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公開番号2024087820
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2022201612
出願日2022-12-16
発明の名称ホイールバランス測定装置
出願人小野谷機工株式会社
代理人個人
主分類G01M 1/38 20060101AFI20240625BHJP(測定;試験)
要約【課題】 ホイールバランス測定装置を提供する。
【解決手段】 ホイールバランス測定装置は、本体部2と、回転軸4と、回転軸4を第1軸線L1まわりに回転駆動する電動モータ5と、第1計測端71を有し、第1計測端71と外側の側壁部T1との間の第1距離ZDを、第1軸線L1に沿って外側の側壁部T1に非接触で計測する第1計測部7と、第2計測端81とホイールWのリム部W1の内周面W1aとの間の第2距離LR1を、リム部W1の内周面W1aに非接触で計測する第2計測部8と、第2計測部8を第1軸線L1に沿って移動させる移動部9と、ホイールWの偏心量を回転軸4の第1軸線L1まわりの回転位置に対応させて計測する偏心量計測部10と、表示部13と、種類の異なる複数のホイールWの選択画面を、表示部13に表示させ、算出したアンバランス量を表示部13に表示させる信号処理部11と、を含む。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
本体部と、
水平な第1軸線まわりに回転可能に前記本体部に設けられ、タイヤが装着されたホイールを着脱可能に把持するための把持部を有する回転軸と、
前記本体部に設けられ、前記回転軸を前記第1軸線まわりに回転駆動する電動モータと、
前記本体部に設けられる第1計測部であって、第1計測端を有し、前記第1計測端と前記把持部によって把持されたホイールのタイヤの外側の側壁部との間の第1距離を、前記第1軸線に沿って前記外側の側壁部に非接触で計測可能な第1計測部と、
前記本体部に、前記第1軸線に沿って移動可能に設けられる第2計測部であって、第2計測端を有し、前記第2計測端と前記把持部によって把持されたホイールのリム部の内周面との間の第2距離を、前記リム部の内周面に非接触で計測可能な第2計測部と、
前記本体部に設けられ、前記第2計測部を前記第1軸線に沿って移動させる移動部と、
前記本体部に設けられ、前記ホイールの偏心量を前記回転軸の前記第1軸線まわりの回転位置に対応させて計測可能な偏心量計測部と、
表示部と、
種類の異なる複数のホイールの選択画面を、前記表示部に表示させ、前記選択画面で選択されたホイールの種類に対応する制御モードで、前記第1計測部、前記第2計測部および前記偏心量計測部を制御し、前記第1距離、前記第2距離および前記偏心量に基づいて、前記把持部によって把持されたホイールのアンバランス量を前記回転位置に対応させて算出し、算出した前記アンバランス量を前記表示部に表示させるように構成される信号処理部と、を含むことを特徴とするホイールバランス測定装置。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記第1計測部は、第1超音波計測器と、前記第1超音波計測器よりも前記第1軸線に関して半径方向に異なる位置に配設された第2超音波計測部と、を含むことを特徴とする請求項1に記載のホイールバランス測定装置。
【請求項3】
前記第2計測部は、
レーザビーム光を出射する出射部と、
前記出射部から照射された前記レーザビーム光の前記把持部によって把持されたホイールの内周面による反射光を受光する受光部と、を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のホイールバランス測定装置。
【請求項4】
前記偏心量計測部は、前記検出した歪み量および前記回転位置を表す歪み検出信号を前記信号処理部に出力する歪み検出部を、含むことを特徴とする請求項1または2に記載のホイールバランス測定装置。
【請求項5】
前記信号処理部は、前記回転位置に対応する前記把持部によって把持されたホイールの内周面上の位置に、前記検出した歪み量の最大値に対応する前記回転位置を表す参照光を前記第2計測部によって照射するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載のホイールバランス測定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車のタイヤが装着されたホイール(以下、「タイヤ付きホイール」という場合がある)の重心の回転軸線に対する偏心が相殺されるように、バランスウエイトと呼ばれる重錘のホイールへの取付け位置を表示することができるホイールバランス測定装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来技術のホイールバランス測定装置は、たとえば特許文献1に記載されている。この特許文献1には、回転主軸の先端部にタイヤが装着されたホイールを装着した状態で回転し、発生する遠心力によるアンバランス量および回転位置を測定するホイールバランス測定装置が記載されている。
【0003】
特許文献1のホイールバランス測定装置は、リムのイン側内径、リム幅、およびセンサーからリムのイン側までの距離であるディスタンスを測定するために、レーザー測長センサーが装置本体に設けられ、該レーザー測長センサーはスライド棒の先端に取着され、スライド棒をスライドさせるレーザー移動装置を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-47795号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記の特許文献1に記載される従来技術では、バランスウエイトがホイールの外側および内側のリムフランジに打込まれる場合、両側のリムフランジ間のリム幅を測定する機能を備えていないので、作業者がホイールに明記されている数値を読み取り、手動で入力するか、あるいはリム幅ゲージと呼ばれる専用の測定器具を用いて手作業によってホイールリム幅を測定し、測定値を表示・操作部から装置本体に手動で入力している。
【0006】
したがって、特許文献1に記載される従来技術では、タイヤ付きホイールのアンバランス量および回転位置を得るために、作業者によるリム幅の読取作業または測定作業を行った後、読取値または測定値の入力作業を行わなければならず、手間および時間を要するという課題がある。
【0007】
本発明の目的は、作業者の手間を削減し、作業時間を短縮して、タイヤ付きホイールのアンバランス量および回転位置を得ることができるホイールバランス測定装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、本体部と、
水平な第1軸線まわりに回転可能に前記本体部に設けられ、タイヤが装着されたホイールを着脱可能に把持するための把持部を有する回転軸と、
前記本体部に設けられ、前記回転軸を前記第1軸線まわりに回転駆動する電動モータと、
前記本体部に設けられる第1計測部であって、第1計測端を有し、前記第1計測端と前記把持部によって把持されたホイールのタイヤの外側の側壁部との間の第1距離を、前記第1軸線に沿って前記外側の側壁部に非接触で計測可能な第1計測部と、
前記本体部に、前記第1軸線に沿って移動可能に設けられる第2計測部であって、第2計測端を有し、前記第2計測端と前記把持部によって把持されたホイールのリム部の内周面との間の第2距離を、前記リム部の内周面に非接触で計測可能な第2計測部と、
前記本体部に設けられ、前記第2計測部を前記第1軸線に沿って移動させる移動部と、
前記本体部に設けられ、前記ホイールの偏心量を前記回転軸の前記第1軸線まわりの回転位置に対応させて計測可能な偏心量計測部と、
表示部と、
種類の異なる複数のホイールの選択画面を、前記表示部に表示させ、前記選択画面で選択されたホイールの種類に対応する制御モードで、前記第1計測部、前記第2計測部および前記偏心量計測部を制御し、前記第1距離、前記第2距離および前記偏心量に基づいて、前記把持部によって把持されたホイールのアンバランス量を前記回転位置に対応させて算出し、算出した前記アンバランス量を前記表示部に表示させるように構成される信号処理部と、を含むことを特徴とするホイールバランス測定装置である。
【0009】
また本発明は、前記第1計測部は、第1超音波計測器と、前記第1超音波計測器よりも前記第1軸線に関して半径方向に異なる位置に配設された第2超音波計測部と、を含むことを特徴とする。
【0010】
また本発明は、前記第2計測部は、
レーザビーム光を出射する出射部と、
前記出射部から照射された前記レーザビーム光の前記把持部によって把持されたホイールの内周面による反射光を受光する受光部と、を含むことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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