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公開番号2024092883
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2022209111
出願日2022-12-26
発明の名称結束治具
出願人サンライズ株式会社
代理人個人
主分類E04G 5/00 20060101AFI20240701BHJP(建築物)
要約【課題】足場にシートを張設する作業の作業性を向上可能な結束治具を提供する。
【解決手段】結束治具1は、足場100の支持部材120と係合する係合部10と、係合部10の端部に連なり、互いに隣接する2枚のシート200を互いに結束する結束部20と、を備え、係合部10は、弾性変形することで、支持部材120に着脱可能であり、結束部20は、係合部10の端部から折り返された部分であり、互いに隣接する2枚のシート200の一方である第1シート200Aを掛止する第1掛止部21と、第1掛止部21に基端が連なり、互いに隣接する2枚のシート200の他方である第2シート200Bの方に延びる中間部22と、中間部22の先端から折り返された部分であり、第2シート200Bを掛止する第2掛止部23と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
建設物に対して設けられる足場に取り付けられるシートを結束する結束治具であって、
前記足場の支持部材と係合する係合部と、
前記係合部の端部に連なり、互いに隣接する2枚の前記シートを互いに結束する結束部と、を備え、
前記係合部は、弾性変形することで、前記支持部材に着脱可能であり、
前記結束部は、
前記係合部の端部から折り返された部分であり、互いに隣接する2枚の前記シートの一方である第1シートを掛止する第1掛止部と、
前記第1掛止部に基端が連なり、互いに隣接する2枚の前記シートの他方である第2シートの方に延びる中間部と、
前記中間部の先端から折り返された部分であり、前記第2シートを掛止する第2掛止部と、を有することを特徴とする結束治具。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記係合部は、
前記支持部材の外周に沿った形状に形成された軸部材で形成され、
前記支持部材の直径より小さい幅の隙間が形成され、
前記隙間は、前記係合部の中心を挟んで、前記結束部と対面しない位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の結束治具。
【請求項3】
前記中間部は、
中央が、前記第1掛止部及び前記第2掛止部より、前記係合部の中心からの距離が離れており、
その内角が、90度より大きく、180度より小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載の結束具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、結束治具に関し、特に、建設物に対して設けられる足場に取り付けられるシートを結束する結束治具に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、建設物に対して設けられる足場には、作業員や物が、足場から落下しないように、外面に、メッシュシート、防音シート等のシートが張設され、このようなシートは、側縁に、所定間隔で孔が設けられており、この孔に紐が通され、この紐により、足場に固定され、互いに隣接する2枚のシートが互いに結束されていた。
【0003】
ところが、シートの孔に紐を通し、この紐を足場に結び付ける作業は、作業員にとって手間がかかっていた。
【0004】
そこで、特許文献1では、半円リング状の本体枠と、ゴムバンドからなる締具と、を備え、本体枠を左右に隣接する鳩目金具に挿通し、この状態の本体枠を足場パイプに外接し、本体枠の両端の第1・第2掛止部に締具を掛け渡して、本体枠を足場枠に固定する足場用保護シートの取付具が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平8-128208号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の足場用保護シートの取付具は、本体枠と締具との複数の部品からなるもので、2つの部材を組合せながら作業を進める必要があり、作業が繁雑になり、また、いずれか一方の部材が無くなれば、機能しないという問題があり、作業性が低下するおそれがあった。
【0007】
本発明は、従来技術における前記課題を解決するためになされたものであり、足場にシートを張設する作業の作業性を向上可能な結束治具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1) 建設物に対して設けられる足場に取り付けられるシートを結束する結束治具であって、
前記足場の支持部材と係合する係合部と、
前記係合部の端部に連なり、互いに隣接する2枚の前記シートを互いに結束する結束部と、を備え、
前記係合部は、弾性変形することで、前記支持部材に着脱可能であり、
前記結束部は、
前記係合部の端部から折り返された部分であり、互いに隣接する2枚の前記シートの一方である第1シートを掛止する第1掛止部と、
前記第1掛止部に基端が連なり、互いに隣接する2枚の前記シートの他方である第2シートの方に延びる中間部と、
前記中間部の先端から折り返された部分であり、前記第2シートを掛止する第2掛止部と、を有することを特徴とする結束治具。
【0009】
このような構成によれば、結束治具は、係合部と、結束部と、を備え、建設物に対して設けられる足場に取り付けられるシートを結束する。
係合部は、足場の支持部材と係合する。
結束部は、係合部の端部に連なり、互いに隣接する2枚のシートを互いに結束する。
そして、係合部は、弾性変形することで、支持部材に着脱可能である。
また、結束部は、第1掛止部と、中間部と、第2掛止部と、を有する
第1掛止部は、係合部の端部から折り返された部分であり、互いに隣接する2枚のシートの一方である第1シートを掛止する。
中間部は、第1掛止部に基端が連なり、互いに隣接する2枚のシートの他方である第2シートの方に延びる。
第2掛止部は、中間部の先端から折り返された部分であり、第2シートを掛止する。
【0010】
このような構成により、建設物に対して設けられる足場に、シート(例えば、メッシュシート、防音シート等)を取り付ける作業者は、第1シートに第1掛止部を引っ掛け、第1シートに隣接して取り付けられる第2シートに第2掛止部を引っ掛け、係合部を弾性変形させて足場の支持部材(例えば、単管パイプや、枠組足場の建枠等)に係合させる。これにより、第1シート及び第2シートが足場の支持部材に掛止できる。
(【0011】以降は省略されています)

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