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公開番号2024089446
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-03
出願番号2022204812
出願日2022-12-21
発明の名称洗浄料
出願人株式会社 資生堂
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A61K 8/86 20060101AFI20240626BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】使用時における多くの特性が同時に改善された洗浄料の提供。
【解決手段】(A)1価アルコールと、(B)アルキル変性カルボキシビニルポリマーと、(C)シリコーン油、および/または、(D)高重合ポリエチレングリコールと、(E)水とを含む洗浄料であって、前記(A)成分の含有量が、前記洗浄料の総質量に対して、20質量%以上50質量%以下である洗浄料を用いる。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
(A)1価アルコールと、
(B)アルキル変性カルボキシビニルポリマーと、
(C)シリコーン油、および/または、(D)高重合ポリエチレングリコールと、
(E)水と、
を含む、洗浄料であって、
前記(A)成分の含有量が、前記洗浄料の総質量に対して、20質量%以上50質量%以下である、
洗浄料。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記(A)成分が、炭素数2~5のアルコールである、請求項1に記載の洗浄料。
【請求項3】
前記(B)成分が、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマーである、請求項1に記載の洗浄料。
【請求項4】
前記(C)成分が、揮発性シリコーン油および不揮発性シリコーン油を含む、請求項1に記載の洗浄料。
【請求項5】
前記(D)成分が、重量平均分子量が20000以上のポリエチレングリコールである、請求項1に記載の洗浄料。
【請求項6】
前記(B)成分の含有量が、前記洗浄料の総質量に対して、0.01質量%以上1質量%以下である、請求項1に記載の洗浄料。
【請求項7】
前記(C)成分の含有量が、前記洗浄料の総質量に対して、1質量%以上20質量%以下である、請求項1に記載の洗浄料。
【請求項8】
前記(D)成分の含有量が、前記洗浄料の総質量に対して、0.001質量%以上0.1質量%以下である、請求項1に記載の洗浄料。
【請求項9】
(F)界面活性剤をさらに含む、請求項1に記載の洗浄料。
【請求項10】
(G)保湿剤をさらに含む、請求項1に記載の洗浄料。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、洗浄料に関するものであり、特に皮膚洗浄料に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、皮膚に用いられるに用いられる洗浄料には、洗浄力に加えて、使用時における様々な特性が求められている。
【0003】
例えば、特許文献1では、メイク汚れに素早くなじみ、メイク落とし効果が高く、安定性にも優れる水中油型クレンジング化粧料(洗浄料)を提供するために、(A)50℃で液状のカルボン酸変性シリコーン、(B)油剤を化粧料の全質量に対して3~80質量%、(C)水、及び、(D)塩基性化合物を含み、(A)成分以外のイオン性界面活性剤の含有量が10質量%以下であるものが提案されている。このような洗浄料について、使用者はより優れた使用感を有することを求めており、さらなる使用感の改善の余地があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2020/208838号
【発明の概要】
【0005】
一般的に、洗浄料には用途に応じて目的とする特性を改善すると、その他の特性とのバランスが取りにくくなり、すべての特性を同時に満足することが難しい。そのため、依然として、そのようなバランスをとりながら、多くの特性を同時に改善した洗浄料が望まれている。特に、コットンを用いる拭き取り洗浄料においては、コットンの滑りや洗浄感が良好で、かつポンプ吐出でも垂れ落ちない特性が求められている。
【0006】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討を行った結果、洗浄料において1価アルコールと、アルキル変性カルボキシビニルポリマーと、シリコーン油および/または高重合ポリエチレングリコールとを配合することで、上記課題を解決できることを見出して、本発明を完成するに至った。
【0007】
本発明によれば、以下の発明が提供される。
[1] (A)1価アルコールと、
(B)アルキル変性カルボキシビニルポリマーと、
(C)シリコーン油、および/または、(D)高重合ポリエチレングリコールと、
(E)水と、
を含む、洗浄料であって、
前記(A)成分の含有量が、前記洗浄料の総質量に対して、20質量%以上50質量%以下である、
洗浄料。
[2] 前記(A)成分が、炭素数2~5のアルコールである、[1]に記載の洗浄料。
[3] 前記(B)成分が、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマーである、[1]または[2]に記載の洗浄料。
[4] 前記(C)成分が、揮発性シリコーン油および不揮発性シリコーン油を含む[1]~[3]のいずれかに記載の洗浄料。
[5] 前記(D)成分が、重量平均分子量が20000以上のポリエチレングリコールである、[1]~[4]のいずれかに記載の洗浄料。
[6] 前記(B)成分の含有量が、前記洗浄料の総質量に対して、0.01質量%以上1質量%以下である、[1]~[5]のいずれかに記載の洗浄料。
[7] 前記(C)成分の含有量が、前記洗浄料の総質量に対して、1質量%以上20質量%以下である、[1]~[6]のいずれかに記載の洗浄料。
[8] 前記(D)成分の含有量が、前記洗浄料の総質量に対して、0.001質量%以上0.1質量%以下である、[1]~[7]のいずれかに記載の洗浄料。
[9] (F)界面活性剤をさらに含む、[1]~[8]のいずれかに記載の洗浄料。
[10] (G)保湿剤をさらに含む、[1]~[9]のいずれかに記載の洗浄料。
[11] 皮膚洗浄料である、[1]~[10]のいずれかに記載の洗浄料。
[12] 拭き取り洗浄料である、[1]~[10]のいずれかに記載の洗浄料。
【0008】
本発明によれば、コットンでの拭き取り時におけるすっきり感、肌の柔らかさ、ぬるつきのなさ、およびコットンの滑りや洗浄感、並びに洗浄料のポンプ吐出性に優れた洗浄料が提供される。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[洗浄料]
本発明による洗浄料は、(A)1価アルコールと、(B)アルキル変性カルボキシビニルポリマーと、(C)シリコーン油および/または(D)高重合ポリエチレングリコールと、(E)水とを含むものである。さらに、本発明による洗浄料は、目的に応じて、(F)界面活性剤、(G)保湿剤、および他の成分をさらに含んでもよい。本発明による洗浄料は、コットンでの拭き取り時におけるすっきり感、肌の柔らかさ、ぬるつきのなさ、およびコットンの滑りや洗浄感、並びに洗浄料のポンプ吐出性に優れるものである。以下、本発明による洗浄料に含まれる各成分について詳細に説明する。
【0010】
((A)1価アルコール)
(A)1価アルコールは、好ましくは炭素数2~5のアルコールであり、より好ましくはエタノールおよびイソプロパノールである。1価アルコールは、1種単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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