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公開番号
2024103943
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-02
出願番号
2023007900
出願日
2023-01-23
発明の名称
電源装置
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02J
1/00 20060101AFI20240726BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電源冗長化する負荷の変更が容易な電源装置を提供する。
【解決手段】第1の電源を接続するための第1の電源用端子110と、第2の電源を接続するための第2の電源用端子120と、の間に電力変換器130を接続し、第1の電源用端子110と電力変換器130との間に遮断回路140を接続し、電力変換器130と遮断回路140との間の第1の接続点CP1と、電力変換器130と第2の電源用端子12-との間の第2の接続点CP2と、の間に第1のスイッチ150および第2のスイッチ160を接続し、負荷と接続するための複数の負荷用端子170と、複数の負荷用端子170と一対一に対応している複数の負荷用スイッチ180と、を備えるようにし、複数の負荷用端子170の各々を、対応する負荷用スイッチ180を介して、第1のスイッチ150と第2のスイッチ160とを接続するラインに接続する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の電源を接続するための第1の電源用端子と、
第2の電源を接続するための第2の電源用端子と、
前記第1の電源用端子と前記第2の電源用端子との間に接続された電力変換器と、
前記第1の電源用端子と前記電力変換器との間に接続された遮断回路と、
前記電力変換器と前記遮断回路との間の第1の接続点と、前記電力変換器と前記第2の電源用端子との間の第2の接続点と、の間に接続された第1のスイッチおよび第2のスイッチと、
負荷と接続するための複数の負荷用端子と、
前記複数の負荷用端子と一対一に対応している複数の負荷用スイッチと、を有し、
前記複数の負荷用端子の各々は、対応する負荷用スイッチを介して、前記第1のスイッチと前記第2のスイッチとを接続するラインに接続している、電源装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記第1のスイッチは、
前記第1の接続点と、前記複数の負荷用スイッチと、の間に接続され、
前記第1の接続点から前記複数の負荷用スイッチへの方向が順方向であるボディダイオードを有したスイッチング素子であり、
前記第2のスイッチは、
前記第2の接続点と、前記複数の負荷用スイッチと、の間に接続され、
前記第2の接続点から前記複数の負荷用スイッチへの方向が順方向であるボディダイオードを有するスイッチング素子である、請求項1に記載の電源装置。
【請求項3】
前記負荷用スイッチは、インテリジェント・パワー・デバイスである、請求項1に記載の電源装置。
【請求項4】
前記遮断回路と、前記第1のスイッチと、前記第2のスイッチと、前記負荷用スイッチと、を制御する制御部をさらに有し、
前記第1のスイッチは、前記第1の接続点と、前記複数の負荷用端子と、の間に接続され、
前記第2のスイッチは、前記第2の接続点と、前記複数の負荷用端子と、の間に接続され、
前記制御部は、前記第1の電源用端子に接続された電源に正常でないときに、
前記遮断回路を遮断状態にし、
前記第1のスイッチをオフにし、
前記第2のスイッチをオンにし、
前記複数の負荷用端子のうち、電源冗長が必要な負荷である第1の負荷が接続される負荷用端子に対応する負荷用スイッチをオンにし、
前記複数の負荷用端子のうち、電源冗長が必要でない負荷である第2の負荷が接続される負荷用端子に対応する負荷用スイッチをオフにする、請求項1に記載の電源装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記第1の電源用端子に接続された電源に正常であり、前記複数の負荷用端子に接続された負荷のうちの一部の負荷が使用されていないときに、
前記遮断回路を遮断状態にし、
前記第1のスイッチとオフにし、
前記第2のスイッチをオンにし、
前記複数の負荷用端子のうち、使用されている負荷が接続された負荷用端子に対応する負荷用スイッチをオンにし、
前記複数の負荷用端子のうち、使用されていない負荷が接続された負荷用端子に対応する負荷用スイッチをオフにする、請求項4に記載の電源装置。
【請求項6】
請求項1に記載の電源装置の前記遮断回路と、前記第1のスイッチと、前記第2のスイッチと、前記負荷用スイッチと、を制御するための、コンピュータにより実行される制御方法であって、
前記第1の電源用端子に接続された電源に異常が発生したときに、
前記遮断回路と前記第1のスイッチ素子とをオフにし、
前記第2のスイッチ素子をオンにし、
前記複数の負荷用端子のうち、電源冗長が必要な負荷である第1の負荷が接続される負荷用端子に対応する負荷用スイッチをオンにし、
前記複数の負荷用端子のうち、電源冗長が必要でない負荷である第2の負荷が接続される負荷用端子に対応する負荷用スイッチをオフにする、制御方法。
【請求項7】
請求項6に記載の制御方法をコンピュータに実行させる制御プログラム。
【請求項8】
請求項7に記載の制御プログラムを記憶しているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電源装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
車両が使用されている間、走行、操舵、停止、ドア開閉などの機能に関する負荷への電力の供給は維持され続ける必要がある。このため、メインバッテリに加え、サブバッテリを備えることで、電源の冗長化を実現する技術が開発されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-29093号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された技術のように、従来の技術では、回路設計時に、電源冗長化された回路と電源冗長されていない回路とが分けて設計されていた。このため、電源冗長化されていない負荷を電源冗長化しようとした場合、回路を改めて設計し直す必要があった。
【0005】
そこで、本発明は、電源冗長化する負荷の変更が容易な電源装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明の一実施形態に係る電源装置は、第1の電源を接続するための第1の電源用端子と、第2の電源を接続するための第2の電源用端子と、前記第1の電源用端子と前記第2の電源用端子との間に接続された電力変換器と、前記第1の電源用端子と前記電力変換器との間に接続された遮断回路と、前記電力変換器と前記遮断回路との間の第1の接続点と、前記電力変換器と前記第2の電源用端子との間の第2の接続点と、の間に接続された第1のスイッチおよび第2のスイッチと、負荷と接続するための複数の負荷用端子と、前記複数の負荷用端子と一対一に対応している複数の負荷用スイッチと、を有し、前記複数の負荷用端子の各々は、対応する負荷用スイッチを介して、前記第1のスイッチと前記第2のスイッチとを接続するラインに接続している。
【0007】
本発明の一実施形態に係る制御方法は、前記電源装置の前記遮断回路と、前記第1のスイッチと、前記第2のスイッチと、前記負荷用スイッチと、を制御するための、コンピュータにより実行される制御方法であって、前記第1の電源用端子に接続された電源に異常が発生したときに、前記遮断回路と前記第1のスイッチ素子とをオフにし、前記第2のスイッチ素子をオンにし、前記複数の負荷用端子のうち、電源冗長が必要な負荷である第1の負荷が接続される負荷用端子に対応する負荷用スイッチをオンにし、前記複数の負荷用端子のうち、電源冗長が必要でない負荷である第2の負荷が接続される負荷用端子に対応する負荷用スイッチをオフにする。
【0008】
本発明の一実施形態に係る制御プログラムは、前記制御方法をコンピュータに実行させる。
【0009】
本発明の一実施形態に係る記憶媒体は、前記制御プログラムを記憶しているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、電源冗長化する負荷の変更が容易な電源装置を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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