TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024095195
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2022212298
出願日2022-12-28
発明の名称口唇化粧料
出願人花王株式会社
代理人弁理士法人アルガ特許事務所
主分類A61K 8/891 20060101AFI20240703BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】塗布直後に密着感があり、口唇に潤い感やツヤを与え、塗布後長時間経過しても、潤い感が持続する口唇化粧料を提供する。
【解決手段】次の成分(A)、(B)及び(C)を含有する口唇化粧料。(A)一般式(1):
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2024095195000010.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">36</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">170</com:WidthMeasure> </com:Image>
〔式中、Qは炭素数3~20の二価の炭化水素基を示し、R1~R9は、H、炭素数1~32の直鎖若しくは分岐鎖の炭化水素基、又はフェニル基を示し、R10及びR11は、H又は炭素数1~32の直鎖若しくは分岐鎖の炭化水素基を示し、pは1~500の数を示し、qは1~50の数を示す〕で表されるアルキルグリセリルエーテル変性シリコーン、(B)20℃における粘度が5000mPa・s以上の液状炭化水素油、融点30℃以上60℃未満の半固形状炭化水素油から選ばれる1種以上35~80質量%、(C)融点60℃以上の固形油
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
次の成分(A)、(B)及び(C):
(A)一般式(1):
TIFF
2024095195000009.tif
37
170
〔式中、Qは炭素数3~20の二価の炭化水素基を示し、R
1
~R
9
はそれぞれ同一又は異なっていてもよく、水素原子、炭素数1~32の直鎖若しくは分岐鎖の炭化水素基、又はフェニル基を示し、R
10
及びR
11
は互いに同一又は異なっていてもよく、水素原子又は炭素数1~32の直鎖若しくは分岐鎖の炭化水素基を示し、同一分子内に存する複数個のR
10
、R
11
はそれぞれ異なるものであってもよい。pは1~500の数を示し、qは1~50の数を示す〕
で表されるアルキルグリセリルエーテル変性シリコーン、
(B)20℃における粘度が5000mPa・s以上の液状炭化水素油、融点30℃以上60℃未満の半固形状炭化水素油から選ばれる1種以上 35~80質量%、
(C)融点60℃以上の固形油
を含有する口唇化粧料。
続きを表示(約 150 文字)【請求項2】
顔料の含有量が、1質量%以下である請求項1記載の口唇化粧料。
【請求項3】
口唇下地である請求項1又は2記載の口唇化粧料。
【請求項4】
顔料を含有する口唇化粧料と組合せて使用する色持続用剤である、請求項1~3のいずれか1項記載の口唇化粧料。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、口唇化粧料に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、口唇化粧料の化粧効果の持続性を高めるため、種々の検討がなされている。
例えば、特許文献1には、架橋型アクリル系樹脂粉末と、アルキルグリセリルエーテル変性シリコーンを含有する口唇化粧料が、塗布時の使用感、塗布膜の艶及び発色に優れ、化粧効果の持続性に優れることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-121096号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の口唇化粧料に使用されているアルキルグリセリルエーテル変性シリコーンは、炭化水素系油剤との相溶性が悪いため、これを併用すると、化粧料中の顔料が凝集してしまうという課題があった。このため、アルキルグリセリルエーテル変性シリコーンを含有する口唇化粧料に、炭化水素系油剤を多量に配合することはできず、十分な潤い効果を得ることは困難であった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者らは、アルキルグリセリルエーテル変性シリコーンと、高粘度又はペースト状(半固形状)の炭化水素油、固形油を組合わせて用いることにより、塗布直後に密着感があり、口唇に潤い感やツヤを与え、塗布後長時間経過しても、潤い感が持続する口唇化粧料が得られることを見出した。
【0006】
本発明は、次の成分(A)、(B)及び(C):
(A)一般式(1):
【0007】
TIFF
2024095195000001.tif
38
170
【0008】
〔式中、Qは炭素数3~20の二価の炭化水素基を示し、R
1
~R
9
はそれぞれ同一又は異なっていてもよく、水素原子、炭素数1~32の直鎖若しくは分岐鎖の炭化水素基、又はフェニル基を示し、R
10
及びR
11
は互いに同一又は異なっていてもよく、水素原子又は炭素数1~32の直鎖若しくは分岐鎖の炭化水素基を示し、同一分子内に存する複数個のR
10
、R
11
はそれぞれ異なるものであってもよい。pは1~500の数を示し、qは1~50の数を示す〕
で表されるアルキルグリセリルエーテル変性シリコーン、
(B)20℃における粘度が5000mPa・s以上の液状炭化水素油、融点30℃以上60℃未満の半固形状炭化水素油から選ばれる1種以上 35~80質量%、
(C)融点60℃以上の固体脂
を含有する口唇化粧料に関する。
【発明の効果】
【0009】
本発明の口唇化粧料は、塗布直後に密着感があり、口唇に潤い感やツヤを与え、塗布後長時間経過しても、潤い感が持続する。また、本発明の口唇化粧料を塗布した後に顔料を含有する口紅を重ねて塗布した場合には、口紅の色が長時間持続する。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明で用いる成分(A)のアルキルグリセリルエーテル変性シリコーンは、前記一般式(1)で表されるものである。
前記の一般式(1)において、Qで示される炭素数3~20の二価の炭化水素基としては、炭素数3~20の直鎖又は分岐鎖アルキレン基が好ましい。より具体的には、トリメチレン、テトラメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン、ヘプタメチレン、オクタメチレン、ノナメチレン、デカメチレン、ウンデカメチレン、ドデカメチレン、テトラデカメチレン、ヘキサデカメチレン、オクタデカメチレン等の直鎖アルキレン基;プロピレン、2-メチルトリメチレン、2-メチルテトラメチレン、2-メチルペンタメチレン、3-メチルペンタメチレン等の分岐鎖アルキレン基等が挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

花王株式会社
トナー
1か月前
花王株式会社
ホルダ
1か月前
花王株式会社
冷感剤
1か月前
花王株式会社
洗浄方法
1か月前
花王株式会社
吸収性物品
1か月前
花王株式会社
吸収性物品
1か月前
花王株式会社
生理用物品
1か月前
花王株式会社
口唇化粧料
24日前
花王株式会社
振動試験方法
25日前
花王株式会社
振動試験方法
25日前
花王株式会社
吸収性パッド
1か月前
花王株式会社
洗浄剤組成物
1か月前
花王株式会社
口腔用組成物
1か月前
花王株式会社
研磨液組成物
1か月前
花王株式会社
研磨液組成物
1か月前
花王株式会社
増粘剤組成物
15日前
花王株式会社
洗浄剤組成物
9日前
花王株式会社
増粘剤組成物
15日前
花王株式会社
ブリスター容器
1か月前
花王株式会社
印刷用前処理液
1か月前
花王株式会社
使い捨ておむつ
8日前
花王株式会社
水系顔料分散体
24日前
花王株式会社
身体貼付用シート
1か月前
花王株式会社
身体貼付用シート
1か月前
花王株式会社
粉末洗浄剤組成物
4日前
花王株式会社
トナーの製造方法
1か月前
花王株式会社
介護支援システム
11日前
花王株式会社
繊維製品の洗浄方法
9日前
花王株式会社
固形粒子の製造方法
25日前
花王株式会社
吸収性物品用不織布
2日前
三甲株式会社
容器
16日前
花王株式会社
吸収性物品の表面材
1か月前
花王株式会社
固形粒子の製造方法
25日前
花王株式会社
固形粒子の製造方法
25日前
花王株式会社
ディスペンサ付容器
24日前
花王株式会社
固形粒子の製造方法
25日前
続きを見る