TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024090370
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022206238
出願日2022-12-23
発明の名称レーダ装置及びレーダ映像表示方法
出願人日本無線株式会社
代理人個人
主分類G01S 7/12 20060101AFI20240627BHJP(測定;試験)
要約【課題】トレイル映像には表示されづらい種類の物標について、その移動経路を直感的に把握できる映像を表示可能なレーダ装置及びレーダ映像表示方法を提供する。
【解決手段】電波の送受信により捕捉した物標のレーダエコーを1スキャンごとにスキャン静止画として記憶する記憶部14と、複数のスキャン静止画が連続的に再生されるスキャン動画を表示する表示制御部16と、を備える、ことを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
電波の送受信により、物標のレーダエコーを捕捉し、前記レーダエコーの映像を表示するレーダ装置であって、
前記レーダエコーを1スキャンごとにスキャン静止画として記憶する記憶手段と、
複数の前記スキャン静止画が連続的に再生されるスキャン動画を表示する表示制御手段と、を備える、
ことを特徴とするレーダ装置。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記表示制御手段が、前記レーダエコーの映像と、前記スキャン動画と、を表示手段に重畳表示する、
ことを特徴とする請求項1に記載のレーダ装置。
【請求項3】
船舶に搭載される、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のレーダ装置。
【請求項4】
電波の送受信により、物標のレーダエコーを捕捉し、前記レーダエコーの映像を表示するレーダ映像表示方法であって、
前記レーダエコーを1スキャンごとにスキャン静止画として記憶し、
複数の前記スキャン静止画が連続的に再生されるスキャン動画を表示する、
ことを特徴とするレーダ映像表示方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レーダエコーに基づいて物標を検出し、表示するレーダ装置及びレーダ映像表示方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、船舶に搭載されて、レーダアンテナから放射された電波のエコー信号に基づいて自船の周囲に存在する物標の像をモニターなどに表示するレーダ装置が知られている。このようなレーダ装置には、レーダエコーの映像と、トレイル映像とを表示する機能を備えたものがある。レーダエコーの映像とは、スイープ毎に物標をリアルタイムで表示する映像のことをいい、トレイル映像とは、レーダエコーの映像に表示された物標をスキャン毎に処理して物標の航跡(移動軌跡)を表示する映像のことをいう。ここで、1スイープとは、レーダアンテナからレーダ信号を送信し、送受信部でレーダエコーを受信するまでの1回の送受信動作をいい、1スキャンとは、アンテナが1回転する間に行われた複数のスイープをいう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
再表2017/163716号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
トレイル映像は、レーダエコーによりはっきりと捉えられた物標の映像に基づいて生成されるため、鳥等の高速に動く小物標や、ボンデンやブイ等の一定周期の浮き沈みがある物標は、トレイル映像には表示されにくいという問題がある。これらの物標はレーダエコーの映像には表示されるものの、レーダエコーの映像が静止画像であるため、そこから物標の移動軌跡を把握することは困難である。
【0005】
そこで本発明は、トレイル映像には表示されづらい種類の物標について、その移動軌跡を直感的に把握できる映像を表示可能なレーダ装置及びレーダ映像表示方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、電波の送受信により、物標のレーダエコーを捕捉し、前記レーダエコーの映像を表示するレーダ装置であって、前記レーダエコーを1スキャンごとにスキャン静止画として記憶する記憶手段と、複数の前記スキャン静止画が連続的に再生されるスキャン動画を表示する表示制御手段と、を備える、ことを特徴とするレーダ装置である。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のレーダ装置において、前記表示制御手段が、前記レーダエコーの映像と、前記スキャン動画と、を表示手段に重畳表示する、ことを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のレーダ装置において、船舶に搭載される、ことを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載の発明は、電波の送受信により、物標のレーダエコーを捕捉し、前記レーダエコーの映像を表示するレーダ映像表示方法であって、前記レーダエコーを1スキャンごとにスキャン静止画として記憶し、複数の前記スキャン静止画が連続的に再生されるスキャン動画を表示する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1及び4に記載の発明によれば、レーダエコーを1スキャン毎にスキャン静止画として記憶手段に記憶し、それらのスキャン静止画を高速に切り替えて動画として再生するので、静止画像であるレーダエコーの映像では把握しづらかった物標の移動軌跡を直感的に把握することが可能となる。また、トレイル映像には表示されなかった種類の物標についても追跡することが可能となる。さらに、その物標が何であるかを推測することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

日東精工株式会社
検査装置
3日前
大和製衡株式会社
組合せ秤
3日前
個人
回転動作検出システム
5日前
アズビル株式会社
流量センサ
4日前
株式会社東芝
センサ
11日前
株式会社ヨコオ
接続装置
4日前
個人
氷河融雪水流出量の推定方法
18日前
日本電気株式会社
LiDAR装置
3日前
株式会社テイエルブイ
流量推定システム
5日前
富士電機株式会社
エンコーダ
3日前
ローム株式会社
磁気検出装置
3日前
株式会社ジークエスト
感温センサー
3日前
フォロフライ株式会社
情報処理装置
3日前
ミツミ電機株式会社
測距装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
温度計測装置
6日前
三晶エムイーシー株式会社
試料容器
12日前
三菱マテリアル株式会社
温度センサ
6日前
株式会社イシダ
計量装置
3日前
マレリ株式会社
推定装置
10日前
船井電機株式会社
液体分注装置
4日前
株式会社ダイヘン
センサユニット
5日前
合同会社陶徳堂研究所
体液採取器
4日前
株式会社徳屋
丁張用固定具
6日前
株式会社ダイヘン
センサユニット
5日前
株式会社ダイヘン
センサユニット
5日前
株式会社ダイヘン
センサユニット
5日前
株式会社ダイヘン
センサユニット
5日前
ホシデン株式会社
検出装置
11日前
大同特殊鋼株式会社
鋼材の長さ測定方法
4日前
株式会社ダイヘン
センサユニット
5日前
株式会社ダイヘン
センサユニット
5日前
株式会社ダイヘン
センサユニット
5日前
株式会社ダイヘン
センサユニット
5日前
マグネデザイン株式会社
GSR素子の製造方法
17日前
エスペック株式会社
耐電圧試験装置
4日前
中国電力株式会社
風煙道漏洩検知システム
12日前
続きを見る