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公開番号2024092835
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2022209024
出願日2022-12-26
発明の名称化粧料塗布中の使用感改善剤、及び化粧料塗布中の使用感改善方法
出願人株式会社 資生堂
代理人個人,個人
主分類A61K 8/35 20060101AFI20240701BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】化粧料の塗布開始直後の、みずみずしさ、及びこく乃至深み感の少なくともいずれかの使用感を改善することができる化粧料塗布中の使用感改善剤の提供。
【解決手段】バニリンを有効成分とし、化粧料の塗布開始直後の、みずみずしさ、及びこく乃至深み感の少なくともいずれかの使用感を改善する化粧料塗布中の使用感改善剤。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
バニリンを有効成分とし、化粧料の塗布開始直後の、みずみずしさ、及びこく乃至深み感の少なくともいずれかの使用感を改善することを特徴とする化粧料塗布中の使用感改善剤。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
バニリンを有効成分とし、化粧料を塗布する際の、みずみずしさ、こく乃至深み感、肌への浸透感、及びしっとり感の少なくともいずれかの使用感を改善することを特徴とする化粧料塗布中の使用感改善剤。
【請求項3】
バニリンの香りを嗅ぎながら化粧料を塗布して、化粧料の塗布開始直後の、みずみずしさ、及びこく乃至深み感の少なくともいずれかの使用感を改善することを特徴とする化粧料塗布中の使用感改善方法。
【請求項4】
バニリンの香りを嗅ぎながら化粧料を塗布して、化粧料を塗布する際の、みずみずしさ、こく乃至深み感、肌への浸透感、及びしっとり感の少なくともいずれかの使用感を改善することを特徴とする化粧料塗布中の使用感改善方法。
【請求項5】
前記化粧料が、前記バニリンを含有する請求項3又は4に記載の化粧料塗布中の使用感改善方法。
【請求項6】
前記化粧料が、0.0005質量%~0.005質量%の前記バニリンを含有する請求項5に記載の化粧料塗布中の使用感改善方法。
【請求項7】
前記バニリンの香りがディフューザーにより拡散される請求項3又は4に記載の化粧料塗布中の使用感改善方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、化粧料塗布中の使用感改善剤、及び化粧料塗布中の使用感改善方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
香料研究の分野では、香りがヒトの心理に与える効果についての研究が盛んに行われており、香りによって有意な効果を付与することのできる香料を見出すことが期待されている。
【0003】
これまでに、バニリンなどの温度感覚を温かく変化させる香料成分又は香料組成物が、肌の水分量を増加させることが報告されている(例えば、特許文献1参照)。また、バニリンなどの香料を含む重量感覚調整用香料組成物が、香料組成物の塗布感覚を重くさせたり、こってり感を強く感じさせる、または肌のふっくら感や肌のもっちり感を強く感じさせることが報告されている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開2005-023968号
特開2004-124079号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、化粧料の塗布開始直後の、みずみずしさ、及びこく乃至深み感の少なくともいずれかの使用感を改善することができる化粧料塗布中の使用感改善剤を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するための手段としての本発明の化粧料塗布中の使用感改善剤は、バニリンを有効成分とし、化粧料の塗布開始直後の、みずみずしさ、及びこく乃至深み感の少なくともいずれかの使用感を改善する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、化粧料の塗布開始直後の、みずみずしさ、及びこく乃至深み感の少なくともいずれかの使用感を改善することができる化粧料塗布中の使用感改善剤を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施例における化粧料塗布中のみずみずしさの経時的変化を評価した結果を示すグラフである。
図2は、実施例における化粧料塗布中のこく乃至深み感の経時的変化を評価した結果を示すグラフである。
図3は、実施例における化粧料塗布中の肌への浸透感の経時的変化を評価した結果を示すグラフである。
図4は、実施例における化粧料塗布中のしっとり感の経時的変化を評価した結果を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(化粧料塗布中の使用感改善剤)
本発明の一実施形態は、バニリンを有効成分とし、化粧料の塗布開始直後の、みずみずしさ、及びこく乃至深み感の少なくともいずれかの使用感を改善する化粧料塗布中の使用感改善剤である。
本発明の他の実施形態は、バニリンを有効成分とし、化粧料を塗布する際の、みずみずしさ、こく乃至深み感、肌への浸透感、及びしっとり感の少なくともいずれかの使用感を改善する化粧料塗布中の使用感改善剤である。
【0010】
(化粧料塗布中の使用感改善方法)
本発明の一実施形態は、バニリンの香りを嗅ぎながら化粧料を塗布して、化粧料の塗布開始直後の、みずみずしさ、及びこく乃至深み感の少なくともいずれかの使用感を改善する化粧料塗布中の使用感改善方法である。
本発明の他の実施形態は、バニリンの香りを嗅ぎながら化粧料を塗布して、化粧料を塗布する際の、みずみずしさ、こく乃至深み感、肌への浸透感、及びしっとり感の少なくともいずれかの使用感を改善する化粧料塗布中の使用感改善方法である。
(【0011】以降は省略されています)

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