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公開番号2024089071
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-03
出願番号2022204206
出願日2022-12-21
発明の名称ジョイントバスバー及び電気部品の取付構造
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01R 31/08 20060101AFI20240626BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電気部品が組み込まれる回路の検査機器による電気的検査をより容易に行うことができるようにしつつ、使用する電線の本数をより少なくすることが可能なジョイントバスバー及び電気部品の取付構造を提供する。
【解決手段】ジョイントバスバー30は、第1端子14bが挿入される側とは反対側から第1挿通孔222bに挿入されて第1電線用端子50bに電気的に接続することが可能な第1接続部32を備えている。また、ジョイントバスバー30は、第2端子14dが挿入される側とは反対側から第2挿通孔222dに挿入されて第2端子14dに電気的に接続することが可能な第2接続部33を備えている。そして、ジョイントバスバー30は、第1接続部32と第2接続部33とを電気的に接続する連結部34を備えている。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
電気部品が有する第1端子及び第2端子をホルダに形成された第1挿通孔及び第2挿通孔にそれぞれ挿入して前記電気部品を前記ホルダに着脱可能に装着し、第1電線に電気的に接続される第1電線用端子を前記第1端子が挿入される側とは反対側から前記第1挿通孔に挿入して前記第1電線用端子と前記第1端子とを電気的に接続させる際に用いられ、前記第1端子と前記第2端子とを電気的に接続することが可能なジョイントバスバーであって、
前記第1端子が挿入される側とは反対側から前記第1挿通孔に挿入されて前記第1電線用端子に電気的に接続することが可能な第1接続部と、
前記第2端子が挿入される側とは反対側から前記第2挿通孔に挿入されて前記第2端子に電気的に接続することが可能な第2接続部と、
前記第1接続部と前記第2接続部とを電気的に接続する連結部と、
を備えている、
ジョイントバスバー。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記ホルダに係合する係合部をさらに備えている、
請求項1に記載のジョイントバスバー。
【請求項3】
前記第1接続部を前記第1挿通孔に挿入させ、前記第2接続部を前記第2挿通孔に挿通させる際に押圧することが可能な押圧部をさらに備えている、
請求項1または請求項2に記載のジョイントバスバー。
【請求項4】
第1端子と第2端子とを有する電気部品と、
前記第1端子が挿入される第1挿通孔と前記第2端子が挿入される第2挿通孔とを有し、前記電気部品を着脱可能に装着するホルダと、
前記第1端子が挿入される側とは反対側から前記第1挿通孔に挿入され、前記第1端子に電気的に接続される第1電線用端子と、
前記第1電線用端子に電気的に接続される第1電線と、
前記第1端子と前記第2端子とを電気的に接続することが可能なジョイントバスバーと、
を備え、
前記ジョイントバスバーは、
前記第1端子が挿入される側とは反対側から前記第1挿通孔に挿入されて前記第1電線用端子に電気的に接続することが可能な第1接続部と、
前記第2端子が挿入される側とは反対側から前記第2挿通孔に挿入されて前記第2端子に電気的に接続することが可能な第2接続部と、
前記第1接続部と前記第2接続部とを電気的に接続する連結部と、
を備えている、
電気部品の取付構造。
【請求項5】
前記第1挿通孔は、前記ジョイントバスバーを介さずに、前記第1電線用端子と前記第1端子とを電気的に接続させることもできるように構成されており、
前記第2挿通孔は、第2電線に電気的に接続される第2電線用端子を前記第2端子が挿入される側とは反対側から挿入して前記第2電線用端子と前記第2端子とを電気的に接続させることもできるように構成されている、
請求項4に記載の電気部品の取付構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ジョイントバスバー及び電気部品の取付構造に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
この種の従来の技術としては、特許文献1に開示されたものが提案されている。この特許文献1には、ブロック本体(ホルダ)に装着したリレー(電気部品)の端子を電線に接続させることで、リレー(電気部品)を回路に組み込むことができるようにした構成が開示されている。具体的には、リレー(電気部品)が有する端子を一方側からブロック本体(ホルダ)に挿入することでリレー(電気部品)をブロック本体(ホルダ)に装着している。このとき、ブロック本体(ホルダ)内に配設されて、ブロック本体(ホルダ)の他方側から引き出されるようにした状態で電線が接続された受端子に、リレー(電気部品)の端子が挿入接続されるようにしている。こうすることで、リレー(電気部品)をブロック本体(ホルダ)に装着した状態で、リレー(電気部品)の端子を電線に電気的に接続させるようにしている。
【0003】
さらに、この特許文献1には、リレー(電気部品)をブロック本体(ホルダ)に装着する際に、リレー(電気部品)が有する複数の端子を相互に接続するジョイントバスバーが開示されている。そして、このようなジョイントバスバーを用いることで、リレー(電気部品)を様々な回路に組み込む際に使用する電線の本数をより少なくできるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-253959号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、リレーのような電気部品を回路に組み込む際には、プローブ等の検査機器を用いて電気部品が組み込まれる回路の電気的検査を行うことがある。このとき、電気部品が組み込まれる回路の検査機器による電気的検査をより容易に行えるようにするのが好ましい。
【0006】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして、本発明の目的は、電気部品が組み込まれる回路の検査機器による電気的検査をより容易に行うことができるようにしつつ、使用する電線の本数をより少なくすることが可能なジョイントバスバー及び電気部品の取付構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係るジョイントバスバーは、電気部品が有する第1端子及び第2端子をホルダに形成された第1挿通孔及び第2挿通孔にそれぞれ挿入して前記電気部品を前記ホルダに着脱可能に装着し、第1電線に電気的に接続される第1電線用端子を前記第1端子が挿入される側とは反対側から前記第1挿通孔に挿入して前記第1電線用端子と前記第1端子とを電気的に接続させる際に用いられ、前記第1端子と前記第2端子とを電気的に接続することが可能なものである。このジョイントバスバーは、前記第1端子が挿入される側とは反対側から前記第1挿通孔に挿入されて前記第1電線用端子に電気的に接続することが可能な第1接続部と、前記第2端子が挿入される側とは反対側から前記第2挿通孔に挿入されて前記第2端子に電気的に接続することが可能な第2接続部と、前記第1接続部と前記第2接続部とを電気的に接続する連結部と、を備えている。
【0008】
本発明の一態様に係る電気部品の取付構造は、第1端子と第2端子とを有する電気部品と、前記第1端子が挿入される第1挿通孔と前記第2端子が挿入される第2挿通孔とを有し、前記電気部品を着脱可能に装着するホルダと、前記第1端子が挿入される側とは反対側から前記第1挿通孔に挿入され、前記第1端子に電気的に接続される第1電線用端子と、前記第1電線用端子に電気的に接続される第1電線と、前記第1端子と前記第2端子とを電気的に接続することが可能なジョイントバスバーと、を備え、前記ジョイントバスバーは、前記第1端子が挿入される側とは反対側から前記第1挿通孔に挿入されて前記第1電線用端子に電気的に接続することが可能な第1接続部と、前記第2端子が挿入される側とは反対側から前記第2挿通孔に挿入されて前記第2端子に電気的に接続することが可能な第2接続部と、前記第1接続部と前記第2接続部とを電気的に接続する連結部と、を備えている。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、電気部品が組み込まれる回路の検査機器による電気的検査をより容易に行うことができるようにしつつ、使用する電線の本数をより少なくすることが可能なジョイントバスバー及び電気部品の取付構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態に係る電気部品の取付構造の一例を示す斜視図である。
第1実施形態に係る電気部品の取付構造の一例を示す分解斜視図である。
第1実施形態に係る電気部品の配線例を示す回路図である。
第1実施形態に係るホルダの一例が有する端子挿通孔を示す平面図である。
第1実施形態に係るホルダの一例が有する端子挿通孔を示す裏面図である。
第1実施形態に係る電気部品の取付構造の一例を示す図であって、ジョイントバスバーをホルダに固定しつつ、第1接続部を第1電線用端子に電気的に接続させた状態を拡大して示す裏面図である。
第1実施形態に係る電気部品の取付構造の一例を示す図であって、ジョイントバスバーをホルダに固定しつつ、第1接続部を第1電線用端子に電気的に接続させた状態を拡大して示す断面図である。
第1実施形態に係る電気部品の端子にジョイントバスバー及び電線を接続した状態を示す斜視図である。
第1実施形態に係るジョイントバスバーを示す斜視図である。
第2実施形態に係る電気部品の取付構造の一例を示す分解斜視図である。
第2実施形態に係る電気部品の配線例を示す回路図である。
第2実施形態に係る電気部品の端子にジョイントバスバー及び電線を接続した状態を示す斜視図である。
第2実施形態に係るジョイントバスバーを示す斜視図である。
第2実施形態に係る電気部品の取付構造の一例を示す図であって、ジョイントバスバーをホルダに固定しつつ、第1接続部を第1電線用端子に電気的に接続させた状態を拡大して示す断面図である。
第3実施形態に係る電気部品の取付構造の一例を示す分解斜視図である。
第3実施形態に係る電気部品の配線例を示す回路図である。
第3実施形態に係る電気部品の端子にジョイントバスバー及び電線を接続した状態を示す斜視図である。
第3実施形態に係るジョイントバスバーを示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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