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公開番号2024087944
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2022202860
出願日2022-12-20
発明の名称乗物用照明装置
出願人トヨタ紡織株式会社
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類B60Q 3/217 20170101AFI20240625BHJP(車両一般)
要約【課題】見栄えの良いライン状の照明を実現する乗物用照明装置を提供する。
【解決手段】それぞれが、光源34と長手状の導光体32と、を含んで構成される複数の照明ユニット30を備え、それら照明ユニット30が配列されてライン状の照明を実現するものであり、導光体32は、長手方向における中間の部分が、乗物室内側に向かって光を出射するライン状の光出射部32aとされ、光出射部32aより一端側の部分が、光出射部32aの延びる方向と交差する方向に延び出してその先端から光源34の光が入射される導光部32bとされ、光出射部32aより他端側の部分が、隣り合う導光体32の光出射部32aに対して導光部32b側の端部の乗物室外側に延び出している延設部32cとされた構成とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
乗物室内に配される乗物用照明装置であって、
それぞれが、光源と、前記光源の光を導光する長手状の導光体と、を含んで構成される複数の照明ユニットを備え、
複数の前記照明ユニットが配列されてライン状の照明を実現するものであり、
前記導光体は、長手方向における中間の部分が、乗物室内側に向かって光を出射するライン状の光出射部とされ、前記光出射部より一端側の部分が、前記光出射部の延びる方向と交差する方向に延び出してその先端から前記光源の光が入射される導光部とされ、前記光出射部より他端側の部分が、隣り合う前記導光体の前記光出射部に対して前記導光部側の端部の乗物室外側に延び出している延設部とされた乗物用照明装置。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
複数の前記照明ユニットの各々は、前記光源と前記導光体とを保持する保持具を含み、互いに同一の形状のものとされ、
前記保持具は、乗物の意匠面を形成する乗物用内装材の乗物室外側に取り付け可能とされ、
複数の前記照明ユニットを前記保持具において前記乗物用内装材に対して取り付けることで、複数の前記照明ユニットの各々の延設部が、隣り合う前記導光体の前記光出射部に対して前記導光部側の端部の乗物室外側に延び出した状態とされる請求項1に記載の乗物用照明装置。
【請求項3】
複数の前記照明ユニットを保持するユニット保持部材を備え、
前記ユニット保持部材に対して、複数の前記照明ユニットを取り付けることで、複数の前記照明ユニットの各々の延設部が、隣り合う前記導光体の前記光出射部に対して前記導光部側の端部の乗物室外側に延び出した状態とされる請求項1に記載の乗物用照明装置。
【請求項4】
前記ユニット保持部材は、複数の前記照明ユニットの各々を取り付けるための取付部を有し、
前記取付部には、前記延設部を前記ユニット保持部材の裏面側に挿通させるための挿通孔が形成され、
前記延設部は、隣り合う前記導光体が取り付けられている前記取付部の裏面側に位置している請求項3に記載の乗物用照明装置。
【請求項5】
前記導光体は、前記延設部の先端が、乗物室外側を向いている請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の乗物用照明装置。
【請求項6】
前記複数の照明ユニットの各々の前記光源を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記複数の照明ユニットの各々の前記光源を並んでいる順に点灯させる制御を実行可能とされた請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の乗物用照明装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、乗物に配される乗物用照明装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、自動車用照明装置が記載されている。下記特許文献1に記載の照明装置は、光を出すための長尺状の出射部と、光を供給する光源と、自動車からの開始信号を受けて出射部から該出射部の長手方向に向かって線状ないし帯状に流れるように光を出す制御を行う発光制御手段と、を備えている。その光出射部は、遮光部を介して長手方向の端面どうしを近接させて配列した複数の長尺な導光体で構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-96564号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載の乗物用照明装置は、隣接する2本の導光体の端面の間に、遮光部を設けているため、光出射部を視認できる場合、その遮光部による影が視認されたり、遮光部において反射した光によって輝点が生じたりして、ライン状の照明の見栄えを低下させる虞がある。
【0005】
本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、見栄えの良いライン状の照明を実現する乗物用照明装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本願に開示の乗物用照明装置は、
乗物室内に配される乗物用照明装置であって、
それぞれが、光源と、前記光源の光を導光する長手状の導光体と、を含んで構成される複数の照明ユニットを備え、
前記導光体は、長手方向における中間の部分が、乗物室内側に向かって光を出射するライン状の光出射部とされ、前記光出射部より一端側の部分が、前記光出射部の延びる方向と交差する方向に延び出してその先端から前記光源の光が入射される導光部とされ、前記光出射部より他端側の部分が、隣り合う前記導光体の前記光出射部に対して前記導光部側の端部の乗物室外側に延び出している延設部とされたことを特徴とする。
【0007】
本願に開示の乗物用照明装置は、複数の照明ユニットの光出射部が連なり、乗物室内側からの視点において長手状のライン照明となる。また、多数の照明ユニットを用いて、それらの照明ユニットの光出射部を並んでいる順に点灯させるように制御することで、光が流れるような照明を実現できる。さらに、本願に開示の乗物用照明装置は、各照明ユニットにおいて、導光体の光源の入射側の端(一端)とは反対側の端(他端)から出射する光が、光出射部から出射する光より強く(明るく)なりやすい。しかしながら、本願に開示の乗物用照明装置によれば、その導光体の他端側の部分が、隣接する導光体の背面側に潜り込んでいるため、乗物室内側に出射する光を抑え、乗物室に出射する光が局所的に明るくなるような事態を抑制すること、換言すれば、乗物室内側に出射する長手状の光の明るさの均一化を図ることが可能である。
【0008】
本願に開示の乗物用照明装置における「導光体」は、透光性を有する樹脂材料から上記のような形状に成形されたものであってもよく、複数の光ファイバを束ねて形成されたものであってもよい。なお、後者の、光ファイバを束ねた導光体である場合には、例えば上記のような形状となるように導光体を保持具に保持させた構成とすることができる。
【0009】
上記構成において、複数の前記照明ユニットの各々は、前記光源と前記導光体とを保持する保持具を含み、互いに同一の形状のものとされ、前記保持具は、乗物の意匠面を形成する乗物用内装材の乗物室外側に取り付け可能とされ、複数の前記照明ユニットを前記保持具において前記乗物用内装材に対して取り付けることで、複数の前記照明ユニットの各々の延設部が、隣り合う前記導光体の前記光出射部に対して前記導光部側の端部の乗物室外側に延び出した状態とされる構成とすることができる。
【0010】
この構成の乗物用照明装置は、同一の形状の複数の照明ユニットが並べられて固定されることで、導光体の他端側の部分を隣接する導光体の背面側に潜り込ませつつ、ライン状の照明を実現できる。つまり、この構成の乗物用照明装置は、複数の照明ユニットの並べる数や並べる向き等を変化させることで、種々の乗物や配置箇所に対して容易にライン状の照明を設けることができる。より詳しく言えば、その複数の照明ユニットを固定するための構造のみを、種々の乗物や配置箇所に対して設計すれば良いため、ライン状の照明の乗物への搭載を、比較的容易に実現することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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