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公開番号2024084990
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-26
出願番号2022199253
出願日2022-12-14
発明の名称コンセント装置
出願人個人
代理人デロイトトーマツ弁理士法人
主分類H01R 25/00 20060101AFI20240619BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】強力な雷サージに対しても確実に対応し得る大きさの消弧剤入りヒューズが使えるコンセント装置を提供することにある。
【解決手段】コンセント装置1は、刃受部5を有するコンセント本体6と、コンセント本体6に着脱自在に取り付けられるコンセントカバー7とを備える。コンセントカバー7は、その裏面に固定され、消弧剤入りヒューズ11を配電線部分4に接続するための突出電極13を有するヒューズボックス12を備える。コンセント本体6は、コンセントカバー7の取付け時にヒューズボックス12が挿入されるボックス挿入部15と、該挿入により突出電極13が嵌入されて、これを配電線部分4に接続する受金具16とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電源からの配電線部分に介在し、プラグの刃が挿入される刃受部を有するコンセント本体と、
前記コンセント本体に対して着脱自在に取り付けられ、該コンセント本体の前面の前記刃受部以外の部分を覆うコンセントカバーと、
前記コンセントカバーの裏面に固定され、雷サージを遮断する消弧剤入りヒューズを着脱可能に保持し、該消弧剤入りヒューズの両端部を前記配電線部分に接続するための後方に突出する1対の突出電極を有するヒューズボックスと、
前記コンセント本体に設けられ、該コンセント本体に対する前記コンセントカバーの取付けにより前記ヒューズボックスが挿入されるボックス挿入部と、
前記ボックス挿入部に設けられ、該ボックス挿入部に対する前記ヒューズボックスの挿入により前記1対の突出電極が嵌入し、該1対の突出電極を前記配電線部分に接続する1対の受金具とを備えることを特徴とするコンセント装置。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記ヒューズボックスは、該ヒューズボックスに対する消弧剤入りヒューズの着脱を行うための開口部を、前記コンセントカバーの裏面における該ヒューズボックスの該裏面に沿った方向に向いた側面に有することを特徴とする請求項1に記載のコンセント装置。
【請求項3】
前記コンセント本体は、前記消弧剤入りヒューズが通電状態にあるときに点灯する通電ランプを有し、前記コンセントカバーには、該通電ランプの点灯の有無を確認するための窓部を備えることを特徴とする請求項1に記載のコンセント装置。
【請求項4】
前記コンセント本体は、直線状に配列された前記刃受部を複数備え、該配列の方向と、前記ヒューズボックスの長さ方向とが一致するように、該刃受部の配列の横に沿ってヒューズボックスが配置されることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のコンセント装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コンセントカバーにヒューズボックスを設けたコンセント装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ヒューズを設けたコンセント装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のコンセント装置は、座体と、蓋体と、保護装置とを備える。そして、座体に多数対のソケット導電片が設置され、1つのソケット電導片と1つの保護装置の電導片とを連結させ、かつ保護装置の電導片同士が連結される。
【0003】
さらに、保護装置の電導片と対応する位置に平角孔を有する蓋体が、座体に設置され、保護装置の回路基板に表示ランプが設置され、かつ2個の導電性スプリングが設置される。そして、両導電性スプリングをヒューズの両端の電導部分と接触させることにより、コンセント装置の電気回路が形成される。
【0004】
そして、正常な使用状態では、電気機器の電源プラグを、ソケットの電導片の対に挿入することにより、電気機器の電源が確保される。一方、過負荷電流が流れた場合、ヒューズが焼損し、電気回路が遮断され、表示ランプが点灯する。
【0005】
これに応じて、使用者は、故障原因を取り除き、ヒューズを交換することができる。ヒューズの交換は、蓋体の平角孔の両側の切り口から2本の指で保護装置の突起部を掴んで保護装置を抜き出し、保護装置の各導電性スプリングに両端が接触しているヒューズを取り出し、新たなものに取り替えてその両端を各導電性スプリングに接触させることにより行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
実用新案登録第3075125号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記特許文献1のコンセント装置によれば、ヒューズは、ソケットの電導片の対の間隔と同程度の長さしがない。このため、強力な雷サージが生じた場合には、ヒューズエレメントの溶解とともにアーク放電が生じて過電圧や過電流を遮断できずに電気機器に損傷を与えたり、さらにはヒューズ管が破損してアーク放電が外部に吹き出たりするなど、雷サージから電気機器等を保護するには不十分である。
【0008】
また、ヒューズとして消弧剤(珪砂)入りヒューズを用いた場合でも、強力な雷サージに対する十分な遮断容量を確保することができない。
【0009】
本発明の目的は、かかる従来技術の課題に鑑み、強力な雷サージに対しても確実に対応し得る大きさの消弧剤入りヒューズが使えるコンセント装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明のコンセント装置は、
電源からの配電線部分に介在し、プラグの刃が挿入される刃受部を有するコンセント本体と、
前記コンセント本体に対して着脱自在に取り付けられ、該コンセント本体の前面の前記刃受部以外の部分を覆うコンセントカバーと、
前記コンセントカバーの裏面に固定され、雷サージを遮断する消弧剤入りヒューズを着脱可能に保持し、該消弧剤入りヒューズの両端部を前記配電線部分にそれぞれ接続するための後方に突出する1対の突出電極を有するヒューズボックスと、
前記コンセント本体に設けられ、該コンセント本体に対する前記コンセントカバーの取付けにより前記ヒューズボックスが挿入されるボックス挿入部と、
前記ボックス挿入部に設けられ、該ボックス挿入部に対する前記ヒューズボックスの挿入により前記1対の突出電極が嵌入し、該1対の突出電極を前記配電線部分に接続する1対の受金具とを備えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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