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公開番号2024104135
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-02
出願番号2023008213
出願日2023-01-23
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類H01R 13/52 20060101AFI20240726BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】バリの発生を低減して、充填剤の液面管理をしやすくしたコネクタを提供する。
【解決手段】丸ピン端子3は、丸ピン端子3の外側面において小端子部33及び大端子部34の間に設けられた第1段差部35を有する。ハウジング2の端子収容部23は、内側面において大収容部232及び小収容部233の間に設けられた第2段差部234と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
筒状の端子収容部と、筒状の端子収容部の開口を覆う底部と、を有する絶縁性のハウジングと、
前記ハウジング内に収容され、一端部が前記底部から前記端子収容部内に突出する端子と、
前記端子収容部内の前記底部上に充填された充填剤と、を備えた、
コネクタにおいて、
前記端子は、前記底部から離れた側に設けられ、断面積が小さい小端子部と、前記底部側に設けられ、断面積が大きい大端子部と、前記端子の外側面において前記小端子部及び前記大端子部の間に設けられた第1段差部と、を有し、
前記端子収容部は、前記底部から離れた側に設けられ、収容面積が大きい大収容部と、前記底部側に設けられ、収容面積が小さい小収容部と、前記端子収容部の内側面において前記大収容部及び前記小収容部の間に設けられた第2段差部と、を有する、
コネクタ。
続きを表示(約 170 文字)【請求項2】
請求項1に記載のコネクタにおいて、
前記第1段差部は、前記第2段差部より前記底部から離れた側に設けられている、
コネクタ。
【請求項3】
請求項1に記載のコネクタにおいて、
前記充填剤は、前記底部から前記第1段差部及び前記第2段差部まで充填されている、
コネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタ、に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、コネクタとしては、例えば、筒状に設けられた端子収容部と、端子収容部の開口を覆う底部から端子収容部内に突出する端子と、を備えている。このようなコネクタは、例えば、液体や粉塵が底部と端子との隙間から入り込むことを防ぐため、底部上に充填剤が設けられていることがある(特許文献1)。
【0003】
しかしながら、従来のコネクタでは、端子収容部の内側面と、端子の外側面と、が直線形状であるため、表面張力の影響により充填剤が、端子収容部の内側面と、端子の外側面と、を伝って這い上がっていく。このため、充填剤の液面管理が難しく、同じ量を注入しても、充填剤の液面にばらつきが生じる、という課題があった。また、端子収容部の内側面、端子の外側面に沿って充填剤のバリが発生し、バリがめくれやすくなるため、充填剤のシール性に問題が発生する恐れがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-152199号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、バリの発生を低減して、充填剤の液面管理をしやすくしたコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、特徴としている。
筒状の端子収容部と、筒状の端子収容部の開口を覆う底部と、を有する絶縁性のハウジングと、
前記ハウジング内に収容され、一端部が前記底部から前記端子収容部内に突出する端子と、
前記端子収容部内の前記底部上に充填された充填剤と、を備えた、
コネクタにおいて、
前記端子は、前記底部から離れた側に設けられ、断面積が小さい小端子部と、前記底部側に設けられ、断面積が大きい大端子部と、前記端子の外側面において前記小端子部及び前記大端子部の間に設けられた第1段差部と、を有し、
前記端子収容部は、前記底部から離れた側に設けられ、収容面積が大きい大収容部と、前記底部側に設けられ、収容面積が小さい小収容部と、前記端子収容部の内側面において前記大収容部及び前記小収容部の間に設けられた第2段差部と、を有する、
コネクタであること。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、バリの発生を低減して、充填剤の液面管理をしやすくしたコネクタを提供することができる。
【0008】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1実施形態における本発明のコネクタの斜視図である。
図2は、図1のA-A線断面図である。
図3は、図2の部分拡大図である。
図4は、図3から充填剤を除いた図である。
図5は、第2実施形態における本発明のコネクタの斜視図である。
図6は、図5のB-B線断面図である。
図7は、図6の部分拡大図である。
図8は、図7から充填剤を除いた図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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