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公開番号2024090237
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022205986
出願日2022-12-22
発明の名称制御装置、撮像装置、制御方法及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04N 23/52 20230101AFI20240627BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ユーザ意思を反映して冷却装置を動作させる。
【解決手段】制御装置は、冷却装置の接続を検出する検出手段と、検出手段により接続が検出された冷却装置を認証する認証手段と、冷却装置の動作を制御する制御手段と、を有し、制御手段は、認証手段により冷却装置が認証されない場合、当該冷却装置の動作制御に関する指針の入力を受け付け、入力された指針に基づいて当該冷却装置の動作を制御する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
冷却装置の接続を検出する検出手段と、
前記検出手段により接続が検出された前記冷却装置を認証する認証手段と、
前記冷却装置の動作を制御する制御手段と、
を有し、
前記制御手段は、前記認証手段により前記冷却装置が認証されない場合、当該冷却装置の動作制御に関する指針の入力を受け付け、入力された前記指針に基づいて当該冷却装置の動作を制御する
ことを特徴とする制御装置。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記制御装置は、発熱源を有する情報処理装置に組み込まれる装置であり、
前記指針は、前記情報処理装置の動作状況に応じて、前記冷却装置の動作制御の内容を規定する
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記指針に動作が規定される前記情報処理装置の動作状況には、当該情報処理装置において予め定められた処理が実行される状況が含まれることを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記指針の入力は、前記予め定められた処理が実行される状況において、前記冷却装置の動作を変更するか否かを指定することを含む請求項3に記載の制御装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記冷却装置への電力供給量を制御することで、当該冷却装置の動作を制御することを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
【請求項6】
前記制御装置は、前記情報処理装置と電源を共有し、
前記予め定められた処理は、前記情報処理装置において実行された場合に、電力消費量が閾値を上回る処理である
ことを特徴とする請求項5に記載の制御装置。
【請求項7】
前記指針は、前記情報処理装置が前記予め定められた処理を実行している状況において、前記冷却装置への電力供給量を低減させることを規定する、ことを特徴とする請求項5に記載の制御装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記冷却装置の駆動に関する制御命令を送信することで、当該冷却装置の動作を制御することを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
【請求項9】
前記制御装置は、前記情報処理装置と演算リソースを共有し、
前記予め定められた処理は、前記情報処理装置において実行された場合に、演算量が閾値を上回る処理である
ことを特徴とする請求項8に記載の制御装置。
【請求項10】
前記指針は、前記情報処理装置が前記予め定められた処理を実行している状況において、前記冷却装置に送信する前記制御命令を変更することを規定する、ことを特徴とする請求項8に記載の制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置、撮像装置、制御方法及びプログラムに関し、特に接続された冷却装置の動作を制御する技術に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
外的要因によって本来の機能実行が困難である場合に、動作を切り替える装置がある(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-67131号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、撮像装置に設けられるCCD型やMOS型等の撮像素子は、昨今の多画素化需要に応じて、出力される画像信号を好適な品質とするための制御が必要である。例えば、使用時の自己発熱や環境温度によって温度上昇が発生した場合には、暗電流に起因する固定パターンノイズが画像信号に発生し得る。当該固定パターンノイズは、画像信号とノイズとのSN比を悪化させるものであるため、結果、画像信号の画質を低下させる要因となる。従って、出力される画像信号を好適な態様とするために、撮像装置では放熱制御を適切に行う必要がある。
【0005】
他方、撮像素子やその雰囲気等を適切な温度にすべく、近年では撮像装置等に外部接続可能に構成された冷却装置が登場している。冷却装置は、例えばペルチェ素子等を含み、取り付けられた撮像装置を冷却することで撮像素子における暗電流の発生を抑制している。
【0006】
ところで、冷却装置は種々の販売元から提供され得るものであるため、接続された冷却装置と撮像装置との連携制御が好適になされない可能性もある。即ち、冷却装置が接続されたことをもって撮像素子の動作を切り替えた場合、適切な放熱制御がなされず、ユーザの意図しない画質劣化が発生する可能性がある。例えば、冷却性能が判明している冷却装置が接続された場合には、当該冷却性能の情報に基づいて好適な画質の画像信号が出力されるように、撮像素子の動作制御を行うことができる。一方で、冷却性能が判明していない冷却装置については、接続されたとしても好適な画質の画像信号出力が担保されない場合がある。
【0007】
しかしながら、冷却性能が判明していない冷却装置が接続された場合に、特許文献1の如く、当該冷却装置を無条件に動作不能とするよう制御を切り替えることは、ユーザの意思が尊重されない。即ち、冷却性能が十分であることをユーザが認識していたとしても、当該冷却装置を撮像時に利用することができず、ユーザが好適な画質の画像信号を記録する機会を逸し得る。
【0008】
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、ユーザ意思を反映して冷却装置を動作させる制御装置、撮像装置、制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前述の目的を達成するために、本発明の制御装置は、冷却装置の接続を検出する検出手段と、検出手段により接続が検出された冷却装置を認証する認証手段と、冷却装置の動作を制御する制御手段と、を有し、制御手段は、認証手段により冷却装置が認証されない場合、当該冷却装置の動作制御に関する指針の入力を受け付け、入力された指針に基づいて当該冷却装置の動作を制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
このような構成により本発明によれば、ユーザ意思を反映して冷却装置を動作させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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