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公開番号2024090192
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022205915
出願日2022-12-22
発明の名称バックライト装置、及び表示装置
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類F21S 2/00 20160101AFI20240627BHJP(照明)
要約【課題】表示パネルの画面端部における色ムラを低減することが可能なバックライト装置を提供する。
【解決手段】表示パネル(201)の背面に光を照射するバックライト装置(202)であって、LED光源(262)が配置された、反射性を有する基板(261)と、基板(261)を取り囲む反射性を有する側壁(242)を含むシャーシ(204)と、を備え、側壁(242)と基板(261)との境界に沿って光の反射率が変化する反射領域(R1)を側壁(242)又は基板(261)に含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
表示装置の表示パネルの背面に光を照射するバックライト装置であって、
光源が配置された、反射性を有する基板と、
前記基板を取り囲む反射性を有する側壁を含むシャーシと、を備え、
前記側壁と前記基板との境界に沿って光の反射率が変化する反射領域を前記側壁又は前記基板に含む、バックライト装置。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記反射領域は、前記側壁から前記基板の方向に向かって不均一な長さで延在する、前記基板とは異なる反射率を有する反射部を含む、請求項1に記載のバックライト装置。
【請求項3】
前記反射領域は、前記境界に沿って前記側壁に設けられた、反射率を低減する低減要素を含む、請求項1または2に記載のバックライト装置。
【請求項4】
前記低減要素は、複数の黒色領域、又は、複数の非反射性領域である、請求項3に記載のバックライト装置。
【請求項5】
前記光源は、複数の発光素子を含み、
前記低減要素は、前記複数の発光素子それぞれに対応する位置、又は、前記側壁のうち、隣り合う2つの側壁の境界に沿った位置に設けられる、請求項4に記載のバックライト装置。
【請求項6】
前記低減要素は、前記境界上に設けられた、切欠き状の非反射性領域である、請求項3に記載のバックライト装置。
【請求項7】
前記側壁は、側壁面上の反射率が変化する、請求項1に記載のバックライト装置。
【請求項8】
前記側壁は、前記表示パネル側の方が前記基板側よりも反射率が低い、請求項7に記載のバックライト装置。
【請求項9】
画像を表示する表示部を含む表示パネルと、
光源が配置され、かつ、前記表示パネルの背面に位置する、反射性を有する基板と、
前記基板を取り囲む反射性を有する側壁を含むシャーシと、を備え、
前記側壁と前記基板との境界に沿って光の反射率が変化する反射領域を前記側壁又は前記基板に含む、表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、バックライト装置、及び表示装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、広色域化を実現する技術として、青色LEDと蛍光体シートとを組み合わせることによって白色光を得るという技術が注目されている(例えば、特許文献1)。この技術で採用される蛍光体シートは、白色光が得られるよう青色LEDから発せられた光の波長を変換する波長変換シートとして機能する。これを実現するために、蛍光体シートには、青色LEDから発せられた光によって励起されて発光する蛍光体(蛍光色素)が含有されている。用いられる蛍光体シートの具体例としては、黄色蛍光体を含む蛍光体シートや、緑色蛍光体および赤色蛍光体を含む蛍光体シートが挙げられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-118169号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の照明装置は、第1面を有する基板と、基板の第1面に設けられ、光を出射する少なくとも一つの光源と、基板の第1面に対向して配置され、光源から出射された光の少なくとも一部の波長を、光源から出射された光と同系色とは異なる色の波長に変換する波長変換部材と、を備え、基板は、基板の少なくとも一部であり、且つ第1面の少なくとも一部を含み、同系色を呈する第1呈色部を含む。
【0005】
特許文献1の照明装置では、基板に形成された光反射層に塗布される白色の顔料等の高反射材料を含む塗料又はレジスト材料と側方呈色部(例えば反射シート)とで反射率が異なる。そのため、側方呈色部で反射した光が表示装置の表示パネルの中央側と端部側との境界位置において色ムラとして視認される可能性があり、特許文献1に記載の照明装置は、この点において改善の余地が残されている。
【0006】
本発明の一態様は、表示パネルの画面端部における色ムラを低減することが可能なバックライト装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、表示装置の表示パネルの背面に光を照射するバックライト装置であって、光源が配置された、反射性を有する基板と、前記基板を取り囲む反射性を有する側壁を含むシャーシと、を備え、前記側壁と前記基板との境界に沿って光の反射率が変化する反射領域を前記側壁又は前記基板に含む。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一態様によれば、本開示に係るバックライト装置等は、表示パネルの画面端部における色ムラを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示に係るバックライト及び表示装置を備えるテレビジョン受信機の外観の概略構成を示す図である。
本開示に係る表示装置の一例を模式的に示す断面図である。
前方から見た光源装置を模式的に示す図である。
本開示に係る反射部を説明するための図である。
本開示の一態様に係る反射部を説明するための上面図である。
本開示に係る反射シートの変形例を説明するための図である。
本開示に係る反射率低減要素を説明するための図である。
本開示に係る反射率低減要素を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の一態様に係るバックライト及び表示装置について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明では、図中に矢印で示す、前、後、左、右、上、及び下のそれぞれの向きを使用する。図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、本開示は、後述する実施形態の構成に限定されるものではなく、本開示の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる構成等の範囲内で変更できる。
(【0011】以降は省略されています)

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