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公開番号2024090150
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022205846
出願日2022-12-22
発明の名称画像処理装置及びジョブ履歴の呼び出し方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20240627BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ジョブ履歴を呼び出す前にその設定の全容をユーザが容易に確認できるようにし、ジョブ履歴の有用性を担保する。
【解決手段】操作画面を表示しユーザの操作を受け付ける操作部と、画像処理に係るジョブを実行する画像処理部と、実行された1以上のジョブに係る設定をそれぞれのジョブのジョブ履歴として格納する記憶部と、制御部とを備え、制御部は、記憶部に格納された何れかのジョブ履歴を呼び出すためのジョブ履歴画面を操作部に表示させ、ジョブ履歴画面の1画面に少なくとも1つのジョブ履歴のすべての設定項目と各設定項目の設定値を表示させて、表示されたジョブ履歴を呼び出す操作を操作部に受け付けさせる画像処理装置。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
操作画面を表示しユーザの操作を受け付ける操作部と、
画像処理に係るジョブを実行する画像処理部と、
実行された1以上のジョブに係る設定をそれぞれのジョブのジョブ履歴として格納する記憶部と、
制御部とを備え、
前記制御部は、
前記記憶部に格納された何れかのジョブ履歴を呼び出すためのジョブ履歴画面を前記操作部に表示させ、
前記ジョブ履歴画面の1画面に少なくとも1つのジョブ履歴のすべての設定項目と各設定項目の設定値を表示させて、表示されたジョブ履歴を呼び出す操作を前記操作部に受け付けさせる画像処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記ジョブ履歴画面に何れか1つのジョブ履歴を表示させ、前記表示されたジョブ履歴を呼び出す操作を受け付ける操作オブジェクト、異なるジョブ履歴に表示を切り替える操作を受け付ける操作オブジェクトを表示させそれらの操作を受け付けさせる請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記ジョブ履歴画面の1画面に複数のジョブ履歴のすべての設定項目と各設定項目の設定値をそれぞれ表示させると共に、複数のジョブ履歴のうちの何れが選択された状態かを表示させて、選択されたジョブ履歴を呼び出す操作を受け付ける操作オブジェクト、異なるジョブ履歴に表示を切り替える操作を受け付ける操作オブジェクトを表示させてそれらの操作を受け付けさせる請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
異なるジョブ履歴に表示を切り替える操作を受け付ける操作オブジェクトが、スクロールバーまたはジョブ履歴の数に対応し並置されるボタンである請求項2または3に記載の画像処理装置。
【請求項5】
画面を表示しユーザの操作を受け付け可能な外部機器と通信する通信部と、
画像処理に係るジョブを実行する画像処理部と、
実行された1以上のジョブに係る設定をそれぞれのジョブのジョブ履歴として格納する記憶部と、
制御部とを備え、
前記制御部は、
前記記憶部に格納された何れかのジョブ履歴を呼び出すためのジョブ履歴画面を、前記通信部を介して前記外部機器の画面に表示させ、
前記ジョブ履歴画面の1画面に少なくとも1つのジョブ履歴のすべての設定項目と各設定項目の設定値を表示させて、表示されたジョブ履歴を呼び出す操作を受け付けさせる画像処理装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記ジョブ履歴画面に何れか1つのジョブ履歴を表示させ、前記表示されたジョブ履歴を呼び出す操作を受け付ける操作オブジェクト、異なるジョブ履歴に表示を切り替える操作を受け付ける操作オブジェクトを表示させ前記通信部を介してそれらの操作を受け付けさせる請求項5に記載の画像処理装置。
【請求項7】
画像処理装置の制御部が、
操作部または通信を介した外部機器を用いて操作画面を表示させてユーザの操作を受け付けるステップと、
画像処理部を用いて画像処理に係るジョブを実行するステップと、
メモリを用いて、実行された1以上のジョブに係る設定をそれぞれのジョブのジョブ履歴として呼出し可能に格納するステップと、
前記メモリに格納された何れかのジョブ履歴を呼び出すためのジョブ履歴画面を前記操作部または通信を介した外部機器の画面に表示させるステップとを備え、
前記ジョブ履歴画面は、少なくとも1つのジョブ履歴のすべての設定項目と各設定項目の設定値を1画面に表示し、表示されたジョブ履歴を呼び出す操作を前記操作部に受け付けさせるジョブ履歴の呼び出し方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、実行されたジョブに係る設定をジョブ履歴として呼び出す機能を有する画像処理装置およびジョブ履歴の呼び出し方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
ネットワークスキャナ、プリンタやそれらの機能を備える複合機等の画像処理装置が知られている。近年は、ドットマトリックスディスプレイの画面上にソフトキーを表示してユーザの操作を受け付けるユーザインターフェースが多くの画像処理装置に用いられている。
そのような画像処理装置であって、複数のアプリケーション(ジョブともいう)を実行する画像処理装置において、アプリケーションに対する設定を容易にする以下のものが知られている。画像処理装置は、1以上の原稿の画像や1以上の頁からなる画像データを一纏まりの処理として扱い、その一纏まりの処理の単位がジョブと呼ばれる。
【0003】
実行されたジョブの設定内容と実行されたジョブにおいて利用された機能を示す情報とを対応付けて記憶手段に記憶し、呼び出す機能を有する画像処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のものは、記憶された設定内容と機能を示す情報を呼び出す第一のソフトキーを操作画面に表示する。第一のソフトキーには、それが呼び出す設定内容と呼び出す機能を示す情報に対応するアイコンを表示する。
記憶された設定内容と機能を示す情報を呼び出す操作画面に関して、さらに次のようなものが提案されている。表示が本来的な機能でない画像処理装置では、スペースやコストの制約により画面の大きさは限られており、画面に配置できるソフトキーの数は実用面で上限がある。そこで、一度に表示させるソフトキーの数に上限を設けるというものである(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-62886
特開2018-133091
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
実行されたジョブの設定内容(設定値)と機能(設定項目)を対応付けて記憶し呼び出す機能を、この明細書でジョブ履歴と呼ぶ。画像処理装置の機能が高度化するにつれて、ジョブ履歴に含まれる設定の項目数は増大する。設定項目の数が増えれば増えるほど、それらをユーザがその都度設定するのは煩雑であり、ジョブ履歴の有用性が高まる。
記憶手段に記憶されているジョブ履歴を表示する際に、ジョブ履歴の一覧性を重視すると、一度に画面に表示可能な情報に限りがあるため、各ジョブ履歴の設定項目はその一部しか表示できない場合がある。また、例えば、メール等の宛先情報が長い場合や宛先の数が多い場合はその一部しか表示できない場合がある。
【0006】
その場合、ユーザはジョブ履歴を呼び出す前に、その設定の全容を操作画面上で確認できず、呼び出した後で設定の詳細を確認しなければならない。それは、ユーザにとって煩雑な操作となって、ジョブ履歴の有用性を減殺することになりかねない。
本開示は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、ジョブ履歴を呼び出す前にその設定の全容をユーザが容易に確認できるようにし、ジョブ履歴の有用性を担保する手法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、操作画面を表示しユーザの操作を受け付ける操作部と、画像処理に係るジョブを実行する画像処理部と、実行された1以上のジョブに係る設定をそれぞれのジョブのジョブ履歴として格納する記憶部と、制御部とを備え、前記制御部は、前記記憶部に格納された何れかのジョブ履歴を呼び出すためのジョブ履歴画面を前記操作部に表示させ、前記ジョブ履歴画面の1画面に少なくとも1つのジョブ履歴のすべての設定項目と各設定項目の設定値を表示させて、表示されたジョブ履歴を呼び出す操作を前記操作部に受け付けさせる画像処理装置を提供する。
【0008】
さらに、本開示は、画面を表示しユーザの操作を受け付け可能な外部機器と通信する通信部と、画像処理に係るジョブを実行する画像処理部と、実行された1以上のジョブに係る設定をそれぞれのジョブのジョブ履歴として格納する記憶部と、制御部とを備え、前記制御部は、前記記憶部に格納された何れかのジョブ履歴を呼び出すためのジョブ履歴画面を、前記通信部を介して前記外部機器の画面に表示させ、前記ジョブ履歴画面の1画面に少なくとも1つのジョブ履歴のすべての設定項目と各設定項目の設定値を表示させて、表示されたジョブ履歴を呼び出す操作を受け付けさせる画像処理装置を提供する。
【0009】
また、異なる観点から本開示は、画像処理装置の制御部が、操作部または通信を介した外部機器を用いて操作画面を表示させてユーザの操作を受け付けるステップと、画像処理部を用いて画像処理に係るジョブを実行するステップと、メモリを用いて、実行された1以上のジョブに係る設定をそれぞれのジョブのジョブ履歴として呼出し可能に格納するステップと、前記メモリに格納された何れかのジョブ履歴を呼び出すためのジョブ履歴画面を前記操作部または通信を介した外部機器の画面に表示させるステップとを備え、前記ジョブ履歴画面は、少なくとも1つのジョブ履歴のすべての設定項目と各設定項目の設定値を1画面に表示し、表示されたジョブ履歴を呼び出す操作を前記操作部に受け付けさせるジョブ履歴の呼び出し方法を提供する。
【発明の効果】
【0010】
本開示による画像処理装置において、ユーザはジョブ履歴を呼び出す前にその設定の全容を容易に確認できる。
本開示によるジョブ履歴の呼び出し方法も同様の作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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