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公開番号2024083919
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-24
出願番号2022198008
出願日2022-12-12
発明の名称決済端末及び決済支援方法
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類G07G 1/00 20060101AFI20240617BHJP(チェック装置)
要約【課題】媒体に表示されたコードを撮像するカメラに対して媒体の位置を容易に案内できる決済端末を提供する。
【解決手段】コードを用いて決済可能な決済端末であって、第1の表示部と、第2の表示部と、第1の表示部の近傍に配置され、媒体に表示されたコードを撮像する撮像部と、第1の表示部と第2の表示部と撮像部とを制御する制御部と、を備え、制御部は、撮像部により撮像された撮像画像を取得し、撮像画像に基づく第1のプレビュー画像を第1の表示部に表示させると同時に、撮像画像に基づく第2のプレビュー画像を第2の表示部に表示させる。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項１】
コードを用いて決済可能な決済端末であって、
第１の表示部と、
第２の表示部と、
前記第１の表示部の近傍に配置され、媒体に表示されたコードを撮像する撮像部と、
前記第１の表示部と前記第２の表示部と前記撮像部とを制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記撮像部により撮像された撮像画像を取得し、
前記撮像画像に基づく第１のプレビュー画像を前記第１の表示部に表示させると同時に、前記撮像画像に基づく第２のプレビュー画像を前記第２の表示部に表示させる、
決済端末。
続きを表示（約 1,500 文字）【請求項２】
前記決済端末は、第１の端末と第２の端末とを含み、
前記第１の端末は、前記第１の表示部と前記撮像部とを含み、
前記第２の端末は、前記第２の表示部と前記制御部とを含み、
前記制御部は、
前記第１の端末の前記撮像部から前記撮像画像を取得し、
第１の圧縮率で前記撮像画像を圧縮して前記第１のプレビュー画像を生成し、
前記第１の圧縮率とは異なる第２の圧縮率又は前記第１の圧縮率と同じ第２の圧縮率で前記撮像画像を圧縮して、又は前記撮像画像を圧縮せずに、前記第２のプレビュー画像を生成し、
前記第１のプレビュー画像を前記第１の表示部に転送し、
前記第２のプレビュー画像を前記第２の表示部に転送し、
前記第１の表示部に前記第１のプレビュー画像を表示させると同時に、前記第２の表示部に前記第２のプレビュー画像を表示させる、
請求項１に記載の決済端末。
【請求項３】
前記制御部は、
前記撮像画像として、前記撮像部により時系列で順次撮像された複数の画像を含む撮像動画を取得し、
第３の圧縮率で前記撮像動画を圧縮して、前記第１のプレビュー画像として第１のプレビュー動画を生成し、
前記第３の圧縮率とは異なる第４の圧縮率又は前記第３の圧縮率と同じ第４の圧縮率で前記撮像動画を圧縮して、又は前記撮像動画を圧縮せずに、前記第２のプレビュー画像として第２のプレビュー動画を生成し、
前記第１のプレビュー動画を前記第１の表示部に転送し、
前記第２のプレビュー動画を前記第２の表示部に転送し、
前記第１の表示部に前記第１のプレビュー動画を表示させると同時に、前記第２の表示部に前記第２のプレビュー動画を表示させる、
請求項２に記載の決済端末。
【請求項４】
前記第１の表示部の画面サイズと前記第２の表示部の画面サイズとが異なり、
前記制御部は、
前記第１の表示部の画面サイズに基づいて、前記撮像画像の表示サイズを調整して前記第１のプレビュー画像を生成し、
前記第２の表示部の画面サイズに基づいて、前記撮像画像の表示サイズを調整して前記第２のプレビュー画像を生成し、
前記第１の表示部に前記第１のプレビュー画像を表示させると同時に、前記第２の表示部に前記第２のプレビュー画像を表示させる、
請求項１又は２に記載の決済端末。
【請求項５】
前記制御部は、
前記第１のプレビュー画像と、前記決済端末に対する前記媒体の配置方法を案内する案内情報とを、前記第１の表示部に同時に表示させる、
請求項１又は２に記載の決済端末。
【請求項６】
前記媒体は、前記コードを表示する第３の端末である、
請求項１又は２に記載の決済端末。
【請求項７】
決済端末は、据え置き型の端末である、
請求項１又は２に記載の決済端末。
【請求項８】
決済端末によるコードを用いた決済を支援するための決済支援方法であって、
前記決済端末は、第１の表示部と、第２の表示部と、前記第１の表示部の近傍に配置され、媒体に表示されたコードを撮像する撮像部と、を備え、
前記決済支援方法は、
前記撮像部により撮像された撮像画像を取得するステップと、
前記撮像画像に基づく第１のプレビュー画像を前記第１の表示部に表示させると同時に、前記撮像画像に基づく第２のプレビュー画像を前記第２の表示部に表示させるステップと、
を有する決済支援方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、決済端末及び決済支援方法に関する。
続きを表示（約 1,900 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、顧客の操作を誘導する画面を表示し、顧客の操作を受け付ける顧客操作表示盤を前面操作パネルに備え、顧客の操作により入力された情報にしたがって取引を行う自動取引装置が知られている。この自動取引装置は、前記前面操作パネルの上方に配置され、該前面操作パネルに載置された帳票および携帯端末等の読取対象に表示されたバーコードを読取る光学情報読取部を備える。この自動取引装置は、画面に対する帳票、携帯電話、又はそのバーコードを合わせるべき位置を表示する（特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００７－１６４３６７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１の技術では、顧客は、画面に対してバーコード等の好ましい位置を把握できるが、実際にその位置にバーコードを合わせることは困難である。例えば、画面に対するバーコードの位置や距離を適正に保つことが困難であり、バーコードを撮像するカメラの焦点距離に画面に対するバーコードの距離を適正に合わせることが困難であり、カメラの撮像範囲における適正な範囲にバーコードの位置を合わせることが困難であり得る。
【０００５】
本開示は、媒体に表示されたコードを撮像するカメラに対して媒体の位置を容易に案内できる決済端末及び決済支援方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一態様は、コードを用いて決済可能な決済端末であって、第１の表示部と、第２の表示部と、前記第１の表示部の近傍に配置され、媒体に表示されたコードを撮像する撮像部と、前記第１の表示部と前記第２の表示部と前記撮像部とを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記撮像部により撮像された撮像画像を取得し、前記撮像画像に基づく第１のプレビュー画像を前記第１の表示部に表示させると同時に、前記撮像画像に基づく第２のプレビュー画像を前記第２の表示部に表示させる、決済端末である。
【０００７】
本開示の一態様は、決済端末によるコードを用いた決済を支援するための決済支援方法であって、前記決済端末は、第１の表示部と、第２の表示部と、前記第１の表示部の近傍に配置され、媒体に表示されたコードを撮像する撮像部と、を備え、前記決済支援方法は、前記撮像部により撮像された撮像画像を取得するステップと、前記撮像画像に基づく第１のプレビュー画像を前記第１の表示部に表示させると同時に、前記撮像画像に基づく第２のプレビュー画像を前記第２の表示部に表示させるステップと、を有する決済支援方法である。
【発明の効果】
【０００８】
本開示によれば、媒体に表示されたコードを撮像するカメラに対して媒体の位置を容易に案内できる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
第１の実施形態における決済端末の外観例を示す上面図
決済端末の外観例を示す側面図
決済端末の外観例を示す正面図
第１の実施形態における決済端末の電気的な構成例を示すブロック図
コードが表示された携帯端末の一例を示す図
決済端末の動作例を示すフローチャート
決済端末による決済処理時の画面表示の遷移例を示す図
顧客用のプレビュー画像を含む画像が表示された画面の第１例を示す図
顧客用のプレビュー画像を含む画像が表示された画面の第２例を示す図
顧客用のプレビュー画像を含む画像が表示された画面の第３例を示す図
店員用のプレビュー画像が表示された画面の一例を示す図
第２の実施形態における決済端末の外観例を示す概略図
顧客端末の外観例を示す正面斜視図
側面側から見た顧客端末の一例を透視して示す概略断面図
第２の実施形態における決済端末の電気的な構成例を示すブロック図
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、適宜図面を参照しながら、実施形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になることを避け、当業者の理解を容易にするためである。尚、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるものであり、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
（【００１１】以降は省略されています）

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