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公開番号2024090029
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022205657
出願日2022-12-22
発明の名称画像読取装置
出願人理想科学工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 1/04 20060101AFI20240627BHJP(電気通信技術)
要約【課題】制御の複雑化を抑えつつ、原稿のサイズを判定できないことを低減できる画像読取装置を提供する。
【解決手段】原稿台カバー3は、原稿台11に対して開閉可能に回動し、回動半径方向の途中で原稿台側11へ屈曲可能である。原稿有無センサ14A,14Bは、原稿台11上の原稿の有無を検出する。判定部は、原稿台カバー3が閉じられる際に角度θaまで閉じた時点、および角度θaより小さい角度θbまで閉じた時点における原稿有無センサ14A,14Bの検出結果を用いて、原稿のサイズを判定する。判定部は、原稿台カバー3が角度θaまで閉じた後、角度θbまでは閉じない場合には、原稿台カバー3の開閉端側部分3bが原稿台11に覆い被さるように原稿台カバー3を屈曲させ、原稿台カバー3が角度θaまで閉じた時点、および原稿台カバー3が屈曲した状態における原稿有無センサ14A,14Bの検出結果を用いて、原稿のサイズを判定する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
原稿台と、
前記原稿台に対して開閉可能に回動し、回動半径方向の途中で前記原稿台側へ屈曲可能な原稿台カバーと、
前記原稿台上の原稿の有無を検出するための検出部と、
前記原稿台カバーが閉じられる際に第1角度まで閉じた時点、および前記第1角度より小さい第2角度まで閉じた時点における前記検出部の検出結果を用いて、原稿のサイズを判定する判定部とを備え、
前記判定部は、前記原稿台カバーが前記第1角度まで閉じた後、前記第2角度までは閉じない場合には、前記原稿台カバーの屈曲する位置より開放端側が前記原稿台に覆い被さるように前記原稿台カバーを屈曲させ、前記原稿台カバーが前記第1角度まで閉じた時点、および前記原稿台カバーが屈曲した状態における前記検出部の検出結果を用いて、原稿のサイズを判定することを特徴とする画像読取装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記判定部は、前記原稿台カバーが前記第1角度まで閉じない場合には、前記原稿台カバーの屈曲する位置より開放端側が前記原稿台に覆い被さるように前記原稿台カバーを屈曲させ、前記原稿台カバーが屈曲した状態における前記検出部による2回の検出結果を用いて、原稿のサイズを判定することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項3】
原稿台と、
前記原稿台に対して開閉可能に回動し、回動半径方向の途中で前記原稿台側へ屈曲可能な原稿台カバーと、
前記原稿台上の原稿の有無を検出するための検出部と、
前記原稿台カバーが閉じられる際に第1角度まで閉じた時点、および前記第1角度より小さい第2角度まで閉じた時点における前記検出部の検出結果を用いて、原稿のサイズを判定する判定部とを備え、
前記判定部は、前記原稿台カバーが前記第1角度まで閉じない場合には、前記原稿台カバーの屈曲する位置より開放端側が前記原稿台に覆い被さるように前記原稿台カバーを屈曲させ、前記原稿台カバーが屈曲した状態における前記検出部による2回の検出結果を用いて、原稿のサイズを判定することを特徴とする画像読取装置。
【請求項4】
原稿台と、
前記原稿台に対して開閉可能に回動し、回動半径方向の途中で前記原稿台側へ屈曲可能な原稿台カバーと、
前記原稿台上の原稿の有無を検出するための検出部と、
前記原稿台カバーが閉じられる際に第1角度まで閉じた時点、および前記第1角度より小さい第2角度まで閉じた時点における前記検出部の検出結果を用いて、原稿のサイズを判定する判定部とを備え、
前記原稿台カバーの回動軸が上下方向にスライド可能であり、
前記判定部は、前記原稿台カバーが閉じられる際の前記回動軸の上方向へのスライド量が規定量に達した場合には、前記原稿台カバーの屈曲する位置より開放端側が前記原稿台に覆い被さるように前記原稿台カバーを屈曲させ、前記原稿台カバーが屈曲した状態における前記検出部による2回の検出結果を用いて、原稿のサイズを判定することを特徴とする画像読取装置。
【請求項5】
前記判定部は、前記原稿台カバーが屈曲した状態における前記検出部による1回目の検出結果と、2回目の検出結果とを、規定時間を空けて取得することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の画像読取装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像読取装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
原稿台に載置された原稿を光学的に読み取る画像読取装置が知られている。
【0003】
また、このような画像読取装置において、原稿台カバーが閉じられる際の開閉角度が異なる2つのタイミングで、所定の位置に配置されたセンサの検出結果(オン、オフ)を取得し、2回の検出結果を用いて原稿のサイズを判定する方法が知られている(特許文献1参照)。
【0004】
この方法は、非原稿部では原稿台カバーの開閉角度の変化に応じて、センサにおける光源が発した光の原稿台カバーからの反射光の受光量が変化する一方で、原稿からの反射光の受光量は変化しないことを利用して、上述の2回の検出結果を用いて原稿のサイズを判定する方法である。
【0005】
すなわち、この方法では、上述の2回の検出結果が一致する場合には、センサの位置に原稿があると判断し、一致しない場合には、センサの位置に原稿はないと判断する。そして、センサの位置における原稿の有無から原稿のサイズを判定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平3-1127号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述のような画像読取装置において、読取対象がブック原稿(本)のような分厚い原稿である場合、原稿台カバーを十分に閉じられないことがある。このため、上述した方法で原稿のサイズを判定する際に、2つのタイミングの少なくともいずれかにおいてセンサの検出結果が得られないことがある。この結果、原稿のサイズを判定できず、ユーザが原稿のサイズを手入力しなければならなくなることがある。
【0008】
センサによる原稿の有無を検出する原稿台カバーの角度(検出を行う回数)を増やすことで、ブック原稿のような分厚い原稿のサイズを判定できないことを低減することが可能である。しかし、この場合、制御の複雑化を招く。
【0009】
本発明は上記に鑑みてなされたもので、制御の複雑化を抑えつつ、原稿のサイズを判定できないことを低減できる画像読取装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一態様によれば、原稿台と、前記原稿台に対して開閉可能に回動し、回動半径方向の途中で前記原稿台側へ屈曲可能な原稿台カバーと、前記原稿台上の原稿の有無を検出するための検出部と、前記原稿台カバーが閉じられる際に第1角度まで閉じた時点、および前記第1角度より小さい第2角度まで閉じた時点における前記検出部の検出結果を用いて、原稿のサイズを判定する判定部とを備え、前記判定部は、前記原稿台カバーが前記第1角度まで閉じた後、前記第2角度までは閉じない場合には、前記原稿台カバーの屈曲する位置より開放端側が前記原稿台に覆い被さるように前記原稿台カバーを屈曲させ、前記原稿台カバーが前記第1角度まで閉じた時点、および前記原稿台カバーが屈曲した状態における前記検出部の検出結果を用いて、原稿のサイズを判定することを特徴とする画像読取装置が提供される。
(【0011】以降は省略されています)

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