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公開番号2024086240
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022201266
出願日2022-12-16
発明の名称投写制御装置、投写制御方法
出願人日本無線株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B63B 45/04 20060101AFI20240620BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約【課題】船舶に対して各種情報を伝えることが可能であり、保守の負担を低減することが可能な投写制御装置を提供する。
【解決手段】洋上風力発電設備に設置される映像投写装置に接続される投写制御装置であって、前記洋上風力発電設備に対して割り当てられたエリアを航行する船舶を検出する検出部と、前記検出された船舶に応じたメッセージを抽出する抽出部と、前記抽出されたメッセージを前記映像投写装置から海面または洋上風力発電設備に対して投写させる出力部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
洋上風力発電設備に設置される映像投写装置に接続される投写制御装置であって、
前記洋上風力発電設備に対して割り当てられたエリアを航行する船舶を検出する検出部と、
前記検出された船舶に応じたメッセージを抽出する抽出部と、
前記抽出されたメッセージを前記映像投写装置から海面または洋上風力発電設備に対して投写させる出力部と、
を有する投写制御装置。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記検出部の検出結果に基づいて、前記検出された船舶と前記洋上風力発電設備との距離を求める距離算出部を有し、
前記出力部は、前記メッセージの表示態様を前記距離に応じて変更する
請求項1に記載の投写制御装置。
【請求項3】
前記出力部は、前記メッセージを前記海面に投写させる場合、前記距離に応じて、前記船舶からメッセージを見た場合の垂直方向における台形補正の度合いを変更する
請求項2に記載の投写制御装置。
【請求項4】
前記出力部は、前記距離に応じて、前記メッセージの表示サイズを変更する
請求項2に記載の投写制御装置。
【請求項5】
前記出力部は、前記映像投写装置が設置された洋上風力発電設備とは異なる洋上風力発電設備のタワーに対して投写させる
請求項1に記載の投写制御装置。
【請求項6】
前記エリアの海象情報を取得する取得部と、
前記海象情報に基づいて、前記エリアの海面に生じる波が基準レベル以上であるか否かを判定する判定部と、
前記判定部の判定結果に基づいて、投写する対象を前記海面または前記洋上風力発電設備のいずれかを選択する選択部と、を有し、
前記出力部は、前記選択部によって選択された投写対象に対して前記メッセージを投写させる
請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の投写制御装置。
【請求項7】
洋上風力発電設備に設置される映像投写装置に接続されるコンピュータにより実行される投写制御方法であり、
前記洋上風力発電設備に対して割り当てられたエリアを航行する船舶を検出し、
前記検出された船舶に応じたメッセージを抽出し、
前記抽出されたメッセージを前記映像投写装置から海面または洋上風力発電設備に対して投写させる
投写制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、投写制御装置、投写制御方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
航路標識は、船舶が安全に航行するために、海上の船舶から視認可能な位置に設けられる。航路標識の一つとして、光や形を利用した光波標識がある。光波標識は、発光することで、船舶からの視認性を向上させることができる。
また、近年は、洋上風力発電設備の設置が進みつつある。そのため、洋上風力発電設備の存在を船舶から認識してもらう必要がある。このような洋上風力発電設備の存在を船舶側に知らせるために、洋上風力発電設備の上部に発光装置を設け、点灯させる場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭50-114196号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、発光装置を設けることで、洋上風力発電設備の存在を船舶に認識してもらうことができるが、洋上風力発電設備の存在を通知するだけでなく、他の情報も通知できた方が、船舶の安全な航行に寄与すると考えられる。ここで、洋上風力発電設備に液晶表示装置を設け、各種情報を表示することが考えられるが、液晶表示装置の表示画面が汚れた場合には、遠方から表示画面を認識しにくくなる。また、表示画面の清掃するために洋上風力発電設備が設置された場所まで出向く必要があり、保守の負担が大きい。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、船舶に対して各種情報を伝えることが可能であり、保守の負担を低減することが可能な投写制御装置、投写制御方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明の一態様は、洋上風力発電設備に設置される映像投写装置に接続される投写制御装置であって、前記洋上風力発電設備に対して割り当てられたエリアを航行する船舶を検出する検出部と、前記検出された船舶に応じたメッセージを抽出する抽出部と、前記抽出されたメッセージを前記映像投写装置から海面または洋上風力発電設備に対して投写させる出力部と、を有する投写制御装置である。
【0007】
また、本発明の一態様は、洋上風力発電設備に設置される映像投写装置に接続されるコンピュータにより実行される投写制御方法であり、前記洋上風力発電設備に対して割り当てられたエリアを航行する船舶を検出し、前記検出された船舶に応じたメッセージを抽出し、前記抽出されたメッセージを前記映像投写装置から海面または洋上風力発電設備に対して投写させる投写制御方法である。
【発明の効果】
【0008】
以上説明したように、この発明によれば、船舶に対して各種情報を伝えることが可能であり、保守の負担を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
この発明の一実施形態による航路標識システムSの構成を示す概略ブロック図である。
航路標識システムSが設置された様子を示す概略の概念図である。
投写制御装置70の動作について説明するフローチャートである。
映像投写装置21から映像を投写した場合を示す概念図である。
映像投写装置21から映像を投写した場合を示す他の概念図である。
映像投写装置21から映像を投写した場合を示す他の概念図である。
映像投写装置21から映像を投写した場合を示す他の概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態による航路標識システムSについて図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施形態による航路標識システムSの構成を示す概略ブロック図である。
航路標識システムSは、洋上風力発電設備20、映像投写装置21、レーダ30、AIS40、サーバ装置50、メッセージ管理装置60、投写制御装置70、ネットワークNWを含む。ネットワークNWは、例えば、インターネットである。
(【0011】以降は省略されています)

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