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公開番号2024085518
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022200060
出願日2022-12-15
発明の名称切断装置及び切断方法
出願人株式会社アルテクス
代理人個人
主分類H01L 21/301 20060101AFI20240620BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】 ウエハーを切断するときに、きれいな切断面を実現させることに適した切断装置等を提供する。
【解決手段】 切断装置が備えるリングブレード11は、表面及び裏面にそれぞれ第1テープ35及び第3テープ33が貼られる第1ウエハー31を切断する。リングブレード11は、制御装置の制御の下で、音エネルギーを利用して、第1テープ35を切断した後に、同じリングブレード11によって第1ウエハー31を切断して、きれいな切断面を実現する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
ウエハーを切断する切断装置であって、
前記ウエハーは、表面に第1テープが貼られる第1ウエハーを含み、
制御装置の制御の下で、音エネルギーを利用して前記第1テープを切断した後に前記第1ウエハーを切断する切断部を備える切断装置。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記切断部は、同じブレードによって前記第1テープ及び前記第1ウエハーを切断する、請求項1記載の切断装置。
【請求項3】
前記制御装置は、前記切断部に対して、音エネルギーを利用して少なくとも前記第1テープを切断することによって生じた切断屑を当該切断部から除去させる、請求項1記載の切断装置。
【請求項4】
前記ウエハーは、さらに、裏面及び表面のそれぞれに前記第1テープ及び第2テープが貼られる第2ウエハーを含み、
前記切断部は、前記制御装置の制御の下で、音エネルギーを利用して前記第2テープ、前記第2ウエハー、前記第1テープ及び前記第1ウエハーを切断する、請求項1記載の切断装置。
【請求項5】
前記第1ウエハーは、裏面に第3テープが貼られ、
前記切断部は、前記第3テープを切断しない、請求項1記載の切断装置。
【請求項6】
ウエハーを切断する切断装置における切断方法であって、
前記ウエハーは、表面に第1テープが貼られる第1ウエハーを含み、
前記切断装置が備える切断部が、制御装置の制御の下で、音エネルギーを利用して前記第1テープを切断した後に前記第1ウエハーを切断する切断ステップを含む切断方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、切断装置及び切断方法に関し、特に、ウエハーを切断する切断装置等に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
図4は、従来のウエハーを切断する切断処理を説明するための図である(特許文献1参照)。従来、図4(a)にあるように、ウエハー51の裏面にテープ53を貼着する。図4(b)にあるように、切断ブレード55を、ウエハーに当てて切断処理を開始する。図4(c)にあるように、切断ブレード55を、ウエハーの層の材質に応じて異なるブレードに変えつつウエハーを切断する。裏面のテープ53は、ウエハーの切断によって切れる部分はあっても、完全には切断されない。これにより、図4(d)にあるように、テープ53に貼られた状態でウエハー51を分割していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-094648号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の切断処理では、図4(b)にあるようにブレード55がウエハー51に直接当たることなどによって、ウエハー51の切断面が乱れていた。
【0005】
よって、本発明は、ウエハーを切断するときに、きれいな切断面を実現させることに適した切断装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願発明の第1の側面は、ウエハーを切断する切断装置であって、前記ウエハーは、表面に第1テープが貼られる第1ウエハーを含み、制御装置の制御の下で、音エネルギーを利用して前記第1テープを切断した後に前記第1ウエハーを切断する切断部を備える。
【0007】
本願発明の第2の側面は、第1の側面の切断装置であって、前記切断部は、同じブレードによって前記第1テープ及び前記第1ウエハーを切断する。
【0008】
本願発明の第3の側面は、第1又は第2の側面の切断装置であって、前記制御装置は、前記切断部に対して、音エネルギーを利用して少なくとも前記第1テープを切断することによって生じた切断屑を当該切断部から除去させる。
【0009】
本願発明の第4の側面は、第1から第3のいずれかの側面の切断装置であって、前記ウエハーは、さらに、裏面及び表面のそれぞれに前記第1テープ及び第2テープが貼られる第2ウエハーを含み、前記切断部は、前記制御装置の制御の下で、音エネルギーを利用して前記第2テープ、前記第2ウエハー、前記第1テープ及び前記第1ウエハーを切断する。
【0010】
本願発明の第5の側面は、第1から第4のいずれかの側面の切断装置であって、前記第1ウエハーは、裏面に第3テープが貼られ、前記切断部は、前記第3テープを切断しない。
(【0011】以降は省略されています)

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