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公開番号2024083746
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-24
出願番号2022197741
出願日2022-12-12
発明の名称可塑化装置、三次元造形装置、および射出成形装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B29C 45/17 20060101AFI20240617BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】投入口から投入された材料が透明部材に付着する可能性を小さくすることができる可塑化装置を提供する。
【解決手段】材料を貯留し、前記材料を投入口から排出する材料貯留部と、スクリュー、および、前記スクリューを収容し、前記投入口と連通する供給口が形成されたケースを有し、前記材料を可塑化して可塑化材料を生成する可塑化部と、透明部材を有し、前記投入口と前記供給口とを連通させる接続部材と、前記透明部材を介して前記供給口に向けて光を発する発光部、および前記光の反射光を受光する受光部を有し、前記材料の残量を検出する材料センサーと、を含み、前記接続部材は、前記投入口から投入された前記材料が当たる材料衝突部を有し、前記材料衝突部は、前記投入口と前記透明部材との間に設けられている、可塑化装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
材料を貯留し、前記材料を投入口から排出する材料貯留部と、
スクリュー、および、前記スクリューを収容し、前記投入口と連通する供給口が形成されたケースを有し、前記材料を可塑化して可塑化材料を生成する可塑化部と、
透明部材を有し、前記投入口と前記供給口とを連通させる接続部材と、
前記透明部材を介して前記供給口に向けて光を発する発光部、および前記光の反射光を受光する受光部を有し、前記材料の残量を検出する材料センサーと、
を含み、
前記接続部材は、前記投入口から投入された前記材料が当たる材料衝突部を有し、
前記材料衝突部は、前記投入口と前記透明部材との間に設けられている、可塑化装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1において、
前記接続部材は、側壁部を有し、
前記材料衝突部は、前記側壁部から、前記材料の投入方向に交差する方向であって、前記供給口に近づく方向に延在し、
前記側壁部には、開口部が形成され、
前記透明部材は、前記開口部に設けられている、可塑化装置。
【請求項3】
請求項1において、
前記材料衝突部は、前記材料の投入方向に交差する方向に延在し、
前記透明部材は、前記材料衝突部の延在方向とは異なる方向であって、前記投入方向に交差する方向に延在し、
前記透明部材の少なくとも一部は、前記投入方向からみて前記材料衝突部と重なる、可塑化装置。
【請求項4】
請求項1ないし3のいずれか1項において、
前記透明部材は、着脱可能に構成されている、可塑化装置。
【請求項5】
請求項1ないし3のいずれか1項において、
前記接続部材は、前記反射光が通過する他の透明部材を有する、可塑化装置。
【請求項6】
請求項1ないし3のいずれか1項において、
前記材料センサーは、測定範囲が予め定められている、可塑化装置。
【請求項7】
請求項1ないし3のいずれか1項において、
前記スクリューには、溝が形成され、
前記材料センサーは、前記溝の前記材料を検出する、可塑化装置。
【請求項8】
請求項1ないし3のいずれか1項において、
前記材料貯留部は、
貫通孔が形成されたスライド部材と、
前記スライド部材をスライドさせるスライド駆動部と、
を有し、
前記スライド駆動部は、前記スライド部材をスライドさせることで、
前記貫通孔と前記投入口とが連通し、前記投入口から前記接続部材に前記材料が投入される第1状態と、
前記貫通孔と前記投入口とが連通せず、前記投入口から前記接続部材に前記材料が投入されない第2状態と、
に切り替える、可塑化装置。
【請求項9】
請求項1ないし3のいずれか1項に記載の可塑化装置と、
前記可塑化装置から供給された前記可塑化材料をステージに向けて吐出するノズルと、
を含む、三次元造形装置。
【請求項10】
請求項1ないし3のいずれか1項に記載の可塑化装置と、
前記可塑化装置から供給された前記可塑化材料を成形型に向けて射出するノズルと、
を含む、射出成形装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、可塑化装置、三次元造形装置、および射出成形装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
可塑化装置によって可塑化された材料をステージに向けて吐出し、硬化させることによって造形物を造形する三次元造形装置が知られている。
【0003】
例えば特許文献1には、材料貯留部に貯留されている材料の残存状態を検出する残存状態検出部を備えた三次元造形装置において、残存状態検出部は、材料貯留部の透明な部分を介して、材料貯留部の外部から光学的に残存状態を検出する光学式センサーであることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-35736号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載された三次元造形装置では、透明な部分に材料が付着する場合がある。透明な部分に材料が付着すると、材料の残存状態を正確に検出することができない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る可塑化装置の一態様は、
材料を貯留し、前記材料を投入口から排出する材料貯留部と、
スクリュー、および、前記スクリューを収容し、前記投入口と連通する供給口が形成されたケースを有し、前記材料を可塑化して可塑化材料を生成する可塑化部と、
透明部材を有し、前記投入口と前記供給口とを連通させる接続部材と、
前記透明部材を介して前記供給口に向けて光を発する発光部、および前記光の反射光を受光する受光部を有し、前記材料の残量を検出する材料センサーと、
を含み、
前記接続部材は、前記投入口から投入された前記材料が当たる材料衝突部を有し、
前記材料衝突部は、前記投入口と前記透明部材との間に設けられている。
【0007】
本発明に係る三次元造形装置の一態様は、
前記可塑化装置の一態様と、
前記可塑化装置から供給された前記可塑化材料をステージに向けて吐出するノズルと、
を含む。
【0008】
本発明に係る射出成形装置の一態様は、
前記可塑化装置の一態様と、
前記可塑化装置から供給された前記可塑化材料を成形型に向けて射出するノズルと、
を含む。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る三次元造形装置を模式的に示す断面図。
本実施形態に係る三次元造形装置のフラットスクリューを模式的に示す斜視図。
本実施形態に係る三次元造形装置のバレルを模式的に示す図。
本実施形態に係る三次元造形装置の材料貯留部を模式的に示す断面図。
本実施形態に係る三次元造形装置の接続部材を模式的に示す斜視図。
本実施形態に係る三次元造形装置の接続部材を模式的に示す断面斜視図。
本実施形態に係る三次元造形装置の動作を説明するためのフローチャート。
本実施形態に係る三次元造形装置の造形層形成処理を説明するための断面図。
本実施形態の第1変形例に係る三次元造形装置の接続部材を模式的に示す斜視図。
本実施形態の第1変形例に係る三次元造形装置の接続部材を模式的に示す断面図。
本実施形態の第2変形例に係る三次元造形装置を模式的に示す断面図。
本実施形態の射出成形装置を模式的に示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)

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