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公開番号2024088825
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-03
出願番号2022203810
出願日2022-12-21
発明の名称電子機器設置用具
出願人株式会社フジタ
代理人インフォート弁理士法人,個人,個人,個人
主分類H05K 5/02 20060101AFI20240626BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】建設現場等に一時的に設置する電子機器類の設置位置を容易に変更することができ、かつそれらの電子機器を違和感なく設置することができるようにする。
【解決手段】電子機器設置用具(1)は、保安用具を模した外形を有し、電子機器(5)を収容可能な内部空間を有する本体部(100)と、本体部に取り付ける電子機器を保持する保持部(210)と、本体部に設けられた係止部と係合するフック部(230)とを有する取り付け部材(200)と、備え、本体部の係止部と取り付け部材のフック部とは、保持部が本体部の内部空間側にある状態と、保持部が本体部の外側にある状態のどちらの状態でも、取り付け部材が本体部から脱落しないように係合するように構成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
保安用具を模した外形を有し、電子機器を収容可能な内部空間を有する本体部と、
前記本体部に取り付ける電子機器を保持する保持部と、前記本体部に設けられた係止部と係合するフック部とを有する取り付け部材と、備え、
前記本体部の前記係止部と前記取り付け部材の前記フック部とは、前記保持部が前記本体部の内部空間側にある状態と、前記保持部が前記本体部の外側にある状態のどちらの状態でも、前記取り付け部材が前記本体部から脱落しないように係合するように構成されている
電子機器設置用具。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記本体部の前記係止部は、前記本体部の前記内部空間と外部とを連通する貫通穴の下方に位置する部位である
請求項1に記載の電子機器設置用具。
【請求項3】
前記本体部は、ロードコーンを模した錘状の外形を有し、かつ内部空間が前記錘状の外形と対応する空間形状を有する
請求項1に記載の電子機器設置用具。
【請求項4】
前記本体部は、前記錘状の外形における軸心方向と平行な面で2つに分割され、各々が半割形状である錐殻部を有する第1の本体部と第2の本体部からなり、
前記第1の本体部と前記第2の本体部とは、前記電子機器設置用具を所定の場所に設置された状態であるときに、互いの前記錐殻部が一体化して前記本体部の前記錘状の外形をなす第1の状態と、互いの前記錐殻部が分離して前記錐殻部の内面が露出した第2の状態とに切り替え可能なように連結されている
請求項3に記載の電子機器設置用具。
【請求項5】
前記電子機器は、無線通信のアクセスポイントとして利用可能な通信機器を含む
請求項1~4のいずれか1項に記載の電子機器設置用具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器設置用具に関し、具体的には、建設現場等に電子機器を一時的に設置するのに好適な設置用具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、建設現場(建築現場)では、スマートフォンやタブレット型コンピュータ等の端末を利用した作業工程の確認等を可能にするために、建設現場内に無線通信のアクセスポイントとして利用可能な電子機器を設置する機会が増えている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-077954号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
建設現場内の作業エリアは作業の進捗に応じて変化し、それに伴い、無線通信用の電子機器等の電子機器類を設置する箇所も変化する。そのため、建設現場内に電子機器を一時的に設置する場合、その電子機器を容易に移動可能なように設置することが望まれる。さらに、一時的に設置する電子機器類は、作業員の作業を妨げることがなく、かつ建設現場における異物(不必要な物品)として撤去されることがないように設置することが望まれる。
【0005】
1つの側面において、本発明は、建設現場等に一時的に設置する電子機器類の設置位置を容易に変更することができ、かつそれらの電子機器を違和感なく設置することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1つの態様に係る電子機器設置用具は、保安用具を模した外形を有し、電子機器を収容可能な内部空間を有する本体部と、前記本体部に取り付ける電子機器を保持する保持部と、前記本体部に設けられた係止部と係合するフック部とを有する取り付け部材と、備え、前記本体部の前記係止部と前記取り付け部材の前記フック部とは、前記保持部が前記本体部の内部空間側にある状態と、前記保持部が前記本体部の外側にある状態のどちらの状態でも、前記取り付け部材が前記本体部から脱落しないように係合するように構成されている。
【発明の効果】
【0007】
上述の態様によれば、建設現場等に一時的に設置する電子機器類の設置位置を容易に変更することができ、かつそれらの電子機器を違和感なく設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る電子機器設置用具における本体部の外観構成を例示する斜視図である。
図1の電子機器設置用具における本体部の開いた状態を例示する斜視図である。
電子機器設置用具への電子機器の取り付け例を説明する図である。
電子機器の取り付け方法の一例を説明する分解図である。
電子機器設置用具を移動させる方法の一例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら、本開示に係る電子機器設置用具の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の説明における「上」、「上方」、「下」、「下方」等の上下関係を示す用語は、建設現場等における電子機器設置用具が設置された面からの高さと関係づけられ、特に明示がない場合には鉛直方向における上下と関連付けられる。また、参照する各図面に示した構成要素は、本開示の電子機器設置用具の特徴を明確に示すことを優先しており、図示した各構成要素の寸法や構成要素間の寸法の関係は、実物の寸法と必ずしも一致しない。
【0010】
また、以下の説明では、電子機器設置用具を利用して設置する電子機器として無線LAN(Local Area Network)のアクセスポイントとして利用可能な無線通信機器を例に挙げるが、設置する電子機器はそのような無線通信機器に限定されない。また、参照する各図面における符号に引かれた下線は、その符号が割り当てられた1つの構成要素が、複数の符号で区別された複数の構成要素を含むことを示す。
(【0011】以降は省略されています)

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