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公開番号2024091064
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022207349
出願日2022-12-23
発明の名称角栓除去用組成物
出願人株式会社 資生堂
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A61K 8/46 20060101AFI20240627BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】角栓除去効果および使用感に優れた角栓除去要用組成物の提供。
【解決手段】 (A)式(a):
R1-NH-R2-SO3M (a)
(式中、
R1は、H、または炭素数1~3のアルキル基であり、
R2は、炭素数1~5のアルキレン基であり、
Mは、H、Na、またはKである)
で表される含硫アミノ酸化合物、および
(B)水
を含んでなり、25℃におけるpHが6~12である、角栓除去用組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
(A)式(a):


-NH-R

-SO

M (a)
(式中、


は、H、または炭素数1~3のアルキル基であり、


は、炭素数1~5のアルキレン基であり、
Mは、H、Na、またはKである)
で表される含硫アミノ酸化合物、および
(B)水
を含んでなり、25℃におけるpHが6~12である、角栓除去用組成物。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
(A)成分が、またはN-メチルタウリン酸カリウムである、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
(A)成分の含有率が、前記組成物の総質量を基準として0.1~30質量%である、請求項1または2に記載の組成物。
【請求項4】
25℃におけるpHが6.5~11である、請求項1または2に記載の組成物。
【請求項5】
(C)多価アルコールをさらに含んでなる、請求項1または2に記載の組成物。
【請求項6】
(C)成分の含有率が、前記組成物の総質量を基準として0.1~30質量%である、請求項5に記載の組成物。
【請求項7】
(D)界面活性剤をさらに含んでなる、請求項1または2に記載の組成物。
【請求項8】
非発泡性である、請求項1または2に記載の組成物。
【請求項9】
液状組成物である、請求項1または2に記載の組成物。
【請求項10】
皮膚洗浄料である、請求項1または2に記載の組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、洗浄料、特に毛穴に形成される角栓除去の効果が高い角栓除去用組成物に関するものである。さらに詳しくは、角栓に作用して崩壊させ、毛穴内から除去することで皮膚を清浄にする組成物に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
洗顔等に用いられる洗浄料には、各種の界面活性剤等が配合されており、それを皮膚に適用することで皮膚表面の汚れや油脂を皮膚から除去する作用を有している。このとき、皮膚表面の汚れや油脂は、洗浄料によって溶解されたり、あるいは物理的なスクラブなどによって剥離されたりすることで除去される。
【0003】
しかしながら、皮膚表面ではなく毛穴中に内包された角栓は、皮膚表面に露出している部分が少なく、また脂質とタンパク質がバームクーヘン様の層状構造を有しているために、一般的な洗浄料を用いて洗浄しただけでは完全に除去することが困難である。角栓除去を目的とした油性洗浄料も開発されているが、油性洗浄剤でも毛穴内の角栓を完全に溶解することは難しく、また使用後の後肌感も改良の余地があった。
【0004】
このため、角栓を物理的に吸引などによって除去することも行われているが、皮膚に対する刺激が強く、また手間がかかるという問題もある。また角栓除去用の毛穴パックも市販されているが、皮膚に対するダメージが少なくない上、パック除去後の肌が乾燥しやすいという課題もあった。
【0005】
このような観点から、角栓除去能力が高く、皮膚に対するダメージも小さく、また使用感にも優れた洗浄料が望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2018-177778号公報
特開2018-177781号公報
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みて、高い角栓除去効果を有し、使用感にも優れた角栓除去用組成物を提供するものである。
【0008】
本発明によれば、以下の発明が提供される。
[1]
(A)式(a):


-NH-R

-SO

M (a)
(式中、


は、H、または炭素数1~3のアルキル基であり、


は、炭素数1~5のアルキレン基であり、
Mは、H、Na、またはKである)
で表される含硫アミノ酸化合物、および
(B)水
を含んでなり、25℃におけるpHが6~12である、角栓除去用組成物。
[2]
(A)成分が、N-メチルタウリン酸ナトリウムまたはN-メチルタウリン酸カリウムである、[1]に記載の組成物。
[3]
(A)成分の含有率が、前記組成物の総質量を基準として0.1~30質量%である、[1]または[2]に記載の組成物。
[4]
25℃におけるpHが6.5~11である、[1]~[3]のいずれかに記載の組成物。
[5]
(C)多価アルコールをさらに含んでなる、[1]~[4]のいずれかに記載の組成物。
[6]
(C)成分の含有率が、前記組成物の総質量を基準として0.1~30質量%である、[5]に記載の組成物。
[7]
(D)界面活性剤をさらに含んでなる、[1]~[6]のいずれかに記載の組成物。
[8]
非発泡性である、[1]~[7]のいずれかに記載の組成物。
[9]
液状組成物である、[1]~[8]のいずれかに記載の組成物。
[10]
皮膚洗浄料である、[1]~[9]のいずれかに記載の組成物。
【0009】
本発明によれば、角栓除去能力が高く、また洗いあがりの後肌のなめらか感を与えることができる角栓除去用組成物が提供される。
【発明の具体的説明】
【0010】
[角栓除去用組成物]
本発明による角栓除去用組成物は、
(A)特定の含硫アミノ酸化合物、および
(B)水
を必須成分として含んでなるものである。以下、これらの各成分について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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