TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024086482
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022201637
出願日2022-12-16
発明の名称クロマメノキを含んでなる体質改善剤
出願人株式会社 資生堂
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A61K 36/45 20060101AFI20240620BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】体質を改善するための、クロマメノキを提供する。
【解決手段】体質を改善するための、クロマメノキ。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
体質を改善するための、クロマメノキを含んでなる組成物。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
体質の改善が、ほてりもしくはホットフラッシュの改善、または熟睡感もしくは寝起きの改善である、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
クロマメノキの乾燥重量が20~200mgである、請求項1または2に記載の組成物。
【請求項4】
経口用組成物である、請求項1または2に記載の組成物。
【請求項5】
クロマメノキを含んでなる、体質を改善するための組成物であって、アムラを含んでなる組成物と組み合わせて使用するための、組成物。
【請求項6】
アムラを含んでなる、体質を改善するための組成物であって、クロマメノキを含んでなる組成物と組み合わせて使用するための、組成物。
【請求項7】
クロマメノキおよびアムラを含んでなる、体質を改善するための組成物。
【請求項8】
体質の改善が、ほてりまたはホットフラッシュの改善、熟睡感または寝起きの改善、疲労回復、関節痛または腰痛の改善、顔のむくみの改善、筋肉痛の改善、目の疲れの改善、および頭皮のかゆみの改善からなる群から選択される1種以上である、請求項5~7のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項9】
クロマメノキの乾燥重量をCA、アムラの乾燥重量をCBとした場合、CA/CBが0.2~2になるように使用するための、請求項5~7のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項10】
経口用組成物である、請求項5~7のいずれか一項に記載の組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、クロマメノキを含んでなる体質改善剤に関する。
続きを表示(約 3,600 文字)【背景技術】
【0002】
働く人の多くは、疲労感やだるさ、慢性的な消化器系の不快感、睡眠不足等に悩まされており、特に女性は、特に更年期と呼ばれる時期では、これら症状に加え、手足の冷え、肌の不調等の症状が、日常的な悩みとなっており、特にほてりや熟眠感は、更年期の女性が悩まされることが多い症状である。
【0003】
このような日常的かつ慢性的な症状を総合的に緩和あるいは治療するため、漢方薬が服用されることが多いが、その効果は長期間服用することによって徐々に現れるため、症状のすばやい改善を求めることは困難である。
【0004】
一方、各症状に対し西洋医薬を服用することも可能ではあるが、予防薬として日常的に服用することは困難であり、長期間に服用した場合には副作用等による弊害が生じる危険性も考えられる。
【0005】
このため、日常的な疲労感等の症状に対して、すぐれた効果を有するとともに、継続的に適用することが可能な安全性の高い有効成分を配合した体質改善剤が現在でも求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2009-292738
【発明の概要】
【0007】
本発明者らは、クロマメノキにより、ホットフラッシュの改善等、体質が効果的に改善されることを見出した。本発明はこの知見に基づくものである。
【0008】
よって、本発明は、クロマメノキを含んでなる体質改善剤を提供する。
【0009】
本発明によれば、以下の発明が提供される。
(1)体質を改善するための、クロマメノキを含んでなる組成物。
(2)体質の改善が、ほてりもしくはホットフラッシュの改善、または熟睡感もしくは寝起きの改善である、(1)に記載の組成物。
(3)クロマメノキの乾燥重量が20~200mgである、(1)または(2)に記載の組成物。
(4)経口用組成物である、(1)~(3)のいずれかに記載の組成物。
(5)クロマメノキを含んでなる、体質を改善するための組成物であって、アムラを含んでなる組成物と組み合わせて使用するための、組成物。
(6)アムラを含んでなる、体質を改善するための組成物であって、クロマメノキを含んでなる組成物と組み合わせて使用するための、組成物。
(7)クロマメノキおよびアムラを含んでなる、体質を改善するための組成物。
(8)体質の改善が、ほてりまたはホットフラッシュの改善、熟睡感または寝起きの改善、疲労回復、関節痛または腰痛の改善、顔のむくみの改善、筋肉痛の改善、目の疲れの改善、および頭皮のかゆみの改善からなる群から選択される1種以上である、(5)~(7)のいずれかに記載の組成物。
(9)クロマメノキの乾燥重量をCA、アムラの乾燥重量をCBとした場合、CA/CBが0.2~2になるように使用するための、(5)~(8)のいずれかに記載の組成物。
(10)経口用組成物である、(5)~(9)のいずれかに記載の組成物。
(11)体質の改善を目的とする薬剤の製造のための、クロマメノキの使用。
(12)体質の改善が、ほてりまたはホットフラッシュの改善、または熟睡感または寝起きの改善である、(11)に記載の使用
(13)クロマメノキの乾燥重量が20~200mgである、(11)または(12)に記載の使用。
(14)クロマメノキが経口用組成物の形態である、(11)~(13)のいずれかに記載の使用。
(15)体質の改善を目的とする薬剤の製造のための、クロマメノキとアムラとの組み合わせの使用。
(16)体質の改善が、ほてりまたはホットフラッシュの改善、熟睡感または寝起きの改善、疲労回復、関節痛または腰痛の改善、顔のむくみの改善、筋肉痛の改善、目の疲れの改善、および頭皮のかゆみの改善からなる群から選択される1種以上である、(15)に記載の使用
(17)クロマメノキの乾燥重量をCA、アムラの乾燥重量をCBとした場合、CA/CBが0.2~2になるように使用するための、(15)または(16)に記載の使用。
(18)クロマメノキまたはアムラが経口用組成物の形態である、(15)~(17)のいずれかに記載の使用。
(19)クロマメノキの体質を改善するための使用。
(20)体質の改善が、ほてりまたはホットフラッシュの改善、または熟睡感または寝起きの改善である、(19)に記載の使用。
(21)クロマメノキの乾燥重量が20~200mgである、(19)または(20)に記載の使用。
(22)クロマメノキが経口用組成物の形態である、(19)~(21)のいずれかに記載の使用。
(23)クロマメノキとアムラとの組み合わせの、体質を改善するための使用。
(24)体質の改善が、ほてりまたはホットフラッシュの改善、熟睡感または寝起きの改善、疲労回復、関節痛または腰痛の改善、顔のむくみの改善、筋肉痛の改善、目の疲れの改善、および頭皮のかゆみの改善からなる群から選択される1種以上である、(23)に記載の使用
(25)クロマメノキの乾燥重量をCA、アムラの乾燥重量をCBとした場合、CA/CBが0.2~2になるように使用するための、(23)または(24)に記載の使用。
(26)クロマメノキまたはアムラが経口用組成物の形態である、(23)~(25)のいずれかに記載の使用。
(27)体質を改善するための、クロマメノキ。
(28)体質の改善が、ほてりまたはホットフラッシュの改善、または熟睡感または寝起きの改善である、(27)に記載のクロマメノキ。
(29)クロマメノキの乾燥重量が20~200mgである、(27)または(28)に記載のクロマメノキ。
(30)クロマメノキが経口用組成物の形態である、(27)~(29)のいずれかに記載のクロマメノキ。
(31)体質を改善するための、クロマメノキとアムラとの組み合わせ。
(32)体質の改善が、ほてりまたはホットフラッシュの改善、熟睡感または寝起きの改善、疲労回復、関節痛または腰痛の改善、顔のむくみの改善、筋肉痛の改善、目の疲れの改善、および頭皮のかゆみの改善からなる群から選択される1種以上である、(31)に記載のクロマメノキとアムラとの組み合わせ。
(33)クロマメノキの乾燥重量をCA、アムラの乾燥重量をCBとした場合、CA/CBが0.2~2になるように使用するための、(31)または(32)に記載のクロマメノキとアムラとの組み合わせ。
(34)クロマメノキまたはアムラが経口用組成物の形態である、(31)~(33)のいずれかに記載のクロマメノキとアムラとの組み合わせ。
(35)被験体において、体質を改善するための方法であって、クロマメノキの有効量を投与することを含む、方法。
(36)体質の改善が、ほてりまたはホットフラッシュの改善、または熟睡感または寝起きの改善である、(35)に記載の方法。
(37)クロマメノキの乾燥重量が20~200mgである、(35)または(36)に記載の方法。
(38)クロマメノキが経口用組成物の形態である、(35)~(37)のいずれかに記載の方法。
(39)被験体において、体質を改善するための方法であって、クロマメノキとアムラとの組み合わせの有効量を投与することを含む、方法。
(40)体質の改善が、ほてりまたはホットフラッシュの改善、熟睡感または寝起きの改善、疲労回復、関節痛または腰痛の改善、顔のむくみの改善、筋肉痛の改善、目の疲れの改善、および頭皮のかゆみの改善からなる群から選択される1種以上である、(39)に記載の方法。
(41)クロマメノキの乾燥重量をCA、アムラの乾燥重量をCBとした場合、CA/CBが0.2~2になるように投与するための、(39)または(40)に記載の方法。
(42)クロマメノキまたはアムラが経口用組成物の形態である、(39)~(41)のいずれかに記載の方法。
【0010】
本発明によれば、クロマメノキを含んでなる体質改善剤が提供される。本発明の体質改善剤を用いることにより、効果的に体質を改善することが可能である。また、本発明によれば、クロマメノキおよびアムラの組み合わせが提供される。本発明の組み合わせを用いることにより、より効果的に体質を改善することが可能である。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社 資生堂
化粧料
5日前
株式会社 資生堂
化粧料
18日前
株式会社 資生堂
化粧料
今日
株式会社 資生堂
化粧料
4日前
株式会社 資生堂
洗浄料
5日前
株式会社 資生堂
評価方法
1か月前
株式会社 資生堂
化粧品容器
1か月前
株式会社 資生堂
皮膚外用剤
18日前
株式会社 資生堂
角栓除去用組成物
4日前
株式会社 資生堂
睫毛用油性化粧料
4日前
資生堂ホネケーキ工業株式会社
固型トリートメント
6日前
株式会社 資生堂
W/O/W型乳化組成物
今日
株式会社 資生堂
油中水型乳化唇用化粧料
今日
株式会社 資生堂
油中水型乳化唇用化粧料
今日
株式会社 資生堂
生体情報計測システム、及び電極体
今日
株式会社 資生堂
クロマメノキを含んでなる体質改善剤
11日前
株式会社 資生堂
外用水系組成物、及びオゾン水製造用組成物
2か月前
株式会社 資生堂
顔分析方法、顔分析装置、およびプログラム
今日
株式会社 資生堂
特許管理装置、特許管理方法、及び、プログラム
1か月前
株式会社 資生堂
ポジティブ感情推定方法、装置、およびプログラム
2か月前
株式会社 資生堂
目元トレーニングデバイス及び目元トレーニング方法
11日前
KDDI株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
1か月前
株式会社 資生堂
香料組成物、化粧品、及び香料組成物用モジュール成分
28日前
株式会社 資生堂
化粧料塗布中の使用感改善剤、及び化粧料塗布中の使用感改善方法
今日
株式会社 資生堂
肌の状態を改善するための、クロマメノキおよびアムラの組み合わせ
11日前
株式会社 資生堂
IL-6レセプター抑制剤を含む、シミ形成阻害またはシミ改善組成物
2か月前
株式会社 資生堂
mTORシグナリング系のシグナル伝達抑制を介した色素沈着抑制方法
4日前
株式会社 資生堂
香料組成物、及び化粧品
28日前
株式会社 資生堂
超吸収性ポリマーを含む組成物
2か月前
株式会社 資生堂
油中水型乳化組成物のインライン連続製造方法、及び油中水型乳化組成物のインライン連続製造装置
13日前
株式会社 資生堂
紫外線波長変換物質を含有する水中油型乳化組成物
3日前
国立大学法人大阪大学
評価対象の官能評価特性を評価する官能評価方法、官能評価装置及び官能評価プログラム
4日前
株式会社 資生堂
紫外線波長変換物質及び有機系油相増粘剤を含有する乳化組成物
3日前
株式会社 資生堂
青ひげ様部位対策化粧料シミュレーション用プログラム、青ひげ様部位対策化粧料シミュレーション装置及び方法、並びに青ひげ様部位対策化粧料の製造方法
1か月前
個人
穿刺補助具
5日前
個人
入れ歯
1か月前
続きを見る