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公開番号2024086201
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022201216
出願日2022-12-16
発明の名称リアクトル
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01F 37/00 20060101AFI20240620BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】コストを抑えつつ、放熱シートによる良好な放熱機能を発揮させることが可能なリアクトルを提供する。
【解決手段】冷却器200の設置面31に組付けられることにより、放熱シート40を介して取付面21が設置面31に押し付けられるリアクトル100であって、設置面31は、取付面21に向かって突設された冷却器側凸部33を有し、取付面21は、設置面31に向かって突設されたコア側凸部23を有し、放熱シート40を介して設置面31に取付面21が突き合わされた際に、コア側凸部23が冷却器側凸部33よりも外側に位置し、かつ放熱シート40が冷却器側凸部33の内側に位置する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
冷却器の設置面に組付けられることにより、放熱シートを介して取付面が前記設置面に押し付けられるリアクトルであって、
前記設置面は、前記取付面に向かって突設された冷却器側凸部を有し、
前記取付面は、前記設置面に向かって突設されたコア側凸部を有し、
前記放熱シートを介して前記設置面に前記取付面が突き合わされた際に、前記コア側凸部が前記冷却器側凸部よりも外側に位置し、かつ前記放熱シートが前記冷却器側凸部の内側に位置する、
リアクトル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、リアクトルに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、コイル底面を収容する凹部を備える冷却器と、凹部の内部に移動可能な状態で設置され、凹部に向かって下る傾斜面を有する可動ブロックと、リアクトルの樹脂部に設けられて可動ブロックの傾斜面と互いに嵌め合わされる傾斜面を有する突起部とを備えるリアクトルが開示されている。このリアクトルでは、樹脂部の突起部と可動ブロックとが嵌め合された状態で放熱シートを可動ブロックで密閉する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-102632号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のリアクトルでは、樹脂製の放熱シートの外周に可動ブロックを配置させ、この可動ブロックを、冷却器へ取り付ける際のリアクトル加圧にしたがって伸展する放熱シートのストッパーの役割を果たすようにしている。
【0005】
このように、上記リアクトルでは、放熱シートを位置決めして伸展を抑えるための可動ブロックを要するため、部品点数の増加及び組付け作業の複雑化によってコストアップを招いてしまう。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、コストを抑えつつ、放熱シートによる良好な放熱機能を発揮させることが可能なリアクトルを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明のリアクトルは、
冷却器の設置面に組付けられることにより、放熱シートを介して取付面が前記設置面に押し付けられるリアクトルであって、
前記設置面は、前記取付面に向かって突設された冷却器側凸部を有し、
前記取付面は、前記設置面に向かって突設されたコア側凸部を有し、
前記放熱シートを介して前記設置面に前記取付面が突き合わされた際に、前記コア側凸部が前記冷却器側凸部よりも外側に位置し、かつ前記放熱シートが前記冷却器側凸部の内側に位置する。
【0008】
この構成のリアクトルによれば、冷却器の設置面にリアクトルの取付面を突き合わせることにより、別個の位置決め用の部材を用いることなく、冷却器に対してリアクトル及び放熱シートを位置決めできる。しかも、放熱シートの外方への移動を規制して放熱シートのはみ出しによる破損を抑え、良好な放熱機能を発揮させることができる。したがって、コストを抑えつつ、放熱シートによる良好な放熱機能を発揮させることができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明のリアクトルによれば、コストを抑えつつ、放熱シートによる良好な放熱機能を発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係るリアクトルの冷却器に組付けた状態の平面図である。
図1におけるII-II断面図である。
リアクトルの裏面図である。
冷却器の平面図である。
冷却器に対するリアクトルの組付け箇所の概略断面図である。
冷却器へのリアクトルの組付けについて説明する冷却器に対するリアクトルの組付け箇所の概略断面図である。
冷却器へのリアクトルの組付けについて説明する冷却器に対するリアクトルの組付け箇所の概略断面図である。
コア側凸部及び冷却器側凸部がない参考例における冷却器に対するリアクトルの組付け箇所の概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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