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公開番号2024084399
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-25
出願番号2022198651
出願日2022-12-13
発明の名称塗膜の製造方法、および塗膜の測定方法
出願人PLジャパン株式会社
代理人弁理士法人WisePlus
主分類B05D 7/00 20060101AFI20240618BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】シーリング部分も含めた外壁全体について、客観的な塗膜保証を実現できる塗膜の製造方法を提供する。
【解決手段】略平滑な導電性金属部分を含む下地の上にウレア樹脂塗料組成物を塗布し、ウレア樹脂層を形成する工程を含む、塗膜の製造方法。
【選択図】なし


特許請求の範囲【請求項1】
略平滑な導電性金属部分を含む下地の上にウレア樹脂塗料組成物を塗布し、ウレア樹脂層を形成する工程を含む、塗膜の製造方法。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
導電性金属部分と、導電性金属部分以外の下地との段差が2000μm以下である、請求項1に記載の塗膜の製造方法。
【請求項3】
導電性金属部分が、下地に埋設された導電性金属部材により形成されている、請求項1または2に記載の塗膜の製造方法。
【請求項4】
導電性金属がステンレスである、請求項1または2に記載の塗膜の製造方法。
【請求項5】
下地が、サイディングボードの目地に充填されたシーリング材の表面を含む、請求項1または2に記載の塗膜の製造方法。
【請求項6】
ウレア樹脂層のウエット膜厚が50μm以上である、請求項1または2に記載の塗膜の製造方法。
【請求項7】
得られる塗膜のドライ膜厚が50μm以上である、請求項1または2に記載の塗膜の製造方法。
【請求項8】
さらに、ウレア樹脂層を形成する工程の前に、前記下地の表面にプライマー層を形成する工程を含む、請求項1または2に記載の塗膜の製造方法。
【請求項9】
請求項1または2に記載の製造方法により、塗膜を形成する工程、および、
形成された塗膜の膜厚を、渦電流膜厚計、または電磁式膜厚計で測定する工程を含む、
膜厚測定方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、塗膜の製造方法、および塗膜の測定方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
国内塗料市場の中で最大のシェアを持っている市場は建築塗料である。その建築塗料市場の中でも住宅改修用途が最大の割合を占める。住宅改修市場は、成長市場であるため、多くのリフォーム業者が参入している。外壁の改修時の塗膜に対する施主の要望は、塗膜の耐久性を向上し、高額な費用を要する住宅改修のスパンを極力引き延ばすことである。この要望に対し、各リフォーム会社は、テトラフルオロエチレン樹脂などを含む耐久性を有する塗料を採用すると同時に、塗膜保証を行うことで差別化をはかっている。
【0003】
しかし、これまでに行われている塗膜保証は、例えば「目視外観における著しい変化の有無」といった観念的なものであり、客観性に乏しいため、施主からは十分な信頼を得られていないのが実情である。定量的で明確な判断基準に基づく塗膜保証を行うことが求められている。
【0004】
住宅外壁の中でも、壁板の接合部であるシーリング部分には、水の侵入を防ぐ目的で、柔軟性の高いシリコーン系材料などが充填されている。シーリング部分の上に従来の一般的な外壁用塗料を塗装すると、シーリング材の変形に対する塗膜の追随性が乏しく、塗膜表面がひび割れたり、剥離したりする現象がみられた。したがって、シーリング部分は塗膜保証の対象外とされることが多かった。シーリング部分も含めた外壁全体の塗膜保証を可能とする塗装技術、および膜厚測定技術が求められている。
【0005】
特許文献1は、導電性プライマー層を含む塗膜の膜厚を、渦電流式膜厚計で計測する方法を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2014-206412号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、シーリング部分も含めた外壁全体について、客観的な塗膜保証を実現できる塗膜の製造方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、略平滑な導電性金属部分を含む下地の上にウレア樹脂塗料組成物を塗布することにより前記課題を解決できることを見出し、本発明を完成させた。
【0009】
すなわち、本発明は、略平滑な導電性金属部分を含む下地の上にウレア樹脂塗料組成物を塗布し、ウレア樹脂層を形成する工程を含む、塗膜の製造方法に関する。
【0010】
導電性金属部分と、導電性金属部分以外の下地との段差が2000μm以下であることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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