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公開番号2024092851
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2022209046
出願日2022-12-26
発明の名称顔分析方法、顔分析装置、およびプログラム
出願人株式会社 資生堂,国立大学法人大阪大学
代理人個人,個人
主分類G06T 7/00 20170101AFI20240701BHJP(計算;計数)
要約【課題】顔の分析の精度を向上させる。
【解決手段】本発明の一実施形態である方法は、顔の3次元形状情報および色情報を取得することと、取得した前記3次元形状情報および前記色情報を用いて、前記顔の3次元形状および色から生成された顔3次元モデルを、顔の形態的特徴を利用して同一頂点数のメッシュが貼られた、相同性が確保されたメッシュデータへと変換することと、前記メッシュデータ上の座標情報と色情報基づいて、前記顔を分析することと、を含む。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
顔の3次元形状情報および色情報を取得することと、
取得した前記3次元形状情報および前記色情報を用いて、前記顔の3次元形状および色から生成された顔3次元モデルを、顔の形態的特徴を利用して同一頂点数のメッシュが貼られた、相同性が確保されたメッシュデータへと変換することと、
前記メッシュデータ上の座標情報と色情報に基づいて、前記顔を分析することと
を含む方法。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記3次元形状情報は、前記顔の各点のx座標、y座標、z座標の値であり、前記色情報は、前記各点におけるRGBの値またはCMYKの値である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記分析は、
複数の者の前記相同性が確保されたメッシュデータにおける3次元形状に対して主成分分析を実施し、
前記複数の者の前記相同性が確保されたメッシュデータにおける色に対して主成分分析を実施し、
前記3次元形状の主成分と前記色の主成分を用いた多変量解析を実施することである、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記分析は、前記3次元形状と前記色の多変量解析を実施することである、請求項1または2に記載の方法。
【請求項5】
前記3次元形状の主成分と前記色の主成分を用いた正準相関分析を実施し、前記3次元形状と前記色の関係を分析する、請求項1または2に記載の方法。
【請求項6】
前記3次元形状と前記色を用いた正準相関分析を実施し、前記3次元形状と前記色の関係を分析する、請求項1または2に記載の方法。
【請求項7】
顔の3次元形状情報および色情報およびメイクアップアーティストによる印象評価に基づいて、被験者の顔の印象を推定する数理モデルを作成することをさらに含む、請求項1または2に記載の方法。
【請求項8】
顔の3次元形状情報および色情報およびメイクアップアーティストによる見た目年齢評価に基づいて、被験者の顔の見た目年齢を推定する数理モデルを作成することをさらに含む、請求項1または2に記載の方法。
【請求項9】
被験者の顔の3次元形状情報および色情報に基づいて、前記数理モデルを用いて前記被験者の顔の印象を推定することをさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項10】
被験者の顔の3次元形状情報および色情報に基づいて、前記数理モデルを用いて前記被験者の顔の見た目年齢を推定することをさらに含む、請求項8に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、顔分析方法、顔分析装置、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、人間の顔の形状に基づいて当該顔を分析することが知られている。例えば、特許文献1では、複数人の母集団の顔表面の三次元形状から生成した相同モデルを用いて、被験者の顔表面の形状を表す顔形状情報から、被験者の顔の造作の印象傾向の度合いを求めて、被験者の顔の印象を分析している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5231685号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、人間の顔を特徴づけるものは顔の形状だけではないため、より高精度に顔を分析できることが求められていた。
【0005】
そこで、本発明では、顔の分析の精度を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態である方法は、顔の3次元形状情報および色情報を取得することと、取得した前記3次元形状情報および前記色情報を用いて、前記顔の3次元形状および色から生成された顔3次元モデルを、顔の形態的特徴を利用して同一頂点数のメッシュが貼られた、相同性が確保されたメッシュデータへと変換することと、前記メッシュデータ上の座標情報と色情報に基づいて、前記顔を分析することと、を含む。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、顔の分析の精度を向上させることができる。また、顔の3次元形状と色の関係を把握して、新たな顔に関する分析を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る相同モデル化の手続きについて説明するための図である。
本発明の一実施形態に係る顔の3次元形状と色の関係について説明するための図である。
本発明の一実施形態に係る顔の3次元形状と色の関係について説明するための図である。
本発明の一実施形態に係る顔の3次元形状と色の関係について説明するための図である。
本発明の一実施形態に係る顔の3次元形状と色に基づく顔の分類について説明するための図である。
本発明の一実施形態に係る顔の3次元形状と色に基づく顔の分類について説明するための図である。
本発明の一実施形態に係る顔の3次元形状と色に基づく顔の分類について説明するための図である。
本発明の一実施形態に係る顔の3次元形状と色に基づく顔の分類について説明するための図である。
本発明の一実施形態に係る顔を分析する処理の全体の流れを示すフローチャートである。
本発明の一実施形態に係る顔の3次元形状と色の関係を分析する処理(第1の分析例)のフローチャートである。
本発明の一実施形態に係る被験者の顔の印象を推定する処理のフローチャートである。
本発明の一実施形態に係る被験者の顔の見た目年齢を推定する処理のフローチャートである。
本発明の一実施形態に係る顔を複数のクラスターに分類する処理(第2の分析例)のフローチャートである。
本発明の一実施形態に係る被験者の顔がいずれのクラスターに属するかを判断する処理のフローチャートである。
本発明の一実施形態に係る顔の3次元形状と色の年代間の差を分析する処理(第3の分析例)のフローチャートである。
本発明の一実施形態に係る全体の構成例である。
本発明の一実施形態に係る顔分析システムの機能ブロック図である。
本発明の一実施形態に係る顔分析装置のハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
【0010】
<用語の説明>
本明細書において、「相同モデル化(相同モデリングとも呼ばれる)」とは、各々の者の人体の形状を解剖学的な意味を有する同一の点の数および同一の位相幾何学構造(つまり、全ての者の間で共通の点の数および共通の位相幾何学構造)のポリゴン(多面体)で表現することをいう。そのため、人体特有の解剖学的な相同性を表現することができる。本発明の一実施形態では、相同モデル化により抽出された各頂点の3次元座標と、各頂点の色の情報と、を用いて顔を分析することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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