付容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ディスペンサ付容器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
液体を定量吐出できるディスペンサと、ディスペンサが取り付けられる袋容器とを備えたディスペンサ付容器が知られている。例えば、特許文献1には、凹部を有する本体と該本体の開口部を覆う蓋部とでポンプ室が形成され、蓋部をポンプ室内に向かって押圧して変形させる吐出操作をすることでポンプ室内の液体をノズル部から吐出させ、押圧状態を解除することでポンプ室内に液体を流入させることのできる、ディスペンサ付容器が記載されている。
【0003】
特許文献1に記載のディスペンサ付容器は、吊り下げ具を介してタオルハンガー等に吊り下げた状態でも使用することもでき、吊り下げた状態で、袋容器内に収容された液体シャンプー等の内容液を吐出させることも可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2021/059697号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載のディスペンサ付容器では、袋容器内に収容された内容液を応答性良くスムーズに吐出させる観点から改善の余地があった。
【0006】
本発明は、袋容器内に収容された内容液を応答性良くスムーズに吐出させることが可能なディスペンサ付容器を提供することに関する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、液状物が収容された袋容器と該袋容器に取り付けられたディスペンサとを備え、該ディスペンサが下方に位置する状態に吊り下げて使用可能なディスペンサ付容器に関する。
前記袋容器は、シート材により形成された袋本体と、注出部形成部材により形成された注出部とを備えていることが好ましい。
前記袋容器は、縦方向及び横方向を有し、該縦方向の一端部にマチ部を有し他端部にマチ部を有しておらず、該他端部における前記横方向の一部に、前記シート材間に前記注出部形成部材が固定されて形成された前記注出部を有していることが好ましい。
前記ディスペンサは、凹部を有するディスペンサ本体と、該凹部の開口部を覆い、該凹部とともにポンプ室を形成する弾性変形可能な蓋部とを備え、該蓋部の押圧により、前記ポンプ室内の液状物が吐出口から吐出され、該蓋部の押圧の解除により、前記袋容器内の液状物が前記ポンプ室内に吸入されるようになされていることが好ましい。
【発明の効果】
【0008】
本発明のディスペンサ付容器によれば、袋容器内に収容された内容液を応答性良くスムーズに吐出させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の一実施形態に係るディスペンサ付容器の概要を説明するための模式正面図である。
図2は、図1に示すディスペンサ付容器の袋容器の模式斜視図である。
図3は、図1に示すディスペンサ付容器のディスペンサの模式斜視図である。
図4は、図1に示すディスペンサ付容器のディスペンサの模式断面図である。
図5は、図1に示すディスペンサ付容器を吊り下げ具を介して被吊り下げ部に吊り下げた状態を示す模式正面図である。
図6は、図1に示すディスペンサ付容器の模式断面図である。
図7は、変形例に係る袋容器を吊り下げ具を介して被吊り下げ部に吊り下げた状態を示す模式正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[ディスペンサ付容器1]
以下、本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1に示すように、本実施形態のディスペンサ付容器1は、袋容器11と、袋容器11に取り付けられたディスペンサ20とを含んで構成されている。ディスペンサ付容器1は、図5に示すように、吊り下げ具70を介して、ディスペンサ20が鉛直方向の下方に位置する状態に吊り下げて使用可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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