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公開番号2024089478
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-03
出願番号2022204868
出願日2022-12-21
発明の名称車両用表示制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G08G 1/16 20060101AFI20240626BHJP(信号)
要約【課題】乗員の視線に関する情報及び首振りに関する情報の少なくとも一方に基づいて表示部を適切に制御できる車両用表示制御装置を提供する。
【解決手段】車両の乗員の頭部に装着されるウェアラブル端末に設けられ、ウェアラブル端末が頭部に装着されたときに乗員の目の直前に位置し且つ複数種類のオブジェクト画像を表示可能な表示部32を制御する制御部を備え、制御部が、乗員の視線に関する情報及び乗員の首振りに関する情報の少なくとも一方に基づいて、所定のオブジェクト画像である特定オブジェクト画像OP1、OP2を表示部に表示させるか否かを決定する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車両の乗員の頭部に装着されるウェアラブル端末に設けられ、前記ウェアラブル端末が前記頭部に装着されたときに前記乗員の目の直前に位置し且つ複数種類のオブジェクト画像を表示可能な表示部を制御する制御部を備え、
前記制御部が、
前記乗員の視線に関する情報及び前記乗員の首振りに関する情報の少なくとも一方に基づいて、所定の前記オブジェクト画像である特定オブジェクト画像を前記表示部に表示させるか否かを決定する車両用表示制御装置。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記乗員が前記表示部に表示され且つ前記特定オブジェクト画像に含まれる第1特定オブジェクト画像を視認していないと前記制御部が判定したとき、前記制御部が、前記表示部から前記第1特定オブジェクト画像を消去する請求項1に記載の車両用表示制御装置。
【請求項3】
前記車両の周辺に位置する所定の対象物を前記乗員が視認していると前記制御部が判定したとき、前記制御部が、前記表示部に表示され且つ前記特定オブジェクト画像に含まれる第1特定オブジェクト画像を前記表示部から消去する請求項1又は請求項2に記載の車両用表示制御装置。
【請求項4】
前記乗員が前記表示部に表示され且つ前記特定オブジェクト画像に含まれる第2特定オブジェクト画像を視認しているか否かに拘わらず、前記制御部が、前記表示部に前記第2特定オブジェクト画像を表示させ続ける請求項1又は請求項2に記載の車両用表示制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は車両用表示制御装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、車両の乗員の頭部に装着されるウェアラブル端末が開示されている。このウェアラブル端末は、頭部に装着されたときに乗員の目の直前に位置し且つ複数種類のオブジェクト画像を表示可能な表示部を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-125188号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1は、乗員の視線に関する情報及び首振りに関する情報の少なくとも一方に基づいて表示部を適切に制御することに関して改善の余地がある。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、乗員の視線に関する情報及び首振りに関する情報の少なくとも一方に基づいて表示部を適切に制御できる車両用表示制御装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の車両用表示制御装置は、車両の乗員の頭部に装着されるウェアラブル端末に設けられ、前記ウェアラブル端末が前記頭部に装着されたときに前記乗員の目の直前に位置し且つ複数種類のオブジェクト画像を表示可能な表示部を制御する制御部を備え、前記制御部が、前記乗員の視線に関する情報 及び前記乗員の首振りに関す る情報の少なくとも一方に基づいて、所定の前記オブジェクト画像である特定オブジ ェクト画像を前記表示部に表示させるか否かを決定する。
【0007】
請求項1に記載の車両用表示制御装置の制御部は、ウェアラブル端末に設けられた、複数種類のオブジェクト画像を表示可能な表示部を制御する。さらに制御部が、乗員の視線に関する情報及び乗員の首振りに関する情報の少なくとも一方に基づいて、所定のオブジェクト画像である特定オブジェクト画像を表示部に表示させるか否かを決定する。そのため請求項1の車両用表示制御装置は、乗員の視線に関する情報及び首振りに関する情報の少なくとも一方に基づいて表示部を適切に制御できる。
【発明の効果】
【0008】
以上説明したように、本発明に係る車両用表示制御装置は、乗員の視線に関する情報及び首振りに関する情報の少なくとも一方に基づいて表示部を適切に制御できる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る車両用表示制御装置が適用された車両の内部を示す模式的な側面図である。
車両のECU及びARグラスのハードウェア構成の制御ブロック図である。
ARグラスのハードウェア構成の機能ブロック図である。
乗員によって視認される視認対象を表す図である。
乗員によって視認される視認対象を表す図である。
乗員によって視認される視認対象を表す図である。
オブジェクト画像の拡大図である。
ARグラスのCPUが実行する処理を表すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る車両用表示制御装置の実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。実施形態の車両用表示制御装置100(以下、制御装置100)は、車両10及びARグラス(ウェアラブル端末)30に適用される。なお、各図中に適宜示される矢印FRは車両前後方向の前側である車両前方を示し、矢印UPは車両上下方向の上側である車両上方を示し、矢印LHは車両左右方向(車両幅方向)の左側である車両左方を示す。
(【0011】以降は省略されています)

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