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公開番号2024086125
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022201087
出願日2022-12-16
発明の名称表示制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社,株式会社デンソー,株式会社J-QuAD DYNAMICS
代理人弁理士法人プロスペック特許事務所
主分類B60K 35/23 20240101AFI20240620BHJP(車両一般)
要約【課題】自動走行制御の実行中に自車両の加減速が適正に行われているか否かについて自車両の運転者に疑念を抱かせることを防止することができる表示制御装置を提供する。
【解決手段】表示制御装置10は、自車両100の走行速度が目標速度範囲内の速度に維持されるように自車両を自動で加減速させる走行速度制御の実行中、自車両の表示装置30により目標速度範囲を画像表示し、或いは、自車両と自車両の周辺の車両であって自車両の走行方向と同じ方向に走行している車両である周辺車両200との間の距離である車間距離が目標距離範囲内の距離に維持されるように自車両を自動で加減速させる車間距離制御の実行中、表示装置により目標距離範囲を画像表示する。
【選択図】 図18
特許請求の範囲【請求項1】
自車両の走行速度が目標速度範囲内の速度に維持されるように前記自車両を自動で加減速させる走行速度制御の実行中、前記自車両の表示装置により前記目標速度範囲を画像表示し、或いは、前記自車両と該自車両の周辺の車両であって該自車両の走行方向と同じ方向に走行している車両である周辺車両との間の距離である車間距離が目標距離範囲内の距離に維持されるように前記自車両を自動で加減速させる車間距離制御の実行中、前記表示装置により前記目標距離範囲を画像表示するように構成された表示制御装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の表示制御装置において、
前記目標距離範囲は、前記自車両が前記車間距離を走行するのに要する時間の目標値に前記自車両の走行速度を乗じた値である目標距離よりも第1の値だけ大きい値を上限値とし、前記目標距離よりも第2の値だけ小さい値を下限値とする範囲である、
表示制御装置。
【請求項3】
請求項1に記載の表示制御装置において、
前記走行速度制御の実行中、前記自車両の走行速度が前記目標速度範囲内の速度に維持されるように前記自車両が自動で加減速されたときの前記自車両の移動範囲を前記目標速度範囲として前記表示装置により画像表示するように構成されている、
表示制御装置。
【請求項4】
請求項1に記載の表示制御装置において、
前記走行速度制御の実行中、前記表示装置により前記目標速度範囲の上限速度及び下限速度を画像表示することにより前記目標速度範囲を画像表示するように構成されている、
表示制御装置。
【請求項5】
請求項4に記載の表示制御装置において、
前記走行速度制御により前記自車両が加速されているときには、前記下限速度よりも前記上限速度が強調されるように前記上限速度及び前記下限速度を前記表示装置により画像表示するように構成されている、
表示制御装置。
【請求項6】
請求項4又は請求項5に記載の表示制御装置において、
前記走行速度制御により前記自車両が減速されているときには、前記上限速度よりも前記下限速度が強調されるように前記上限速度及び前記下限速度を前記表示装置により画像表示するように構成されている、
表示制御装置。
【請求項7】
請求項1に記載の表示制御装置において、
前記走行速度制御は、前記自車両を加速する場合、前記自車両の駆動装置のエネルギー効率が所定効率以上に維持されるように前記駆動装置を作動させて前記自車両を加速し、前記自車両を減速する場合、前記自車両が惰行走行するように前記駆動装置の作動を制御して前記自車両を減速する制御である、
表示制御装置。
【請求項8】
請求項1に記載の表示制御装置において、
前記車間距離制御の実行中、前記表示装置により前記目標距離範囲の上限距離及び下限距離を画像表示することにより前記目標距離範囲を画像表示するように構成されている、
表示制御装置。
【請求項9】
請求項8に記載の表示制御装置において、
前記車間距離制御により前記自車両が加速されているときには、前記上限距離よりも前記下限距離が強調されるように前記上限距離及び前記下限距離を前記表示装置により画像表示するように構成されている、
表示制御装置。
【請求項10】
請求項8又は請求項9に記載の表示制御装置において、
前記車間距離制御により前記自車両が減速されているときには、前記下限距離よりも前記上限距離が強調されるように前記上限距離及び前記下限距離を前記表示装置により画像表示するように構成されている、
表示制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示制御装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
自車両の加減速を自動で制御することにより自車両を自動で走行させる自動運転を行う運転支援制御が知られている。例えば、自車両の走行速度が目標速度に維持されるように自車両を自動で加減速させる走行速度制御を実行したり、自車両と先行車との間の距離が目標距離に維持されるように自車両を自動で加減速させる車間距離制御を実行したりする運転支援装置が知られている。又、走行速度制御の実行中、目標速度をディスプレイに画像表示したり、車間距離制御の実行中、目標距離を画像表示したりする表示制御装置も知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-196082号公報
【発明の概要】
【0004】
走行速度制御の実行中、様々な理由から、一定の制御幅をもって自車両の走行速度が制御されたり、車間距離制御の実行中、様々な理由から、一定の制御幅をもって自車両と先行車との間の距離が制御されたりすることがある。このように走行速度制御や車間距離制御が行われている場合、自車両の走行速度が目標速度には維持されず、比較的大きく上下し、又、自車両と先行車との間の距離が目標距離には維持されず、比較的大きく増減する。このため、走行速度制御や車間距離制御といった自動走行制御が一定の制御幅をもって行われているときに、目標速度だけがディスプレイに画像表示されていたり、目標距離だけがディスプレイに画像表示されていたりすると、自動走行制御による自車両の加減速が適正に行われているか否かについて、自車両の運転者に疑念を抱かせてしまう可能性がある。
【0005】
本発明の目的は、自動走行制御の実行中に自車両の加減速が適正に行われているか否かについて自車両の運転者に疑念を抱かせることを防止することができる表示制御装置を提供することにある。
【0006】
本発明に係る表示制御装置は、自車両の走行速度が目標速度範囲内の速度に維持されるように前記自車両を自動で加減速させる走行速度制御の実行中、前記自車両の表示装置により前記目標速度範囲を画像表示し、或いは、前記自車両と該自車両の周辺の車両であって該自車両の走行方向と同じ方向に走行している車両である周辺車両との間の距離である車間距離が目標距離範囲内の距離に維持されるように前記自車両を自動で加減速させる車間距離制御の実行中、前記表示装置により前記目標距離範囲を画像表示するように構成されている。
【0007】
本発明によれば、走行速度制御の実行中、目標速度範囲が表示装置により画像表示される。従って、走行速度制御の実行中、自車両の走行速度が一定の幅のある範囲で制御されていることを自車両の運転者が理解し易い。このため、走行速度制御の実行中に自車両の加減速が適正に行われているか否かについて自車両の運転者に疑念を抱かせることを防止することができる。同様に、本発明によれば、車間距離制御の実行中、目標距離範囲が表示装置により画像表示される。従って、車間距離制御の実行中、車間距離が一定の幅のある範囲で制御されていることを自車両の運転者が理解し易い。このため、車間距離制御の実行中に自車両の加減速が適正に行われているか否かについて自車両の運転者に疑念を抱かせることを防止することができる。
【0008】
尚、本発明に係る表示制御装置において、前記目標距離範囲は、例えば、前記自車両が前記車間距離を走行するのに要する時間の目標値に前記自車両の走行速度を乗じた値である目標距離よりも第1の値だけ大きい値を上限値とし、前記目標距離よりも第2の値だけ小さい値を下限値とする範囲である。
【0009】
本発明によれば、自車両の走行速度に応じた目標距離範囲が設定される。このため、車間距離制御により車間距離をより適切な距離に制御することができる。
【0010】
又、本発明に係る表示制御装置は、前記走行速度制御の実行中、前記自車両の走行速度が前記目標速度範囲内の速度に維持されるように前記自車両が自動で加減速されたときの前記自車両の移動範囲を前記目標速度範囲として前記表示装置により画像表示するように構成されててもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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