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公開番号2024094549
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2022211169
出願日2022-12-28
発明の名称自動販売機
出願人サンデン・リテールシステム株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G07F 9/00 20060101AFI20240703BHJP(チェック装置)
要約【課題】フラップ開放に伴う庫内温度変化を抑制しつつ、軽量小物商品についての搬出性能を向上させる。
【解決手段】自動販売機1は、商品を収納する収納庫2aを有する自動販売機本体2と、収納庫2aの前面に設けられるとともに商品を搬出するための一つ又は複数の搬出口5aが開口された内扉5と、一つの対象搬出口5Xを開閉可能に内扉5に隣り合って取り付けられた複数のフラップ6であって、それぞれが内扉5に形成された軸受部5bに受け入れられる左右方向に延びる軸部6aを自身の上縁に有する、複数のフラップ6と、を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
商品を収納する収納庫を有する自動販売機本体と、
前記収納庫の前面に設けられるとともに、前記商品を搬出するための一つ又は複数の搬出口が開口された内扉と、
前記一つ又は複数の搬出口のうちの一つの対象搬出口を開閉可能に前記内扉に隣り合って取り付けられた複数のフラップであって、それぞれが前記内扉に形成された軸受部に受け入れられる左右方向に延びる軸部を自身の上縁に有する、複数のフラップと、
を含む、自動販売機。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記複数のフラップのうちの対象フラップを、前記軸部を揺動中心として、閉姿勢から開方向に所定の低揺動角度で揺動させるフラップ揺動部を更に含む、請求項1に記載の自動販売機。
【請求項3】
商品を収納する収納庫を有する自動販売機本体と、
前記収納庫の前面に設けられるとともに、前記商品を搬出するための一つ又は複数の搬出口が開口された内扉と、
前記一つ又は複数の搬出口のうちの一つの対象搬出口を開閉可能に前記内扉に取り付けられた一つのフラップであって、前記内扉に形成された軸受部に受け入れられる左右方向に延びる軸部を自身の上縁に有する、一つのフラップと、
前記一つのフラップである対象フラップを、前記軸部を揺動中心として、閉姿勢から開方向に所定の低揺動角度で揺動させるフラップ揺動部と、
を含む、自動販売機。
【請求項4】
前記複数のフラップのうちの少なくとも一つは、自身に対して左右の一方に隣り合うフラップの縁部と重なる重なり縁部を有する、請求項2に記載の自動販売機。
【請求項5】
前記軸受部は、前記一つの対象搬出口の周縁部に形成され、前記軸部の上下方向についての移動を阻止しつつ前記軸部を回転自在に支持する凹部からなり、
前記フラップ揺動部は、上下に移動可能に支持されるレバー部と、前記レバー部を上下に移動させるレバー駆動部と、前記レバー部の下端と前記対象フラップにおける前記軸部の下方の部位との間を連結する第1連結部と、を有し、前記レバー駆動部により前記レバー部を上方に移動させることで前記対象フラップを開方向に揺動させるように構成されている、請求項2~4のいずれか一つに記載の自動販売機。
【請求項6】
前記軸受部は、前記一つの対象搬出口の周縁部に形成され、前記軸部の上下方向についての移動をガイドする上下方向に延びる溝部からなり、
前記フラップ揺動部は、前記一つの対象搬出口の周縁部における前記軸受部の下方の部位に形成され前方に突出した突出部と、上下に移動可能に支持されるレバー部と、前記レバー部を上下に移動させるレバー駆動部と、前記レバー部の下端と前記対象フラップの前記軸部の中間部との間を連結する第2連結部と、を有し、前記レバー駆動部による前記レバー部の上方への移動の際に、前記対象フラップの側縁を前記突出部により押し上げることで、前記対象フラップを開方向に揺動させつつ上方にスライドさせるように構成されている、請求項2~4のいずれか一つに記載の自動販売機。
【請求項7】
前記収納庫の内部に設けられ前記商品を前記一つの対象搬出口に向けて搬送する商品搬送部を更に含み、
前記フラップ揺動部は、前記商品搬送部の変位を用いて前記対象フラップを前記開方向に揺動させるように構成されている、請求項2~4のいずれか一つに記載の自動販売機。
【請求項8】
前記第1連結部は、前記レバー部の下端に対して相対回転可能に取り付けられる左右方向に延びる上シャフト部と、該上シャフト部から下方に延びるフック部と、を有し、
前記対象フラップにおける前記軸部の下方の部位には、前記フック部が引っ掛けられる下係合具が固定されており、
前記フック部と前記下係合具との間には、前記対象フラップの揺動を許容する隙間が設けられている、
請求項5に記載の自動販売機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、商品の搬出口に設けられるフラップを有する自動販売機に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
自動販売機は、一般的に、商品を収納する収納庫及び商品を冷却ないし加熱するための冷却/加熱ユニットを内部に有すると共に断熱材で周囲を囲まれた自動販売機本体と、自動販売機本体の前面開口を開閉する外扉と、収納庫の前面開口を開閉する内扉と、を有している。内扉の下部には、商品の搬出口(払出口とも言う)が開口されている。この搬出口から収納庫内に外気熱が侵入したり、逆に収納庫内の熱(冷気ないし熱気)が外部に逃げたりすることを抑制するために、フラップが搬出口を塞ぐように内扉に取り付けられている。これにより、商品搬出の際のフラップ開放に伴う庫内温度の変動が抑制される。
【0003】
フラップを有する自動販売機の一例として、特許文献1に記載された自動販売機が知られている。特許文献1に記載された自動販売機のフラップ(商品搬出扉)は、収納庫から払い出される商品によって押し開けられ、その後、自重により搬出口を塞いでいる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-102679号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
比較的に軽く小さい商品(軽量小物商品)についても、自動販売機で販売することが求められることがある。しかし、フラップは商品によって押し開けられるので、軽量小物商品ではフラップ開放に必要な荷重をフラップに作用させることが難しい場合がある。そのため、軽量小物商品の販売を断念せざるを得ない場合があるという課題がある。
【0006】
本発明は、フラップ開放に伴う庫内温度変化を抑制しつつ、軽量小物商品についての搬出性能を向上させることのできる自動販売機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面によると、自動販売機は、商品を収納する収納庫を有する自動販売機本体と、前記収納庫の前面に設けられるとともに、前記商品を搬出するための一つ又は複数の搬出口が開口された内扉と、前記一つ又は複数の搬出口のうちの一つの対象搬出口を開閉可能に前記内扉に隣り合って取り付けられた複数のフラップであって、それぞれが前記内扉に形成された軸受部に受け入れられる左右方向に延びる軸部を自身の上縁に有する、複数のフラップと、を含む、構成とした。
【0008】
本発明の別の側面によると、自動販売機は、商品を収納する収納庫を有する自動販売機本体と、前記収納庫の前面に設けられるとともに、前記商品を搬出するための一つ又は複数の搬出口が開口された内扉と、前記一つ又は複数の搬出口のうちの一つの対象搬出口を開閉可能に前記内扉に取り付けられた一つのフラップであって、前記内扉に形成された軸受部に受け入れられる左右方向に延びる軸部を自身の上縁に有する、一つのフラップと、前記一つのフラップである対象フラップを、前記軸部を揺動中心として、閉姿勢から開方向に所定の低揺動角度で揺動させるフラップ揺動部と、を含む、構成とした。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、フラップ開放に伴う庫内温度変化を抑制しつつ、軽量小物商品についての搬出性能を向上させることのできる自動販売機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る自動販売機の正面側斜視図である。
外扉が開いた状態の自動販売機を示す図である。
自動販売機の内部構造を説明するための図である。
自動販売機のフラップの正面側斜視図である。
内扉の下部の正面側斜視図である。
複数のフラップの配置例を示す図である。
フラップ揺動部の構成を説明するための概念図である。
フラップ揺動部の正面側斜視図である。
フラップの動きを説明するための図である。
フラップの動きを説明するための別の図である。
変形例に係るフラップが取り付けられた内扉の部分拡大斜視図である。
変形例に係るフラップの正面側斜視図である。
変形例に係るフラップの動きを説明するための図である。
変形例に係るフラップの動きを説明するための別の図である。
別の変形例に係るフラップ揺動部を説明するための図である。
別の変形例に係るフラップ揺動部の動きを説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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