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公開番号2024084178
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-25
出願番号2022198300
出願日2022-12-13
発明の名称供給装置及び供給システム
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H05K 13/02 20060101AFI20240618BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】供給性能を高めることができる供給装置等を提供する。
【解決手段】
基板50に対して作業を行う作業装置(部品装着装置)に部材(テープカセット60)を供給する供給装置(テープカセット供給装置40)である。供給装置は、部材に設けられた一対の被把持部625を把持する開閉式の一対の把持部(チャック部431c)を備えている。一対の把持部が一対の被把持部625を把持した状態において、把持部と被把持部625との接触箇所Cは、3つ以上設けられている。3つ以上の接触箇所Cは、一対の把持部の開閉方向から見て同一直線上に並んでいない。
【選択図】図29
特許請求の範囲【請求項1】
基板に対して作業を行う作業装置に部材を供給する供給装置であって、
前記部材または前記部材を収容する収容器に設けられた一対の被把持部を把持する開閉式の一対の把持部を備え、
前記一対の把持部が前記一対の被把持部を把持した状態において、前記把持部と前記被把持部との接触箇所は、3つ以上設けられており、
3つ以上の前記接触箇所は、前記一対の把持部の開閉方向から見て同一直線上に並んでいない
供給装置。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
3つ以上の前記接触箇所は、前記開閉方向から見て左右対称及び上下対象の少なくともひとつを満たすように配置されている
請求項1に記載の供給装置。
【請求項3】
前記一対の把持部が前記一対の被把持部を把持する際に作用する力は、前記開閉方向から見て、3つ以上の前記接触箇所内に含まれる
請求項1または2に記載の供給装置。
【請求項4】
前記接触箇所は、線接触である
請求項1または2に記載の供給装置。
【請求項5】
前記把持部と前記被把持部との一方は、他方を所定の位置に案内する形状を有する
請求項1または2に記載の供給装置。
【請求項6】
前記把持部は、第一凹部または第一凸部を有し、
前記被把持部は、前記第一凹部に対応する第二凸部または前記第一凸部に対応する第二凹部を有する
請求項5に記載の供給装置。
【請求項7】
前記把持部と前記被把持部との一方は回転自在なローラを有する
請求項1または2に記載の供給装置。
【請求項8】
前記把持部と前記被把持部との一方は、互いに接する少なくとも3つの球状突起を有し、
前記把持部と前記被把持部との他方は、前記少なくとも3つの球状突起によって形成される窪みに挿入され、当該少なくとも3つの球状突起に接触する角錐形状を有する
請求項1または2に記載の供給装置。
【請求項9】
前記一対の把持部における前記開閉方向での間隔である第一間隔と、前記第一間隔よりも狭い第二間隔との間で前記一対の把持部を駆動させる駆動部を備え、
前記間隔が、前記第一間隔または前記第二間隔と等しくなるように前記駆動部が前記一対の把持部を駆動させることで、前記一対の被把持部が前記把持部によって把持される
請求項1または2に記載の供給装置。
【請求項10】
前記一対の把持部は、前記駆動部によって直線駆動する
請求項9に記載の供給装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、供給装置及び供給システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、複数の補給用のテープカセットを収容するとともに、当該テープカセットを部品装着装置(部品実装装置)に供給するテープカセット供給装置(自走部品補給装置)が開示されている。このようなテープカセット供給装置には、テープカセットを部品装着装置に供給する際に、当該テープカセットを把持する把持部(把持装置)が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-216379号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、把持部がテープカセットを把持する際において、正規な姿勢でテープカセットを保持できないおそれがある。このような場合にはテープカセットが不安定な状態となってテープセットを正確に供給できないおそれがある。
【0005】
このため、本発明の課題は、供給性能を高めることができる供給装置等を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の一態様に係る供給装置は、基板に対して作業を行う作業装置に部材を供給する供給装置であって、前記部材または前記部材を収容する収容器に設けられた一対の被把持部を把持する開閉式の一対の把持部を備え、前記一対の把持部が前記一対の被把持部を把持した状態において、前記把持部と前記被把持部との接触箇所は、3つ以上設けられており、3つ以上の前記接触箇所は、前記一対の把持部の開閉方向から見て同一直線上に並んでいない。
【0007】
本発明の一態様に係る供給システムは、基板に対して作業を行う作業装置と、前記作業装置に部材を供給する供給装置とを備える供給シスムであって、前記供給装置は、前記部材または前記部材を収容する収容器に設けられた一対の被把持部を把持する開閉式の一対の把持部を備え、前記一対の把持部が前記一対の被把持部を把持した状態において、前記把持部と前記被把持部との接触箇所は、3つ以上設けられており、3つ以上の接触箇所は、前記一対の把持部の開閉方向から見て同一直線上に並んでいない。
【0008】
これらによれば、把持部と被把持部との3つ以上の接触箇所が開閉方向から見て同一直線上に並んでいないので、これらの接触箇所で被把持部を3次元的に位置決めすることができる。これにより、一対の被把持部を有する部材または収容器を、一対の把持部で安定して把持することができ、部材または収容器を作業装置に対して安定して供給することができる。したがって、供給装置の供給性能を高めることができる。
【0009】
(2)上記(1)に記載の供給装置において、3つ以上の前記接触箇所は、前記開閉方向から見て左右対称及び上下対象の少なくともひとつを満たすように配置されている、としてもよい。
【0010】
これによれば、3つ以上の接触箇所が、開閉方向から見て左右対称及び上下対象の少なくともひとつを満たすように配置されているので、把持部によって被把持部をバランスよく位置決めすることができる。これにより、一対の被把持部を有する部材または収容器を、一対の把持部でより安定して把持することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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