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10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024087553
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022202440
出願日2022-12-19
発明の名称画像読取装置及び画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類H04N 1/191 20060101AFI20240624BHJP(電気通信技術)
要約【課題】読取精度を向上する。
【解決手段】読取ユニット700aは、搬送方向に搬送されるシートの画像を読み取り、かつ、放熱面702cを有するCIS702と、空気を送風する軸流ファン707と、CIS702と軸流ファン707との間に設けられ、CIS702を支持するCISホルダ704と、CIS702と、軸流ファン707と、CISホルダ704とを収容し、シートが搬送される側に開口した開口部を有する筐体703と、開口部に設けられた搬送ガイド部材701と、を有する。CIS702は、放熱面702cをCISホルダ704に対向させ、かつ、CISホルダ704との間で流路を形成して配置され、CISホルダ704は、放熱面702cに対向する部位に通気口704aを有し、軸流ファン707は、通気口704aに対向して配置される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
シートに画像を形成する画像形成部からシートを受け取り、シートをシート搬送方向に搬送する搬送部と、
シートの画像情報を読み取る読取ユニットと、を備え、
前記読取ユニットは、
画像読取素子が接続された基板を有し、前記搬送方向に搬送されるシートの画像を読み取るセンサユニットと、
空気を送風する送風部と、
前記センサユニットと前記送風部との間に設けられ、前記センサユニットを支持する支持部材と、
前記センサユニットと、前記送風部と、前記支持部材とを収容し、シートが搬送される側に開口した開口部を有する筐体と、
前記開口部に設けられた透過部材と、を有し、
前記センサユニットは、前記支持部材との間で流路を形成して配置され、
前記支持部材は、前記センサユニットにおける前記基板が設けられている側の外表面に対向する位置に形成された通気口を有し、
前記送風部は、前記通気口に対向して配置されている、
ことを特徴とする画像読取装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記センサユニットは、前記搬送方向に沿った方向を短手方向とし、前記短手方向及び前記センサユニットの光軸方向に直交する方向を長手方向とし、
前記外表面は、前記長手方向の両端部に位置する第1領域と、前記第1領域よりも中央部側に位置する第2領域と、を有し、
前記通気口は、前記外表面の前記第2領域に対向して配置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記通気口は、前記長手方向において、前記外表面の中央部に対向して配置されている、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
【請求項4】
前記送風部は、前記通気口に向けて空気を送風する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取装置。
【請求項5】
前記外表面は、前記基板に対向する放熱面である、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取装置。
【請求項6】
前記支持部材は、前記外表面に対向する底面と、前記底面に直交して前記センサユニットの側に突出した側面と、を有し、
前記センサユニットは、前記シート搬送方向から視たときに前記側面に少なくとも一部が重なる、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取装置。
【請求項7】
前記センサユニットの前記外表面の両端部を前記支持部材に対して弾性支持する一対の弾性体を備え、
前記通気口は、前記弾性体の間に配置されている、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取装置。
【請求項8】
前記筐体の内部において、前記支持部材を前記シート搬送方向に移動可能とし、第1位置と、前記第1位置とは異なる第2位置と、に移動可能にする移動部を備え、
前記送風部は、前記センサユニットが前記第1位置と前記第2位置とのうちで長時間滞在する方に位置するときの前記通気口に対向して配置されている、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取装置。
【請求項9】
前記筐体の底部の外側面に設けられたダクト部と、
前記ダクト部に通気する気流発生部と、を備える、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取装置。
【請求項10】
前記気流発生部は、
前記ダクト部の流路方向の一方側の端部に連通して設けられ、前記ダクト部に空気を供給する上流側ファンと、
前記ダクト部の流路方向の他方側の端部に連通して設けられ、前記ダクト部から空気を吸引する下流側ファンと、を有する、
ことを特徴とする請求項9に記載の画像読取装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートの画像を読み取る画像読取装置と、この画像読取装置を適用した画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置により画像形成したシートの画像を読み取る画像読取装置を備えた画像形成システムが知られている。例えば、画像の読み取りに使用される読取ユニット内部の読取センサによる読取結果が塵や埃等の異物の影響を受けたものとならないように、読取センサをガラスや筐体で覆うようにした読取ユニットが普及している(特許文献1参照)。このように読取ユニットが略密閉構造をとる場合、読取センサの光源及びその周囲の温度が非常に高温となりやすい。しかし、温度上昇を抑えるために読取ユニットに開口を設けると、埃や塵などが読取ユニットに付着し、読み取り品質の悪化に繋がる。
【0003】
これを解決するために、読取ユニットの内部にファンを配置し、内部の空気を撹拌することで冷却する構成が開発されている(特許文献2参照)。読取センサが収容された密閉空間に外気を取り込まないため、埃や塵などによる読取り不良のリスクを低減しつつ、空気の撹拌により読取センサの温度上昇を抑制することが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-6628号公報
特開2021-158440号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した特許文献2に記載の読取ユニットでは、密閉空間である読取ユニットの内部の空気を撹拌させるだけであるので、読取センサの長手方向の両端部で大きな温度差が発生してしまい、読取精度が低下する虞がある。
【0006】
本発明は、読取精度を向上できる画像読取装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、シートに画像を形成する画像形成部からシートを受け取り、シートをシート搬送方向に搬送する搬送部と、シートの画像情報を読み取る読取ユニットと、を備え、前記読取ユニットは、画像読取素子が接続された基板を有し、前記搬送方向に搬送されるシートの画像を読み取るセンサユニットと、空気を送風する送風部と、前記センサユニットと前記送風部との間に設けられ、前記センサユニットを支持する支持部材と、前記センサユニットと、前記送風部と、前記支持部材とを収容し、シートが搬送される側に開口した開口部を有する筐体と、前記開口部に設けられた透過部材と、を有し、前記センサユニットは、前記支持部材との間で流路を形成して配置され、前記支持部材は、前記センサユニットにおける前記基板が設けられている側の外表面に対向する位置に形成された通気口を有し、前記送風部は、前記通気口に対向して配置されていることを特徴とする画像読取装置である。
【0008】
また、本発明の一態様は、シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部において画像を形成されたシートの画像を読み取る上記の画像読取装置と、を備えることを特徴とする画像形成装置である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、読取精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施形態に係る画像形成装置を示す断面図である。
第1の実施形態に係る調整装置を示す断面図である。
第1の実施形態に係る読取部を示す断面図である。
第1の実施形態に係る読取ユニットを示す分解斜視図である。
第1の実施形態に係る読取ユニットを示す断面図であり、(a)は放熱面が下部にある場合、(b)は放熱面が側部にある場合である。
第1の実施形態に係る読取ユニットを示す縦断面図である。
第1の実施形態に係る読取部における軸流ファンの設置位置と風量差との関係を示す表である。
第2の実施形態に係る読取ユニットを示す縦断面図である。
第3の実施形態に係る読取ユニットを示す分解斜視図である。
第3の実施形態に係る読取ユニットを示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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