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公開番号2024088108
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2022203115
出願日2022-12-20
発明の名称蓄電セル
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01M 50/474 20210101AFI20240625BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電極体の側部に位置する絶縁シートをケース本体に容易に収容可能にする。
【解決手段】本開示に基づく蓄電セル1は、電極体100と、セルケース200と、絶縁シート510とを備える。セルケース200は、電極体100を収容する。絶縁シート510は、電極体100とセルケース200との間に位置する。セルケース200は、上向きに開口する開口部211を有するケース本体210と、該ケース本体210の開口部211を閉塞する蓋220とを有する。絶縁シート510は、蓋220の下面に接続される中央シート511と、該中央シート511の両端縁からそれぞれ延出し、電極体100の側部に沿って下方に向かって延びる一対の側部シート512とを有する。一対の側部シート512の各々の先端縁512aは、電極体100より下方に位置している。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
電極体と、
前記電極体を収容するセルケースと、
前記電極体と前記セルケースとの間に位置する絶縁シートとを備え、
前記セルケースは、上向きに開口する開口部を有するケース本体と、該ケース本体の前記開口部を閉塞する蓋とを有し、
前記絶縁シートは、前記蓋の下面に接続される中央シートと、該中央シートの両端縁からそれぞれ延出し、前記電極体の側部に沿って下方に向かって延びる一対の側部シートとを有し、
前記一対の側部シートの各々の先端縁は、前記電極体より下方に位置している、蓄電セル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電セルに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特開2016-162755号公報(特許文献1)には、蓄電セルとして、二次電池が開示されている。当該二次電池は、第1電極と第2電極とを含み、巻き取られた電極アセンブリと、電極アセンブリが挿入される開口が形成されたケースと、ケースの開口に結合されたカバーと、第2電極と電気的に接続され、ケースの外側に突出した端子とを含み、電極アセンブリは、互いに反対方向を向く2つの前面と、前面を連結する2つの曲面とを含み、カバーは、前面に対向するように配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-162755号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電極体(電極アセンブリ)とともに、電極体の側部に位置させるための絶縁シートを、ケース本体の開口部からケース内部に挿入する場合がある。このとき、電極体と開口部との間隔が狭いために絶縁シートが開口部に引っかかる場合がある。
【0005】
本開示は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、電極体の側部に位置する絶縁シートをケース本体に容易に収容可能な蓄電セルを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に基づく蓄電セルは、電極体と、セルケースと、絶縁シートとを備える。セルケースは、電極体を収容する。絶縁シートは、電極体とセルケースとの間に位置する。セルケースは、上向きに開口する開口部を有するケース本体と、該ケース本体の開口部を閉塞する蓋とを有する。絶縁シートは、蓋の下面に接続される中央シートと、該中央シートの両端縁からそれぞれ延出し、電極体の側部に沿って下方に向かって延びる一対の側部シートとを有する。一対の側部シートの各々の先端縁は、電極体より下方に位置している。
【0007】
本開示の蓄電セルにおいては、電極体とともに絶縁シートをケース本体に収容する際に、側部シートの先端縁を電極体の下方に位置させつつ、電極体より先に側部シートをケース本体内に挿入できる。これにより、蓄電セルの製造時に絶縁シートが開口部に引っかかることを抑制できる。ひいては、電極体の側部に位置する絶縁シートをケース本体に容易に収容可能となる。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、電極体の側部に位置する絶縁シートをケース本体に容易に収容できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の一実施形態における蓄電セルを概略的に示す斜視図である。
図1に示される蓄電セルの分解斜視図である。
図1に示される蓄電セルの断面図である。
正極部材の近傍の拡大断面図である。
負極部材の近傍の拡大断面図である。
図1に示される蓄電セルについて、電極体と絶縁シートとがセルケースに収容される直前の状態を示す分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の一実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
(【0011】以降は省略されています)

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