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公開番号2024091049
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022207330
出願日2022-12-23
発明の名称制御装置
出願人株式会社NTTファシリティーズ
代理人名古屋国際弁理士法人
主分類F24F 11/64 20180101AFI20240627BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】 設定器までの移動および操作の煩わしさを抑制し、意図しない設定調整を抑制する制御装置を提供する。
【解決手段】 在館者900を含む画像情報を取得する取得部101と、在館者900の温冷感に起因する動作Aに基づいて温冷感を推定するために機械学習を行った学習済の第1学習モデルに、画像情報を入力することで温冷感を推定する第1推定部109と、在館者900が行う温冷感を示すイベントBには基づいて温冷感を推定するために機械学習を行った学習済の第2学習モデルに、画像情報を入力することで温冷感を推定する第2推定部107と、第1推定部109および第2推定部107により温冷感が推定され、かつ、同じ温冷感である場合に、空調装置500の制御に用いられる第1設定値を求める際に用いられる第2設定値であって温冷感に基づく第2設定値を変更する算出部と、が設けられたことを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
空調装置を制御する制御装置であって、
在館者を含む画像を撮影するカメラ部から画像情報を取得する取得部と、
前記在館者の温冷感に起因する動作に基づいて前記在館者の温冷感を推定するために機械学習を行った学習済の第1学習モデルに、前記取得部が取得した前記画像情報を入力することで前記在館者の温冷感を推定する第1推定部と、
前記在館者が行う温冷感を示すイベントには基づいて前記在館者の温冷感を推定するために機械学習を行った学習済の第2学習モデルに、前記取得部が取得した前記画像情報を入力することで前記在館者の温冷感を推定する第2推定部と、
前記第1推定部および前記第2推定部により前記在館者の温冷感が推定され、かつ、前記第1推定部により推定された温冷感および前記第2推定部により推定された温冷感が同じ場合に、前記空調装置の制御に用いられる第1設定値を求める際に用いられる第2設定値であって前記在館者の温冷感に基づく前記第2設定値を変更する算出部と、
が設けられたことを特徴とする制御装置。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記第1推定部が前記温冷感を推定するタイミングおよび前記第2推定部が前記温冷感を推定するタイミングの間隔であって予め定められた長さの時間間隔である時間制限を記憶する記憶部が更に設けられ、
前記算出部は、前記第1推定部が前記温冷感を推定するタイミングおよび前記第2推定部が前記温冷感を推定するタイミングの間隔が前記時間制限以内である場合に、前記算出部は前記第2設定値を変更することをと特徴とする請求項1に記載された制御装置。
【請求項3】
前記時間制限の長さを変更する時間設定部が更に設けられ、
前記記憶部は前記時間設定部により変更された前記時間制限を記憶することを特徴とする請求項2に記載された制御装置。
【請求項4】
前記第1学習モデルは前記在館者の温冷感に起因する動作の種類に基づいて重み付け係数が付された前記在館者の温冷感を推定するための機械学習が行われ、
前記算出部は、更に、推定された前記在館者の温冷感に付された前記重み付け係数に基づいて前記第2設定値を変更することを特徴とする請求項1に記載された制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
オフィスに設けられた空調装置を設定調整する方法として、共用部である壁面に取り付けられた設定器を用いて設定調整する方法が知られている。共用部である壁面に設定器を取り付けることで、在館者の誰でも設定調整できるようにすることができる。
【0003】
また、上述の設定調整する方法の他に、カメラに向かって予め定めた所定の動作を行うことで、設定器と離れた自席から空調装置を設定調整する方法(例えば、特許文献1参照。)や、カメラ画像を用いて在館者の着衣量や活動量を把握し、着衣量や活動量に基づいて空調装置を自動で設定調整する方法も知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-062302号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のような、壁面に取り付けられた設定器で設定調整する場合には、設定器までの移動や操作が煩わしく、また、特定の在館者によって設定調整される場合は、調整頻度が少なくなりがちで、無駄な空調コストが発生するといった問題があった。
【0006】
また上述のように、カメラおよびカメラ画像を用いて空調装置を設定調整する場合には、在館者は意図しないうちに、予め定めた所定の動作および着衣を変化させる動作を行い、その動作をカメラおよびカメラ画像に把握されることがある。その場合、在館者が意図していない設定調整が行われるといった問題があった。
【0007】
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、設定器までの移動および操作の煩わしさを抑制するとともに、在館者の意図しない設定調整を抑制する制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明の一態様に係る制御装置は、空調装置を制御する制御装置であって、在館者を含む画像を撮影するカメラ部から画像情報を取得する取得部と、前記在館者の温冷感に起因する動作に基づいて前記在館者の温冷感を推定するために機械学習を行った学習済の第1学習モデルに、前記取得部が取得した前記画像情報を入力することで前記在館者の温冷感を推定する第1推定部と、前記在館者が行う温冷感を示すイベントには基づいて前記在館者の温冷感を推定するために機械学習を行った学習済の第2学習モデルに、前記取得部が取得した前記画像情報を入力することで前記在館者の温冷感を推定する第2推定部と、前記第1推定部および前記第2推定部により前記在館者の温冷感が推定され、かつ、前記第1推定部により推定された温冷感および前記第2推定部により推定された温冷感が同じ場合に、前記空調装置の制御に用いられる第1設定値を求める際に用いられる第2設定値であって前記在館者の温冷感に基づく前記第2設定値を変更する算出部と、が設けられたことを特徴とする。
【0009】
本発明の一態様に係る制御装置によれば、第1推定部および第2推定部によりそれぞれ在館者の温冷感が推定し、かつ、第1推定部および第2推定部により推定された温冷感が同じ場合に第2設定値が変更される。言い換えると、第1推定部および第2推定部の一方のみで在館者の温冷感が推定された場合や、第1推定部および第2推定部により推定された温冷感が異なる場合には第2設定値は変更されない。
【0010】
取得部が取得した画像情報に在館者の温冷感に起因する動作(以後、温冷感に起因する動作とも記載する。)が含まれていた場合に、第1推定部は第1学習モデルを用いて在館者の温冷感を推定する。
(【0011】以降は省略されています)

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