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公開番号2024083748
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-24
出願番号2022197743
出願日2022-12-12
発明の名称除去装置及び液体吐出装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65H 5/00 20060101AFI20240617BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】除去装置21の種類毎に異なった幅寸法を有する複数の塗布ユニット17をそれぞれ用意する必要性をなくし、除去装置21の設計や製造などを簡易化させることが課題である。
【解決手段】除去装置21は、メディア3を搬送方向Fに搬送可能な搬送ベルト7と、搬送ベルト7の表面に設けられた粘着層9を溶解させるための溶剤を塗布する塗布ユニット17と、を備え、更に、搬送方向Fと交差する幅方向Wに塗布ユニット17を移動させる移動部19を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
メディアを搬送方向に搬送可能な搬送ベルトと、
前記搬送ベルトの表面に設けられた粘着層を溶解させるための溶剤を塗布する塗布ユニットと、
前記搬送方向と交差する幅方向に前記塗布ユニットを移動させる移動部と、を備える、
ことを特徴とする除去装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の除去装置であって、
前記メディアに液体を吐出可能な吐出部を前記幅方向に移動可能に支持する支持部材を備え、
前記塗布ユニットは、前記支持部材に移動可能に支持される、
ことを特徴とする除去装置。
【請求項3】
請求項1に記載の除去装置であって、
前記搬送ベルトは、間欠的に周回移動され、
前記塗布ユニットは、前記搬送ベルトの周回移動が停止している間に前記溶剤を塗布する、
ことを特徴とする除去装置。
【請求項4】
請求項1に記載の除去装置であって、
前記搬送ベルトは、少なくとも前記塗布ユニットが前記溶剤を塗布する間は、停止することなく周回移動を継続する、
ことを特徴とする除去装置。
【請求項5】
請求項3に記載の除去装置であって、
前記間欠移動における前記搬送ベルトの移動量は、前記搬送ベルトに塗布された前記溶剤の前記搬送方向における端部が重畳する量である、
ことを特徴とする除去装置。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の除去装置であって、
前記搬送ベルトは、前記メディアを支持する支持面を有し、
前記除去装置は、前記支持面に前記メディアを押し付ける押付部を備え、
前記塗布ユニットは、前記押付部が前記支持面から離間した状態において前記溶剤を塗布する、
ことを特徴とする除去装置。
【請求項7】
請求項1に記載の除去装置であって、
前記溶剤が塗布された前記粘着層に接触することによって前記粘着層を収集可能なスクレーパーを有する回収ユニットを備える、
ことを特徴とする除去装置。
【請求項8】
請求項3に記載の除去装置であって、
前記溶剤が塗布された前記粘着層に接触することによって前記粘着層を収集可能なスクレーパーを有する回収ユニットを備え、
前記回収ユニットは、
前記幅方向に移動可能であり、
前記周回移動が停止された状態で前記幅方向に移動して前記粘着層を除去する、
ことを特徴とする除去装置。
【請求項9】
メディアに液滴を吐出する吐出部と、
メディアを搬送方向に搬送可能な搬送ベルトと、
前記搬送ベルトの表面に設けられた粘着層を溶解させるための溶剤を塗布する塗布ユニットと、
前記メディアが搬送される搬送方向と交差する幅方向に前記塗布ユニットを移動させる移動部と、
を備えることを特徴とする液体吐出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、除去装置及び液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
この種の装置の一例として、特許文献1に記載のものが挙げられる。特許文献1には、表面7aに粘着層が形成された無端状のベルト7を周回移動させるベルト駆動部2と、ベルト7の表面7aに粘着層を溶解させるための溶剤を塗布する溶剤塗布ユニット22と、溶剤塗布ユニット22によって塗布された溶剤の浸透による粘着層の膨潤を促進させる膨潤促進部24と、を備える粘着層除去装置20が開示されている。溶剤塗布ユニット22には、ベルト7の上面7a-1に向けて溶剤を吐出するノズル部22aが形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-109736号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記文献において、粘着層除去装置20は、溶剤塗布ユニット22の長手方向の寸法は、ベルト7の全幅に渡って溶剤を塗布できるように、ベルト7の幅寸法と同等の寸法に設定されている。ここで、ベルト7の幅寸法は、粘着層除去装置20の種類毎に変化する場合がある。この場合、上記文献の構成だと、粘着層除去装置20の種類毎に異なる溶剤塗布ユニット22を用意しなければならず、装置の設計を複雑化させる要因となる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、本発明に係る除去装置は、メディアを搬送方向に搬送可能な搬送ベルトと、前記搬送ベルトの表面に設けられた粘着層を溶解させるための溶剤を塗布する塗布ユニットと、前記搬送方向と交差する幅方向に前記塗布ユニットを移動させる移動部と、を備えることを特徴とする。
【0006】
また、本発明に係る液吐出装置は、メディアに液滴を吐出する吐出部と、メディアを搬送方向に搬送可能な搬送ベルトと、前記搬送ベルトの表面に設けられた粘着層を溶解させるための溶剤を塗布する塗布ユニットと、前記メディアが搬送される搬送方向と交差する幅方向に前記塗布ユニットを移動させる移動部とを備えることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態1に係る除去装置を備える液体吐出装置の要部概略側面図。
同実施形態1の液体吐出装置の要部概略平面図。
同実施形態1の移動部の概略正面図。
図3のVI-VI線断面図。
実施形態2に係る除去装置を備える液体吐出装置の要部概略平面図。
同実施形態2の液体吐出装置の要部概略側面図。
実施形態3に係る除去装置を備える液体吐出装置の要部概略平面図。
実施形態4に係る除去装置を備える液体吐出装置の要部概略平面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明について先ず概略的に説明する。
上記課題を解決するため、本発明に係る除去装置の第1の態様は、メディアを搬送方向に搬送可能な搬送ベルトと、前記搬送ベルトの表面に設けられた粘着層を溶解させるための溶剤を塗布する塗布ユニットと、前記搬送方向と交差する幅方向に前記塗布ユニットを移動させる移動部と、を備えることを特徴とする。
【0009】
本態様によれば、前記移動部が前記塗布ユニットを前記搬送方向と交差する幅方向に移動させる。これにより、前記幅方向における前記搬送ベルトの寸法の、除去装置の種類毎の変化に対応させて、前記幅方向における塗布ユニットの移動量を最適化させる構成を簡単に実現することができる。即ち、除去装置の種類毎に異なった幅寸法を有する塗布ユニットを用意する必要性がなくなり、除去装置の設計や製造を簡易化させることができる。
【0010】
また、本発明に係る除去装置の第2の態様は、第1の態様に従属する態様であって、前記メディアに液体を吐出可能な吐出部を前記幅方向に移動可能に支持する支持部材を備え、前記塗布ユニットは、前記支持部材に移動可能に支持されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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