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公開番号2024089616
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-03
出願番号2023142622
出願日2023-09-03
発明の名称ハンガー
出願人個人
代理人個人
主分類D06F 57/00 20060101AFI20240626BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】簡易な構造で風による物干し竿からの脱落を抑制することができ、かつ、物干し竿に対する作業性が良好であるハンガーを提供すること。
【解決手段】ハンガー1は、本体部2と、本体部2に連結されたフック部3とを備える。フック部3は、上下方向に延びる軸部31と、軸部31と前後方向に間隔を設けて左右方向に延びる先端部32と、軸部31の上端部311と先端部32の左端部321とを繋ぐ中間部33とを有し、前後方向から見た場合に4の字形状を呈する。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
本体部と、
前記本体部に連結されたフック部と、を備え、
前記フック部は、上下方向に延びる軸部と、前記軸部と前後方向に間隔を設けて左右方向に延びる先端部と、前記軸部の上端部と前記先端部の一端部とを繋ぐ中間部と、を有し、前後方向から見た場合に4の字形状を呈する、
ハンガー。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記フック部は、前記軸部から突出するように設けられた軸引掛部をさらに有する、請求項1に記載のハンガー。
【請求項3】
前記フック部は、前記先端部の他端部から延設された先端引掛部をさらに有する、請求項1又は2に記載のハンガー。
【請求項4】
前記本体部は、前記フック部の前記軸部から左斜め下方に延びる左肩部と、前記フック部の前記軸部から右斜め下方に延びる右肩部と、前記左肩部及び前記右肩部の外端部同士を繋いで左右方向に延びる連結部と、を有し、前記左肩部及び前記右肩部の一方が斜め前方に延び、他方が斜め後方に延びる、請求項1に記載のハンガー。
【請求項5】
前記本体部における前記左肩部及び前記右肩部の一方の内端部は、他方の内端部に対して着脱可能に構成されている、請求項4に記載のハンガー。
【請求項6】
前記本体部は、円環状又は楕円環状に形成され、前記フック部の前記軸部に連結された環状部を有する、請求項1に記載のハンガー。
【請求項7】
前記フック部の前記軸部に直交する平面に対して、前記本体部の前記環状部を含む平面が傾斜している、請求項6に記載のハンガー。
【請求項8】
前記本体部の前記環状部は、線材を環状となるように形成し、前記環状部の一端部は、前記フック部の前記軸部の下端部に連結され、前記環状部の他端部は、前記環状部の一端部に対して着脱可能に構成されている、請求項6又は7に記載のハンガー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ハンガーに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、洗濯した衣類等を掛けて物干し竿に吊り下げるハンガーが知られている。ハンガーには、物干し竿に吊り下げる部分であるフックが設けられている。洗濯した衣類等を掛けたハンガーを物干し竿に吊り下げている時に風に煽られると、物干し竿からハンガーのフックが外れ、ハンガーが脱落して洗濯した衣類等が汚れてしまうことがある。そのため、例えば、特許文献1には、2つのフックを有する脱落防止機構を備えたハンガーが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5779732号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1のハンガーは、2つのフックを有するため、風による脱落を防止するための構造が非常に複雑である。また、フックの部分が複雑な構造であることから、ハンガーを物干し竿に吊るしたり、物干し竿から取り外したりする作業が非常に煩雑となる。
【0005】
本発明は、簡易な構造で風による物干し竿からの脱落を抑制することができ、かつ、物干し竿に対する作業性が良好であるハンガーを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一の態様であるハンガーは、本体部と、本体部に連結されたフック部と、を備えている。フック部は、上下方向に延びる軸部と、軸部と前後方向に間隔を設けて左右方向に延びる先端部と、軸部の上端部と先端部の一端部とを繋ぐ中間部と、を有し、前後方向から見た場合に4の字形状を呈する。
【0007】
上記ハンガーによれば、フック部は、軸部と先端部と中間部とによって構成され、前後方向から見た場合に4の字形状を呈する。そして、フック部の軸部と中間部と先端部とによって囲まれた空間に物干し竿を通し、軸部と中間部とによってハンガーを物干し竿に吊り下げることができる。
【0008】
そのため、ハンガーを物干し竿に吊り下げているときに風で煽られたとしても、ハンガーのフック部が物干し竿から外れることを抑制できる。特に、下方向からの風に煽られたとしても、フック部の先端部が物干し竿に接触することで、フック部が物干し竿から外れることを抑制できる。これにより、簡易な構造でありながら、風によって物干し竿に吊り下げたハンガーが脱落することを抑制できる。
【0009】
また、フック部の軸部と先端部との間には、前後方向に間隔が設けられている。そのため、フック部の軸部と先端部との間に設けられた空間を介して、フック部を物干し竿に引っ掛けたり、物干し竿から取り外したりすることができる。これにより、ハンガーを物干し竿に吊り下げたり、物干し竿から取り外したりする作業が容易となる。
【0010】
上記ハンガーにおいて、フック部は、軸部から突出するように設けられた軸引掛部をさらに有していてもよい。この場合には、本体部に掛けにくい形状の衣類等の一部を軸引掛部に引っ掛けることができる。これにより、本体部に掛けにくい形状の衣類等であっても、本体部からの脱落を抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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