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公開番号2024085268
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-26
出願番号2022199709
出願日2022-12-14
発明の名称高電圧部品の保護構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60K 1/04 20190101AFI20240619BHJP(車両一般)
要約【課題】後突のときに高電圧部品の後面側の配線部品を保護すること。
【解決手段】本発明の高電圧部品の保護構造は、ワイヤーハーネスが接続されるコネクタを後面に有する高電圧部品が固定され、車体に対して固定される底部と、前記底部に連なって前記の車体の左右方向に設けられた側壁と、前記ワイヤーハーネスより高い位置で前記側壁から前記車体の左右方向の一方へ突出した保護部と、前記側壁の上端から下方に向かって設けられ、前記コネクタより後方に形成された溝部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ワイヤーハーネスが接続されるコネクタを後面に有する高電圧部品が固定され、車体に対して固定される底部と、
前記底部に連なって前記の車体の左右方向に設けられた側壁と、
前記ワイヤーハーネスより高い位置で前記側壁から前記車体の左右方向の一方へ突出した保護部と、
前記側壁の上端から下方に向かって設けられ、前記コネクタより後方に形成された溝部と、
を備える高電圧部品の保護構造。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
前記車体の左方向側の側壁と前記車体の右方向側の側壁の両方に前記保護部が形成されている
請求項1に記載の高電圧部品の保護構造。
【請求項3】
前記側壁に前記溝部が複数形成されている
請求項1に記載の高電圧部品の保護構造。
【請求項4】
座席の下方に前記保護部が配置される
請求項1に記載の高電圧部品の保護構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、高電圧部品の保護構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、後突時に車体に対する高電圧部品の取り付け状態を維持させつつ、高電圧部品を車両前方側に移動させることで高電圧部品に危害が加わることを抑制する車両の後部構造が開示されている。この後部構造はリヤフロアの前側の前側クロスメンバと、後側の後側クロスメンバが、夫々車幅方向に延びている。また、前側クロスメンバと後側クロスメンバは、互いに車両前後方向に間隔を空けて配設されている。リヤフロアの上面において、前側クロスメンバと後側クロスメンバとの間に高電圧部品が配設されている。前側クロスメンバは、リヤフロアに対して上面から配設され、車幅方向の両端が、車体側部を上下に延びる左右のブレース部材の下端に接続されている。後側クロスメンバは、リヤフロアに対して下面から配設されている。高電圧部品は、前側クロスメンバに対し後方に間隔を空けて前側クロスメンバよりも後側クロスメンバの側寄りに配設されている。高電圧部品は、前側クロスメンバと後側クロスメンバとに取り付けられており、前側クロスメンバに対しては、車両前後方向の荷重に対し変形するブラケットを介して取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-30911号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
高電圧部品は、コネクタを介してワイヤーハーネスが接続され、コネクタが高電圧部品の後面に設けられている場合がある。特許文献1に記載された構成では、後突時に高電圧部品の後方が変形する。この場合、コネクタやワイヤーハーネス等の配線部品を保護することが望まれる。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、後突のときに高電圧部品の後面側の配線部品を保護することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る高電圧部品の保護構造は、ワイヤーハーネスが接続されるコネクタを後面に有する高電圧部品が固定され、車体に対して固定される底部と、前記底部に連なって前記の車体の左右方向に設けられた側壁と、前記ワイヤーハーネスより高い位置で前記側壁から前記車体の左右方向の一方へ突出した保護部と、前記側壁の上端から下方に向かって設けられ、前記コネクタより後方に形成された溝部と、を備える。
【0007】
これにより、ワイヤーハーネスが上方の部品から底部との間に挟まれるのを保護部で防ぐことができ、後突により底部が変形したときにはコネクタより後方の溝部の位置で屈曲して底部がコネクタへ接触しないため、コネクタを保護することができる。
【0008】
また、上記において、前記車体の左方向側の側壁と前記車体の右方向側の側壁の両方に前記保護部が形成されていてもよい。
【0009】
これにより、上方のワイヤーハーネスの延伸方向にわたってワイヤーハーネスが上方の部品から底部との間に挟まれるのを防ぐことができる。
【0010】
また、上記において、前記側壁に前記溝部が複数形成されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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