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公開番号2024090933
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022207130
出願日2022-12-23
発明の名称電子機器及びそのプログラム
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所,個人,個人,個人,個人,個人
主分類G06F 21/31 20130101AFI20240627BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザ認証の際にユーザが適度な運動を習慣的に行い得るようにする。
【解決手段】プログラムは、ユーザの認証が必要な電子機器のコンピュータを、検知手段、計数手段、及び、認証手段として機能させる。検知手段は、運動をしているユーザの姿勢を検知する。計数手段は、ユーザの姿勢から、決められた動きが反復して行われた回数を計数する。認証手段は、決められた動きの回数が2以上の定められた回数に到達したことを条件に、ユーザを認証する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの認証が必要な電子機器のコンピュータを、
運動をしているユーザの姿勢を検知する検知手段、
前記ユーザの姿勢から、決められた動きが反復して行われた回数を計数する計数手段、及び、
前記回数が2以上の定められた回数に到達したことを条件に、前記ユーザを認証する認証手段、
として機能させるためのプログラム。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記コンピュータを、
前記定められた回数を設定する設定手段、
としてさらに機能させるための請求項1記載のプログラム。
【請求項3】
前記計数手段は、前記ユーザの姿勢から、決められた複数種類の動きがそれぞれ反復して行われた回数を前記動きの種類毎に計数し、
前記認証手段は、前記複数種類の動きの回数がそれぞれ2以上の定められた回数に到達したことを条件に、前記ユーザを認証する、請求項1記載のプログラム。
【請求項4】
前記コンピュータを、
前記複数種類の動きと、その動き毎の前記定められた回数とを設定する設定手段、
としてさらに機能させるための請求項3記載のプログラム。
【請求項5】
前記コンピュータを、
ユーザを識別する識別情報を取得する取得手段、
としてさらに機能させ、
前記計数手段は、前記ユーザの姿勢から、前記取得手段により取得した識別情報で識別されるユーザによって決められた動きが反復して行われた回数を計数し、
前記認証手段は、前記回数が、前記取得手段により取得した識別情報で識別されるユーザに対して定められた回数に到達したことを条件に、前記ユーザを認証する、請求項1乃至4のうちいずれか一記載のプログラム。
【請求項6】
ユーザの認証が必要な電子機器であって、
運動をしているユーザの姿勢を検知する検知手段と、
前記ユーザの姿勢から、決められた動きが反復して行われた回数を計数する計数手段と、
前記回数が2以上の定められた回数に到達したことを条件に、前記ユーザを認証する認証手段と、
を具備する電子機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、ユーザ認証を行うプログラム及びこのプログラムに従ってユーザ認証を行う電子機器に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
機能を使用するためにユーザ認証が必要な電子機器がある。ユーザ認証には、一般に、次の3つの方法が知られている。第1の方法は、パスワード、PIN(Personal Identification Number)コード等、本人だけが知り得る情報を入力する方法である。第2の方法は、IDカード、ワンタイムパスワードを生成するトークン等のツールを使用する方法である。第3の方法は、本人の指紋、虹彩、顔、静脈等の生体情報を使用する方法である。しかしながら、いずれの方法もユーザにとって身体負荷を伴うものではない。
【0003】
その一方で、近年、ワークプレイスではデスクワークの比率が高まっている。このため、長時間、同じ姿勢で作業をし続けることによって、腰痛、首痛、眼精疲労等の健康被害を訴える人が増えている。このような健康被害は、週刊的に適度な運動をすることによって軽減される。このような観点から、運動によってユーザが認証されるようにすれば、ユーザ認証の際にユーザが習慣的に運動をするようになるので、腰痛、首痛、眼精疲労等の健康被害が軽減されるのではないかと推測される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-163168号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、ユーザ認証の際にユーザが適度な運動を習慣的に行い得る電子機器及びそのプログラムを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態において、プログラムは、ユーザの認証が必要な電子機器のコンピュータを、検知手段、計数手段、及び、認証手段として機能させる。検知手段は、運動をしているユーザの姿勢を検知する。計数手段は、ユーザの姿勢から、決められた動きが反復して行われた回数を計数する。認証手段は、決められた動きの回数が2以上の定められた回数に到達したことを条件に、ユーザを認証する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1の実施形態に係るスマートフォンの外観を示す模式図である。
図2は、スマートフォンの主要なハードウェア構成を示すブロック図である。
図3は、第1の実施形態に係る種目別判定モデルの構成図である。
図4は、第1の実施形態に係る設定テーブルの構成図である。
図5は、スマートフォンのプロセッサがユーザ認証APLの設定モードで動作する際の情報処理の手順を示す流れ図である。
図6は、スマートフォンのプロセッサがユーザ認証APLの認証モードで動作する際の情報処理の手順を示す流れ図である。
図7は、設定画面の一表示例を示す模式図である。
図8は、確認画面の一表示例を示す模式図である。
図9は、第2の実施形態に係る複合機の外観を示す模式図である。
図10は、複合機の主要なハードウェア構成を示すブロック図である。
図11は、第2の実施形態に係るユーザ別設定テーブルの構成図である。
図12は、複合機のプロセッサがユーザ認証APLの設定モードで動作する際の情報処理の要部手順を示す流れ図である。
図13は、複合機のプロセッサがユーザ認証APLの認証モードで動作する際の情報処理の要部手順を示す流れ図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、ユーザ認証の際にユーザが適度な運動を習慣的に行い得る電子機器及びそのプログラムの実施形態について、図面を用いて説明する。
【0009】
[第1の実施形態]
第1の実施形態は、機能を使用するためにユーザ認証が必要な電子機器としてスマートフォンを例示する。スマートフォンには、様々なアプリケーションソフトウェアをインストールできる。そこで本実施形態では、スマートフォンにユーザが認証されないとロックが解除されないフォルダを用意する。そして、ユーザがスマートフォンの前で運動をすることで認証されると、フォルダのロックが解除されてアプリケーションソフトウェアを使用可能とする。かくして、ユーザ認証の際にユーザが適度な運動を習慣的に行い得るようにしたものである。
【0010】
図1は、スマートフォン10の外観を示す模式図であり、図2は、スマートフォン10の主要なハードウェア構成を示すブロック図である。図1に示すように、スマートフォン10は、本体101の正面にタッチパネル102を備える。タッチパネル102は、表示デバイスと入力デバイスとを兼ね備えたユーザインターフェースである。スマートフォン10のユーザは、タッチパネル102を操作して様々な情報を入力し、タッチパネル102の画面から様々な情報を取得する。
(【0011】以降は省略されています)

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