TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024087630
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022202561
出願日2022-12-19
発明の名称加熱炉
出願人株式会社リケンヒートテクノ
代理人個人,個人,個人
主分類H05B 3/06 20060101AFI20240624BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】セラミックヒーターを容易に交換することが可能な加熱炉を提供することである。
【解決手段】断熱材により円筒状に形成された側壁11を備えた炉本体10と、通電により炉本体10の内部を加熱するセラミックヒーター20と、を有する加熱炉1であって、セラミックヒーター20が、蛇行形状に形成され、側壁11の内周面に沿って配置されたヒーター本体部21と、ヒーター本体部21の一端に一体に連なり、側壁11に設けられた第1貫通孔11aに挿通されて側壁11の外側に引き出された第1端子部22と、ヒーター本体部21の他端に一体に連なり、第1貫通孔11aに対して周方向にずれて側壁11に設けられた第2貫通孔11bに挿通されて側壁11の外側に引き出された第2端子部23と、を有し、第1端子部22と第2端子部23とが、互いに平行であることを特徴とする加熱炉1。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
断熱材により円筒状に形成された側壁を備えた炉本体と、通電により前記炉本体の内部を加熱するセラミックヒーターと、を有する加熱炉であって、
前記セラミックヒーターが、
蛇行形状に形成され、前記側壁の内周面に沿って配置されたヒーター本体部と、
前記ヒーター本体部の一端に一体に連なり、前記側壁に設けられた第1貫通孔に挿通されて前記側壁の外側に引き出された第1端子部と、
前記ヒーター本体部の他端に一体に連なり、前記第1貫通孔に対して周方向にずれて前記側壁に設けられた第2貫通孔に挿通されて前記側壁の外側に引き出された第2端子部と、を有し、
前記第1端子部と前記第2端子部とが、互いに平行であることを特徴とする加熱炉。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記ヒーター本体部が、前記側壁に設けられた取付用孔に抜差し自在に挿入された保持ピンにより前記側壁に保持されている、請求項1に記載の加熱炉。
【請求項3】
スリットを備えた筒状であるとともに前記スリットに連なる切欠き部を備え、前記取付用孔に固定されたカラーを有し、
前記保持ピンが、
前記カラーに回動自在且つ抜差し自在に挿入された直線部と、
前記直線部の一端に一体に連なるとともに前記直線部に対して側方に突出して設けられた保持部と、
前記直線部の他端に一体に連なるとともに前記直線部に対して側方に突出して設けられ、前記切欠き部に係止されるとともに前記スリットに沿って移動可能なストッパー部と、を有する、請求項2に記載の加熱炉。
【請求項4】
前記カラーと前記直線部との間に、綿状部材が充填されている、請求項3に記載の加熱炉。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、加熱炉に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば拡散炉などの用途に使用される加熱炉として、断熱材により円筒状に形成された側壁を備えた炉本体と、通電により炉本体の内部を加熱するセラミックヒーターと、を有し、セラミックヒーターが、蛇行形状(ミアンダ形状)に形成されて側壁の内周面に沿って配置されたヒーター本体部と、ヒーター本体部の一端に一体に連なり、側壁に設けられた第1貫通孔に挿通されて側壁の外側に引き出された第1端子部と、ヒーター本体部の他端に一体に連なり、第1貫通孔に対して周方向にずれて側壁に設けられた第2貫通孔に挿通されて側壁の外側に引き出された第2端子部と、を有するものが知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-313153号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記従来の加熱炉では、セラミックヒーターは、第1端子部と第2端子部とがそれぞれ円筒状の側壁の径方向に沿って延びる形状となっているので、炉本体を、第1端子部ないし第2端子部が挿通される第1貫通孔、第2貫通孔の部分において径方向ないし軸方向に分割可能な構成とし、セラミックヒーターを交換する際に、炉本体を分割してセラミックヒーターを着脱する必要があり、その交換作業が煩雑である、という問題点があった。
【0005】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、セラミックヒーターを容易に交換することが可能な加熱炉を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の加熱炉は、断熱材により円筒状に形成された側壁を備えた炉本体と、通電により前記炉本体の内部を加熱するセラミックヒーターと、を有する加熱炉であって、前記セラミックヒーターが、蛇行形状に形成され、前記側壁の内周面に沿って配置されたヒーター本体部と、前記ヒーター本体部の一端に一体に連なり、前記側壁に設けられた第1貫通孔に挿通されて前記側壁の外側に引き出された第1端子部と、前記ヒーター本体部の他端に一体に連なり、前記第1貫通孔に対して周方向にずれて前記側壁に設けられた第2貫通孔に挿通されて前記側壁の外側に引き出された第2端子部と、を有し、前記第1端子部と前記第2端子部とが、互いに平行であることを特徴とする。
【0007】
本発明の加熱炉は、上記構成において、前記ヒーター本体部が、前記側壁に設けられた取付用孔に抜差し自在に挿入された保持ピンにより前記側壁に保持されているのが好ましい。
【0008】
本発明の加熱炉は、上記構成において、スリットを備えた筒状であるとともに前記スリットに連なる切欠き部を備え、前記取付用孔に固定されたカラーを有し、前記保持ピンが、前記カラーに回動自在且つ抜差し自在に挿入された直線部と、前記直線部の一端に一体に連なるとともに前記直線部に対して側方に突出して設けられた保持部と、前記直線部の他端に一体に連なるとともに前記直線部に対して側方に突出して設けられ、前記切欠き部に係止されるとともに前記スリットに沿って移動可能なストッパー部と、を有するのが好ましい。
【0009】
本発明の加熱炉は、上記構成において、前記カラーと前記直線部との間に、綿状部材が充填されているのが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、セラミックヒーターを容易に交換することが可能な加熱炉を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

イビデン株式会社
配線基板
14日前
オムロン株式会社
基板
27日前
富士通株式会社
基板連結構造
1か月前
シャープ株式会社
装置
1か月前
コーセル株式会社
部品ホルダ
1か月前
株式会社エイム
半田配置方法
29日前
株式会社カネカ
製造システム
2か月前
中部電力株式会社
ホルダ
2か月前
東レ株式会社
配線付き基材の製造方法
1か月前
イビデン株式会社
プリント配線板
1か月前
イビデン株式会社
プリント配線板
9日前
個人
電流駆動型素子の電流制御器
2か月前
イビデン株式会社
プリント配線板
23日前
レボックス株式会社
光源装置
1か月前
レボックス株式会社
照明装置
1か月前
レボックス株式会社
照明装置
1か月前
リンナイ株式会社
加熱調理器
2か月前
アイホン株式会社
電気機器設置構造
1か月前
日東電工株式会社
配線回路基板
7日前
キヤノン株式会社
有機発光素子
2か月前
星和電機株式会社
シート状電波吸収体
2か月前
コックス株式会社
自動点灯制御一体化ランプ
2か月前
株式会社クラベ
コード状ヒータと面状ヒータ
1か月前
日東電工株式会社
配線回路基板
1か月前
住友電装株式会社
サービスカバー
1か月前
東芝ライテック株式会社
照明器具
7日前
株式会社ベスト
照明装置用センサ
2か月前
カヤバ株式会社
回路ユニットの製造方法
1か月前
株式会社デンソー
回路基板
2か月前
日本特殊陶業株式会社
電波吸収体
17日前
株式会社ルミカ
発光具
1か月前
富士フイルム株式会社
外部接続端子
27日前
イビデン株式会社
配線基板の製造方法
2か月前
矢崎総業株式会社
配線基板
1か月前
イビデン株式会社
プリント配線板の製造方法
1か月前
株式会社デンソー
電池監視装置
2か月前
続きを見る