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公開番号2024086187
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022201195
出願日2022-12-16
発明の名称ダイカスト金型
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類B22D 17/22 20060101AFI20240620BHJP(鋳造;粉末冶金)
要約【課題】第1の入子金型と第2の入子金型との段替えタイミングが異なっていても、成形品のバリの発生を抑制可能なダイカスト金型を実現する。
【解決手段】本開示の一態様に係るダイカスト金型(1)は、主型金型(3)に対して第1の入子金型(4)及び第2の入子金型(5)が段替え可能なダイカスト金型であって、第1の入子金型(4)における第2の入子金型(5)の側への移動及び第2の入子金型(5)の側に対して逆側への移動を案内する案内機構(6)と、第1の入子金型(4)を第2の入子金型(5)の側に押し込む押し込み機構(7)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
主型金型に対して第1の入子金型及び第2の入子金型が段替え可能なダイカスト金型であって、
前記第1の入子金型における前記第2の入子金型の側への移動及び当該第2の入子金型の側に対して逆側への移動を案内する案内機構と、
前記第1の入子金型を前記第2の入子金型の側に押し込む押し込み機構と、
を備える、ダイカスト金型。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ダイカスト金型に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
一般的なダイカスト金型において、金型同士の隙間に溶湯が入り込んで成形品にバリが発生しないように、金型同士に隙間が発生しない構成とされていることが好ましい。例えば、特許文献1の鋳造用金型は、主型金型に設けられたテコによって当該主型金型の凹部に挿入された第1の入子金型と第2の入子金型との隙間を塞ぐことで、当該隙間に溶湯が入り込んで成形品にバリが発生することを抑制している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-28887号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的なダイカスト金型を説明する。なお、一般的なダイカスト金型は、固定型と可動型とを備えるが、可動型を代表して説明する。図3(a)は、一般的なダイカスト金型の可動型をキャビティ面の側から見た図であり、図3(b)は、図3(a)のB-B断面図である。なお、図3(a)及び図3(b)では、各金型を明確に区別できるようにハッチングを用いて示している。
【0005】
一般的なダイカスト金型100の可動型101は、例えば、図3(a)に示すように、主型金型102の金型挿入部102aに第1の入子金型103及び第2の入子金型104が挿入されており、第1の入子金型103と第2の入子金型104とで連続するキャビティ面105を形成している。
【0006】
ここで、図3(b)に示すように、第1の入子金型103に形成された制限凸部103aが主型金型102に形成された制限凹部102bに嵌め込まれることで、第1の入子金型103が主型金型102に固定されている。
【0007】
このような一般的なダイカスト金型100において、第2の入子金型104が第1の入子金型103に対して段替え(交換)タイミングが早い場合、第2の入子金型104のみが段替えされる。
【0008】
このとき、主型金型102及び第1の入子金型103に余熱が残っており、主型金型102及び第1の入子金型103と、第2の入子金型104と、の温度差によって、第1の入子金型103と第2の入子金型104との間に隙間Cが発生し、当該隙間Cに溶湯が入り込んで成形品にバリが発生するおそれがある。
【0009】
なお、特許文献1では、第1の入子金型及び第2の入子金型の熱膨張を考慮して形成された主型金型と第1の入子金型及び第2の入子金型との隙間に溶湯が入り込んで成形品にバリが発生するおそれがある。
【0010】
本開示は、第1の入子金型と第2の入子金型との段替えタイミングが異なっていても、成形品のバリの発生を抑制可能なダイカスト金型を実現する。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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