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公開番号2024131112
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023041177
出願日2023-03-15
発明の名称制御装置および調理機器
出願人株式会社ノーリツ
代理人弁理士法人有古特許事務所
主分類F24C 3/12 20060101AFI20240920BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】LED表示器のLEDを従来よりも適切に点灯させ得る制御装置を提供する。
【解決手段】複数のLED表示器をダイナミック点灯させる制御装置は、クロック発振回路と、CPUと、LED表示器のLEDのそれぞれに対応して設けられた第1出力ポート群と、LED表示器のコモン端子のそれぞれに対応して設けられた第2出力ポート群と、を備え、実行可能な制御モードとして、CPUから各LEDを点灯させるか否かについての指令信号を第1出力ポート群の各ポートに供給し、クロック発振回路からのクロック信号を第2出力ポート群の各ポートに供給する第1モードと、上記指令信号の供給が停止される一方で上記クロック信号が出力可能な第2モードと、を含む。第2モードにおいて、第2モードに移行する前の所定の上記指令信号に対応する電圧レベルに第1出力ポート群の各ポートの出力を維持させ、第2出力ポート群に対してクロック信号を出力させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数のLED表示器をダイナミック点灯させる制御装置であって、
前記制御装置は、クロック発振回路と、CPUと、前記LED表示器を構成する複数のLEDのそれぞれに対応して設けられた第1出力ポート群と、前記LED表示器のコモン端子のそれぞれに対応して設けられた第2出力ポート群と、を備え、
前記制御装置は、実行可能な制御モードとして、前記CPUから各LEDを点灯させるか否かについての指令信号を前記第1出力ポート群の各ポートに供給し、前記クロック発振回路からのクロック信号を前記第2出力ポート群の各ポートに供給する第1モードと、前記CPUからの前記指令信号の供給が停止される一方で、前記クロック発振回路からのクロック信号が出力可能な第2モードと、を含み、
前記第2モードにおいて、前記第2モードに移行する前の所定の前記指令信号に対応する電圧レベルに前記第1出力ポート群の各ポートの出力を維持させ、前記第2出力ポート群に対して前記クロック信号を出力させる制御装置。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
前記第2モードにおいて、前記第2出力ポート群の各ポートのうちの一つのみに前記クロック信号を出力させる請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の制御装置と、前記LED表示器を備える操作表示パネルと、前記操作表示パネルによって操作する調理用加熱器と、を備える調理機器。
【請求項4】
前記調理機器は電池駆動式である請求項3に記載の調理機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は制御装置および調理機器に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数のLEDからなるLED群とICおよびスイッチング素子とを備え、ICにはコモン出力部とデータ出力部とを備え、当該コモン出力部はスイッチング素子を介してLED群の各コモン端子に接続され、データ出力部はLED群の各LEDのデータ端子へ接続され、所定の間隔でコモン出力部から信号が出力されることでLED群を点灯および消灯させるダイナミック点灯装置が開示されている。ここで、特許文献1に開示されたダイナミック点灯装置は、ICはデータ出力信号の監視を行い当該信号が全てオフの場合にはコモン出力部からの信号を出力しないように構成されたICであることを特徴とする。
【0003】
特許文献2には、加熱部での加熱時間を設定する設定スイッチを含む複数の操作スイッチと、加熱時間を表示する7セグメントLED表示部とを備えた操作表示パネルに、所定押し時間押し続けることによって加熱部についての安全機能の設定および解除を行うシートキースイッチを備えたシートキースイッチ付きのガスコンロが開示されている。ここで、特許文献2に開示されたコンロは、7セグメントLED表示部に、シートキースイッチを押したときに、少なくとも1つのセグメントLEDを点灯し、該スイッチを所定時間押し続けたときに、セグメントLEDによる図形、数字または記号等の完了表示を完成するとともに、その間、点灯するセグメントLEDを完了表示に向けて変化させることを特徴とする。
【0004】
特許文献3には、プリント配線基板上に装着された7セグメントタイプの第1および第2のLEDをダイナミック点灯することにより二桁の数字等を表示する表示器が開示されている。ここで、特許文献3に開示された表示器は、第2のLEDを第1のLEDに対して天地が逆方向となるように配置した上で、プリント配線基板上に、第1および第2のLEDにおける各セグメントに対応した7個ずつのリードのうち同一の数字エレメント表示用のもの同士を接続する7本の単位配線パターンを設け、それらの配線パターンを、第1のLEDにおける各リード間部位および第2のLEDにおける各リード間部位を通らない状態で引き回すように構成したことを特徴とする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-47429号公報
特許第4408822号
実開平6-75571号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本開示は、一例として、LED表示器のLEDを従来よりも適切に点灯させ得る制御装置および調理機器を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様(aspect)は、複数のLED表示器をダイナミック点灯させる制御装置であって、前記制御装置は、クロック発振回路と、CPUと、前記LED表示器を構成する複数のLEDのそれぞれに対応して設けられた第1出力ポート群と、前記LED表示器のコモン端子のそれぞれに対応して設けられた第2出力ポート群と、を備え、前記制御装置は、実行可能な制御モードとして、前記CPUから各LEDを点灯させるか否かについての指令信号を前記第1出力ポート群の各ポートに供給し、前記クロック発振回路からのクロック信号を前記第2出力ポート群の各ポートに供給する第1モードと、前記CPUからの前記指令信号の供給が停止される一方で前記クロック発振回路からのクロック信号が出力可能な第2モードと、を含み、前記第2モードにおいて、前記第2モードに移行する前の所定の前記指令信号に対応する電圧レベルに前記第1出力ポート群の各ポートの出力を維持させ、前記第2出力ポート群に対して前記クロック信号を出力させる。
【0008】
本開示の一態様の調理機器は、上記一態様の制御装置と、前記LED表示器を備える操作表示パネルと、前記操作表示パネルによって操作される調理用加熱器と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一態様の制御装置および調理機器は、LED表示器のLEDを従来よりも適切に点灯させ得る、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態の調理機器の一例を示す図である。
図2は、実施形態の調理機器における操作表示パネルの一例を示す図である。
図3は、実施形態の調理機器における制御装置およびLED表示器の一例を示す図である。
図4は、複数のLED表示器をダイナミック点灯させる制御のタイムチャートの一例を示す図である。
図5は、制御装置のHALTモードにおいて、LED表示器のLEDを点灯させる制御のタイムチャートの一例を示す図である、
図6は、図5のLED表示器のLEDを点灯させる制御によって、LED点灯が行われた操作表示パネルの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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