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公開番号2024090298
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022206102
出願日2022-12-23
発明の名称音声入力装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類H03F 1/26 20060101AFI20240627BHJP(基本電子回路)
要約【課題】ノイズを低減させてノイズの出力を抑制することができる音声入力装置を提供する。
【解決手段】音声入力装置は、外部から入力された音声信号を出力する信号端子、およびグランドに接続されるグランド端子を有する音声端子と、第1入力端子および第2入力端子を有する差動増幅回路と、信号端子と第1入力端子とを接続する第1回路と、グランド端子と第2入力端子と接続する第2回路と、を備え、第2回路は第1プルダウン抵抗器を介してグランドに接続される。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項1】
外部から入力された音声信号を出力する信号端子、およびグランドに接続されるグランド端子を有する音声端子と、
第1入力端子および第2入力端子を有する差動増幅回路と、
前記信号端子と前記第1入力端子とを接続する第1回路と、
前記グランド端子と前記第2入力端子と接続する第2回路と、を備え、
前記第2回路は第1プルダウン抵抗器を介してグランドに接続される、音声入力装置。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記第1回路において前記第1入力端子の前段に設けられた第1信号レベル調整用抵抗器と、
前記第2回路において前記第2入力端子の前段に設けられた第2信号レベル調整用抵抗器と、を備え、
前記第1信号レベル調整用抵抗器と前記第2信号レベル調整用抵抗器とは同じ抵抗値となる、請求項1に記載の音声入力装置。
【請求項3】
前記第1回路は、第2プルダウン抵抗器を介してグランドに接続される、請求項1または2に記載の音声入力装置。
【請求項4】
前記差動増幅回路は、前記第1入力端子に入力される前記音声信号に重畳するノイズと、前記第2入力端子に入力されるノイズとを除去する、請求項1または2に記載の音声入力装置。
【請求項5】
第1入力方式により前記音声信号が入力される際に第1信号を出力し、第2入力方式により前記音声信号が入力される際に第2信号を出力する制御回路と、
前記制御回路から出力された前記第1信号に応じてOFF状態からON状態に切り替わることにより電流が流れる第1スイッチと、
前記第1回路と前記第2回路とを第1入力レベル調整用抵抗器を介して接続するとともに、前記第1スイッチがON状態のときに流れる電流に応じて、OFF状態からON状態に切り替え、前記第1回路と前記第2回路とを導通させる第2スイッチと、
前記制御回路から出力された前記第2信号に応じてOFF状態からON状態に切り替わることにより電流が流れる第3スイッチと、
前記第1回路と前記第2回路とを第2入力レベル調整用抵抗器を介して接続するとともに、前記第3スイッチがON状態のときに流れる電流に応じて、OFF状態からON状態に切り替え、前記第1回路19と前記第2回路20とを導通させる第4スイッチと、を備える、請求項4に記載の音声入力装置。
【請求項6】
前記第1入力レベル調整用抵抗器の抵抗値は、前記第1入力方式により入力された前記音声信号の入力レベルが適正値となるように設定されており、
前記第2入力レベル調整用抵抗器の抵抗値は、前記第2入力方式により入力された前記音声信号の入力レベルが適正値となるように設定されている、請求項5に記載の音声入力装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、音声入力装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1では、入力された音声信号を増幅してスピーカに出力する増幅装置(音声入力装置)が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-17657号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された増幅装置では、信号検出回路が所定音量以上の音声信号を検出していない場合、制御回路が交流電源との間に接続されたスイッチをオフにして、バッテリーからの電圧を供給するように構成されている。この構成により、所定音量以上の音声信号を検出していない場合、ハムノイズが音声として出力されないようにすることができる。
【0005】
しかしながら特許文献1に開示された増幅装置は、ハムノイズそのものを低減させるものではない。
【0006】
本開示の目的は、ノイズを低減させてノイズの出力を抑制することができる音声入力装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る音声入力装置は、外部から入力された音声信号を出力する信号端子、およびグランドに接続されるグランド端子を有する音声端子と、第1入力端子および第2入力端子を有する差動増幅回路と、前記信号端子と前記第1入力端子とを接続する第1回路と、前記グランド端子と前記第2入力端子と接続する第2回路と、を備え、前記第2回路は第1プルダウン抵抗器を介してグランドに接続される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の第1実施形態に係る音声再生システムの要部構成の一例を示すブロック図である。
図1に示す音声再生システムが含む無線送信機および電気音響変換器の一例を示す斜視図である。
図1に示す音声再生システムが備える無線送信機の要部構成の一例を示すブロック図である。
図3に示す無線送信機が含む音声入力部の要部構成の一例を示す回路図である。
本開示の第1実施形態の変形例に係る無線送信機が含む音声入力部の要部構成の一例を示す回路図である。
本開示の第2実施形態に係る無線送信機が含む音声入力部の要部構成の一例を示す回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下ではすべての図を通じて同一または相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。また、以下に説明する実施形態は、本開示の一例に過ぎず、本開示は、実施形態に限定されない。この実施形態以外であっても、本開示の技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
【0010】
(第1実施形態)
(音声再生システム)
本開示の第1実施形態に係る音声再生システム100について図1、図2を参照して説明する。図1は、本開示の第1実施形態に係る音声再生システム100の要部構成の一例を示すブロック図である。図2は、図1に示す音声再生システム100が含む無線送信機2および電気音響変換器3の一例を示す斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)

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