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公開番号2024088254
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2022203335
出願日2022-12-20
発明の名称収容箱、収容箱の製造方法
出願人日本無線株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B01D 53/26 20060101AFI20240625BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】収容箱の内部に対する、外部からの水分の影響を低減する。
【解決手段】電子機器を収容し、換気口が設けられ、屋外に設置可能な収容箱であって、前記換気口に設けられ、水分を吸収することで膨張する膨張部材を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電子機器を収容し、換気口が設けられ、屋外に設置可能な収容箱であって、
前記換気口に設けられ、水分を吸収することで膨張する膨張部材を有する
収容箱。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記膨張部材に対して送風するファンを有する
請求項1に記載の収容箱。
【請求項3】
前記収容箱の外部の水分を検出する外部環境センサと、
前記外部環境センサの検出結果に基づいて、前記外部の環境が判定基準を満たすか否かに応じて前記ファンを制御する制御部と
を有する請求項2に記載の収容箱。
【請求項4】
前記制御部は、前記検出された外部の湿度が第1基準値よりも高いと判定された場合に前記ファンを駆動させる
請求項3に記載の収容箱。
【請求項5】
前記外部から前記収容箱の内部に前記膨張部材を介して通過する風量を検出する風量センサを有し、
前記制御部は、前記ファンが駆動しており、前記検出された風量が第2基準値よりも小さいと判定された場合には、前記ファンを停止させる
請求項4に記載の収容箱。
【請求項6】
前記収容箱の内部の湿度を検出する内部湿度センサを有し、
前記制御部は、前記検出された外部の湿度より前記検出された内部の湿度が高いと判定された場合には、前記ファンを駆動させる
請求項4に記載の収容箱。
【請求項7】
電子機器を収容し、換気口が設けられ、屋外に設置可能な収容箱の製造方法であり、
水分を吸収することで膨張する膨張部材を前記換気口に設ける
収容箱の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、収容箱、収容箱の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
電源装置やバッテリなどの各種電子機器を収容し、屋外に設置可能な収容箱がある。このような収容箱は主に金属製であり一定の強度を有し、内部の収容された電子機器を風雨から保護する。また、収容箱は、換気のための換気口を有するものもある。例えば、換気口は、給気用の換気口と、排気用の換気口とが設けられ、換気を行うことで、収容された電子機器から発生する熱による温度上昇を低減する(例えば特許文献1)。これらの換気口には、内部に虫等が侵入しないようにメッシュ部材が設けられる場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-181417号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、収容箱には電子機器が収容されているため、換気口が設けられていたとしても、外部からの雨や湿気等の水分の影響を受けにくくすることが望ましい。上述したメッシュ部材については、虫等の侵入を防止することができるが、雨の侵入や、湿気の侵入を低減するものではない。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、収容箱の内部に対する、外部からの水分の影響を低減することができる収容箱、収容箱の製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明の一態様は、電子機器を収容し、換気口が設けられ、屋外に設置可能な収容箱であって、前記換気口に設けられ、水分を吸収することで膨張する膨張部材を有する収容箱である。
【0007】
また、本発明の一態様は、電子機器を収容し、換気口が設けられ、屋外に設置可能な収容箱の製造方法であり、水分を吸収することで膨張する膨張部材を前記換気口に設ける収容箱の製造方法である。
【発明の効果】
【0008】
以上説明したように、この発明によれば、収容箱の内部に対する、外部からの水分の影響を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
この発明の一実施形態による収容箱1の外観を示す斜視図である。
収容箱1の断面図である。
換気口ユニット10とフード1cとを含む部分を拡大した断面図である。
乾燥した状態における膨張部材10aの断面を示す概略図である。
吸水した状態における膨張部材10aの断面を示す概略図である。
制御部13と各部との関係を説明する概略ブロック図である。
収容箱1における制御部13の動作を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態による収容箱について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施形態による収容箱1の外観を示す斜視図である。
収容箱1は、内部に電子機器を収容する。収容される電子機器としては、例えば、電源装置、バッテリ、発電機、通信機器、制御装置等であってもよい。収容箱1は、金属製である。収容箱1は、内部に収容される電子機器を風雨等の外部環境から保護をする。
収容箱1は、屋外に設置可能である。収容箱1は、例えば、通信設備等の各種設備が設置された場所の近傍に設置される。収容箱1が設置される場所は、道路の近傍、山岳地域などであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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