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公開番号2024087289
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022202032
出願日2022-12-19
発明の名称温風暖房装置
出願人株式会社ノーリツ
代理人個人
主分類F24H 3/04 20220101AFI20240624BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】衣類を乾燥させる乾燥運転を効率的に不具合なく実行可能な換気扇連動制御を行うようにした温風暖房装置を提供する。
【解決手段】換気扇を無線通信によりON、OFF切換え可能で、居室の暖房を行う通常暖房モードと衣類乾燥を行う衣類乾燥モードを制御する制御手段(10)を備えた温風暖房装置(1)において、制御手段は、通常運転モードでは、暖房開始から一定時間毎に前記換気扇に対して所定時間換気運転を行うように運転開始信号と停止信号を発信するとともに、温風暖房装置の燃焼運転をON、OFFすることで室温が設定温度となるように調整し、衣類乾燥モードでは、温風暖房装置の燃焼運転を停止することなく継続するとともに、換気扇をON、OFFすることで室温が所定温度範囲を維持するように調整する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
換気扇に対して運転開始信号・停止信号を発信する機能を備えた温風暖房装置であって、居室の暖房を行う通常暖房モードと衣類乾燥を行う衣類乾燥モードを制御する制御手段を備えた温風暖房装置において、
前記制御手段は、通常運転モードでは、暖房開始から一定時間毎に前記換気扇に対して所定時間換気運転を行うように運転開始信号と停止信号を発信するとともに、前記温風暖房装置の燃焼運転をON、OFFすることで室温が設定温度となるように調整し、
前記衣類乾燥モードでは、前記温風暖房装置の燃焼運転を停止することなく継続するとともに、前記換気扇をON、OFFすることで室温が所定温度範囲を維持するように調整することを特徴とする温風暖房装置。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
前記制御手段は、前記衣類乾燥モードでは、前記温風暖房装置内に装備された温度検出手段の検知温度が前記所定温度範囲の上限温度を超えた場合に換気扇に対して運転開始信号を発信することを特徴とする請求項1に記載の温風暖房装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記衣類乾燥モードでは、前記温風暖房装置内に装備された温度検出手段の検知温度が前記所定温度範囲の下限温度を下回った場合に換気扇に対して運転停止信号を発信することを特徴とする請求項2に記載の温風暖房装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、温風暖房装置に関し、特に衣類乾燥を行うときの燃焼部と換気扇に対する制御を改善したものに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
温風暖房装置を利用して居室内で衣類乾燥を行う場合、衣類の水分が蒸発することによって居室内の湿度が上昇し、ユーザーが不快に感じてしまう。そこで、温風暖房装置から換気扇に信号を送信して換気を行うことが考えられる。
【0003】
特許文献1に記載の温風暖房機においては、温風暖房機の加湿皿設置部に、取入口と温風出口を備えた箱体を装着し、温風暖房機の吹出口をカバーで覆い、温風出口から延びるホースを乾燥機本体の接続口に接続して、温風暖房機で発生した温風を乾燥機本体にホースを介して供給するように構成している。
【0004】
特許文献2に記載の燃焼器の安全装置においては、燃焼器の燃焼状態の異常を検知するセンサが燃焼異常を検知した場合に、送信部から換気扇の制御部の受信部に信号を送信して換気扇を作動させるように構成している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平5-203264号公報
特公平3-23816号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
温風暖房装置では、室温の調整のため燃焼をON、OFFさせることが一般的に行われているが、温風暖房装置の燃焼開始、停止時には不完全燃焼や未燃による臭気が多少排出されるため、乾燥対象である衣類に臭いが付着するおそれがある。
【0007】
本発明の目的は、衣類を乾燥させる乾燥運転を効率的に不具合なく実行可能な換気扇連動制御を行うようにした温風暖房装置を提供することである
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1の温風暖房装置は、換気扇に対して運転開始信号・停止信号を発信する機能を備えた温風暖房装置であって、居室の暖房を行う通常暖房モードと衣類乾燥を行う衣類乾燥モードを制御する制御手段を備えた温風暖房装置において、前記制御手段は、通常運転モードでは、暖房開始から一定時間毎に前記換気扇に対して所定時間換気運転を行うように運転開始信号と停止信号を発信するとともに、前記温風暖房装置の燃焼運転をON、OFFすることで室温が設定温度となるように調整し、前記衣類乾燥モードでは、前記温風暖房装置の燃焼運転を停止することなく継続するとともに、前記換気扇をON、OFFすることで室温が所定温度範囲を維持するように調整することを特徴としている。
【0009】
上記の構成によれば、衣類乾燥モードでは、前記温風暖房装置の燃焼運転を停止することなく継続するとともに、前記換気扇をON、OFFすることで室温が所定温度範囲を維持するように調整するため、燃焼開始、停止時に不完全燃焼や未燃による臭気の発生がなくなり、乾燥対象である衣類に臭いが付着するおそれがない。
【0010】
請求項2の温風暖房装置は、請求項1の発明において、前記制御手段は、前記衣類乾燥モードでは、前記温風暖房装置内に装備された温度検出手段の検知温度が前記所定温度範囲の上限温度を超えた場合に換気扇に対して運転開始信号を発信することを特徴としている。
上記の構成によれば、室温の検知温度が上限温度を超えた場合に換気扇に対して運転開始信号を発信するため、室温を上限温度以下に維持することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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