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公開番号2024090244
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022205997
出願日2022-12-22
発明の名称日本語入力方法及び日本語入力端末
出願人株式会社ワコム
代理人個人,個人
主分類G06F 3/04886 20220101AFI20240627BHJP(計算;計数)
要約【課題】日本語における濁音・半濁音を含む特殊文字を入力する際、指を用いたフリック入力操作よりも少ない操作回数で所望の文字を入力する。
【解決手段】電子端末2は、電子ペン1から送信された信号に基づいて、電子ペン1がパネルに接触してから移動した位置情報、並びに、電子ペン1に付与された操作情報を取得し、位置情報と移動方向とに基づいて文字を出力する際に、位置情報と移動方向とが同じ場合であって、操作情報が第1の情報であるときと第1の情報と異なる第2の情報であるときとで異なる文字を出力する。
【選択図】図2C
特許請求の範囲【請求項1】
電子端末が、
電子ペンから送信された信号に基づいて、前記電子ペンがパネルに接触してから移動した位置情報、並びに、前記電子ペンに付与された操作情報を取得し、
前記位置情報と前記移動方向とに基づいて文字を出力する際に、前記位置情報と前記移動方向とが同じ場合であって、前記操作情報が第1の情報であるときと前記第1の情報と異なる第2の情報であるときとで異なる文字を出力する、
日本語入力方法。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記操作情報は、前記電子ペンの、ペン先に付与された筆圧値、傾き、方位、または前記電子ペンに設けられたボタンの押下状態のいずれかを含む、
請求項1記載の日本語入力方法。
【請求項3】
前記異なる文字は、同じ文字に対する、濁音の有無、半濁音の有無、または大文字か小文字か、のいずれか1つで異なる文字である、
請求項1記載の日本語入力方法。
【請求項4】
前記電子端末が、
前記電子ペンを識別するペンID情報をさらに取得し、
前記ペンID情報に対応した予測データを用いて、前記出力された文字を含む単語を提示する、
請求項1記載の日本語入力方法。
【請求項5】
前記電子ペンは、メモリを備え、
前記電子ペンが、前記メモリに蓄積された単語群識別子を前記電子端末に送信し、
前記電子端末が、前記単語群識別子を用いて、前記出力された文字を含む単語を提示する、
請求項1記載の日本語入力方法。
【請求項6】
日本語入力方法を実行する日本語入力端末であって、
電子ペンから送信されたペン信号を検出するセンサと、
前記センサに接続された制御部と、
前記制御部が生成する画像を表示する表示装置と、を含み、
前記電子ペンから送信された信号に基づいて、前記電子ペンがパネルに接触してから移動した位置情報、並びに、前記電子ペンに付与された操作情報を取得し、
前記位置情報と前記移動方向とに基づいて文字を出力する際に、前記位置情報と前記移動方向とが同じ場合であって、前記操作情報が第1の情報であるときと前記第1の情報と異なる第2の情報であるときとで異なる文字を出力する、
日本語入力端末。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、信号を送信する電子ペンによって日本語を入力するための日本語入力方法及び日本語入力端末に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
日本語入力の方法として、フリック入力と言われる方法が知られている。フリック入力は、各行の「あ段」のキーの周囲に「い段」、「う段」、「え段」、「お段」を配置するとともに、例えば「あ段」のキーを押しつつ、目的の文字の方向に指をスライドさせて文字を入力する方法である。この方法によって、より少ない操作段階数で日本語を入力することができる。このフリック入力を実現する方法として、押圧動作が開始してから終了するまでに得られる位置情報により一の文字を特定する発明が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-113741号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した潜在的に配置された所定の文字群を入力する場合では、フリック入力は、1段階の操作、例えば1回の指のスライド操作(又は、弾く操作)により入力が完了する。しかし、濁音や小文字を入力するなど所定の文字群にない特殊な文字群を入力する場合、移動だけでない2段階の操作が必要になるため、より少ない操作回数で日本語を入力する方法が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明における日本語入力方法では、電子端末が、電子ペンから送信された信号に基づいて、前記電子ペンがパネルに接触してから移動した位置情報、並びに、前記電子ペンに付与された操作情報を取得し、前記位置情報と前記移動方向とに基づいて文字を出力する際に、前記位置情報と前記移動方向とが同じ場合であって、前記操作情報が第1の情報であるときと前記第1の情報と異なる第2の情報であるときとで異なる文字を出力する。
【0006】
本発明における日本語入力端末は、電子ペンから送信されたペン信号を検出するセンサと、前記センサに接続された制御部と、前記制御部が生成する画像を表示する表示装置と、を含み、前記電子ペンから送信された信号に基づいて、前記電子ペンがパネルに接触してから移動した位置情報、並びに、前記電子ペンに付与された操作情報を取得し、前記位置情報と前記移動方向とに基づいて文字を出力する際に、前記位置情報と前記移動方向とが同じ場合であって、前記操作情報が第1の情報であるときと前記第1の情報と異なる第2の情報であるときとで異なる文字を出力する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、日本語における濁音・半濁音を含む特殊文字を入力する際、指を用いたフリック入力操作よりも少ない操作回数で所望の文字を入力することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施の形態における日本語入力方法が実行される電子ペン及び電子端末を示す図である。
日本語入力方法の第1の例を示す図である。
日本語入力方法の第1の例を示す図である。
日本語入力方法の第1の例を示す図である。
日本語入力方法の第1の例におけるフロー図である。
日本語入力方法の第2の例を示す図である。
日本語入力方法の第2の例を示す図である。
日本語入力方法の第2の例を示す図である。
日本語入力方法の第2の例を示す図である。
日本語入力方法の第3の例におけるフロー図である。
日本語入力方法の第3の例を示す図である。
日本語入力方法の第3の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<装置構成>
図1は、本実施の形態における日本語入力方法が実行される電子ペン1及び電子端末2を示す図である。
【0010】
電子ペン1は、筆圧センサ11と信号送信回路12とを含み構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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