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公開番号2024083456
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-21
出願番号2024060653,2020095323
出願日2024-04-04,2020-06-01
発明の名称液体噴射ヘッド、及び液体噴射装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B41J 2/14 20060101AFI20240614BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】高解像度化を図る場合であっても配線基板を小型化する。
【解決手段】液体を噴射する液体噴射ヘッドであって、第1方向に延在する第1出力端子部及び前記第1方向に延在する第1入力端子部を有する第1配線部材と、前記第1方向に延在する第2出力端子部及び前記第1方向に延在する第2入力端子部を有する第2配線部材と、を含む複数の配線部材と、前記第1入力端子部及び前記第2入力端子部と接続される第1配線基板と、を備え、液体を噴射する方向の平面視において、前記第1出力端子部の中心は、前記第2出力端子部の中心に対して前記第1方向にずれて位置し、前記第1入力端子部の中心は、前記平面視において、前記第1出力端子部の中心に対して、前記第1方向とは反対方向である第2方向にずれて配置され、前記第2入力端子部の中心は、前記平面視において、前記第2出力端子部の中心に対して、前記第1方向にずれて配置される。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
液体を噴射する液体噴射ヘッドであって、
第1方向に延在する第1出力端子部及び前記第1方向に延在する第1入力端子部を有する第1配線部材と、前記第1方向に延在する第2出力端子部及び前記第1方向に延在する第2入力端子部を有する第2配線部材と、を含む複数の配線部材と、
前記第1入力端子部及び前記第2入力端子部と接続される第1配線基板と、
を備え、
液体を噴射する方向の平面視において、前記第1出力端子部の中心は、前記第2出力端子部の中心に対して前記第1方向にずれて位置し、
前記第1入力端子部の中心は、前記平面視において、前記第1出力端子部の中心に対して、前記第1方向とは反対方向である第2方向にずれて配置され、
前記第2入力端子部の中心は、前記平面視において、前記第2出力端子部の中心に対して、前記第1方向にずれて配置される、
液体噴射ヘッド。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記第1入力端子部の幅は、前記第1出力端子部の幅よりも小さく、
前記第2入力端子部の幅は、前記第2出力端子部の幅よりも小さい、
請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項3】
前記第1入力端子部の少なくとも一部と、前記第2入力端子部の少なくとも一部とは、前記第1方向と直交する方向に重なる、
請求項1又は2に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項4】
前記第1方向に延在する第1ノズル列と、
前記第1方向に延在する第2ノズル列と、を更に備え、
前記第1配線部材は、前記第1ノズル列に対応し、
前記第2配線部材は、前記第2ノズル列に対応し、
前記第1ノズル列と前記第2ノズル列とは、前記第1方向と直交する方向に見て重ならない、
請求項3に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項5】
前記第1方向に延在する第1ノズル列と、
前記第1方向に延在する第2ノズル列と、を更に備え、
前記第1配線部材は、前記第1ノズル列に対応し、
前記第2配線部材は、前記第2ノズル列に対応し、
前記第1ノズル列と前記第2ノズル列とは、前記第1方向に直線状に並ぶ、
請求項1又は2に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項6】
前記第1入力端子部の一部は、前記第1出力端子部よりも前記第2方向に位置し、
前記第2入力端子部の一部は、前記第2出力端子部よりも前記第1方向に位置する、
請求項1から5のいずれか1項に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項7】
前記第1配線部材と前記第2配線部材とは、同一の形状であり、かつ、互いが点対称となるように配置されている、
請求項1から6のいずれか1項に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項8】
前記第1入力端子部の幅は、前記第1出力端子部の幅の半分よりも大きく、
前記第2入力端子部の幅は、前記第2出力端子部の幅の半分よりも大きい、
請求項1から7のいずれか1項に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項9】
前記複数の配線部材は、第3配線部材と、第4配線部材と、を含み、
前記第3配線部材は、前記第1方向に延在する第3出力端子部及び前記第1方向に延在する第3入力端子部を有し、
前記第4配線部材は、前記第1方向に延在する第4出力端子部及び前記第1方向に延在する第4入力端子部を有し、
前記複数の配線部材の夫々は、千鳥状に配置されており、
前記複数の配線部材は、
前記第1方向に沿う第1仮想直線に沿って配置された第1配線部材群と、
前記第1仮想直線に平行な第2仮想直線に沿って配置された第2配線部材群と、を有し、
前記第1配線部材及び前記第2配線部材は、前記第1配線部材群に含まれ、
前記第3配線部材及び前記第4配線部材は、前記第2配線部材群に含まれ、
前記第3入力端子部及び前記第4入力端子部と接続される第2配線基板を備え、
前記第3出力端子部の中心は、前記平面視において、前記第4出力端子部の中心に対して前記第1方向にずれて位置し、
前記第3入力端子部の中心は、前記平面視において、前記第3出力端子部の中心に対して、前記第2方向にずれて配置され、
前記第4入力端子部の中心は、前記平面視において、前記第4出力端子部の中心に対して、前記第1方向にずれて配置され、
前記第1配線部材は、前記第1配線部材群のうち最も前記第1方向に配置され、
前記第2配線部材は、前記第1配線部材群のうち最も前記第2方向に配置され、
前記第3配線部材は、前記第2配線部材群のうち最も前記第1方向に配置され、
前記第4配線部材は、前記第2配線部材群のうち最も前記第2方向に配置される、
請求項1から3のいずれか1項に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項10】
前記第1配線部材と、前記第2配線部材と、前記第3配線部材と、前記第4配線部材とは、同一の形状であり、
前記第1配線基板の一方の面には、前記第1入力端子部と接続可能な第1接続部を有し、
前記第1配線基板の他方の面には、前記第3入力端子部と接続可能な第3接続部を有し、
前記第2配線基板の一方の面には、前記第2入力端子部と接続可能な第2接続部を有し、
前記第2配線基板の他方の面には、前記第4入力端子部と接続可能な第4接続部を有する、
請求項9に記載の液体噴射ヘッド。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体噴射ヘッド、及び液体噴射装置に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
インクジェット方式のプリンターに代表される液体噴射装置は、一般に、インク等の液体を噴射する液体噴射ヘッドを有する。液体噴射ヘッドには、出力端子部と入力端子部とを有する複数の配線部材と、複数の配線部材の夫々の入力端子部と接続される配線基板とを備える。出力端子部は、液体を噴射するノズル列に対応する。例えば、特許文献1には、複数のノズル列をノズル列の延在方向に対して交差する方向に並べて用いる場合に、延在方向において出力端子部同士をずらして配置することにより、高解像度化を図る液体噴射装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-19153号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した従来の液体噴射ヘッドでは、延在方向において出力端子部同士をずらして配置するため、入力端子部も同様にずれて配置される。従って、入力端子部が設けられる領域が大きくなり、配線基板が大型化する問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以上の問題を解決するために、本発明の好適な態様に係る液体噴射ヘッドの一態様は、液体を噴射する液体噴射ヘッドであって、第1方向に延在する第1出力端子部及び前記第1方向に延在する第1入力端子部を有する第1配線部材と、前記第1方向に延在する第2出力端子部及び前記第1方向に延在する第2入力端子部を有する第2配線部材と、を含む複数の配線部材と、前記第1入力端子部及び前記第2入力端子部と接続される第1配線基板と、を備え、液体を噴射する方向の平面視において、前記第1出力端子部の中心は、前記第2出力端子部の中心に対して前記第1方向にずれて位置し、前記第1入力端子部の中心は、前記平面視において、前記第1出力端子部の中心に対して、前記第1方向とは反対方向である第2方向にずれて配置され、前記第2入力端子部の中心は、前記平面視において、前記第2出力端子部の中心に対して、前記第1方向にずれて配置される。
【0006】
本発明の好適な態様に係る液体噴射ヘッドの一態様は、第1方向に延在する複数の第1ノズル列が前記第1方向に交差する第1仮想直線に沿って配置された第1ノズル列群と、前記第1方向に延在する複数の第2ノズル列が前記第1仮想直線に平行な第2仮想直線に沿って配置された第2ノズル列群と、前記複数の第1ノズル列の夫々に対応する複数の第1配線部材と、前記複数の第2ノズル列の夫々に対応する複数の第2配線部材と、前記複数の第1配線部材及び前記複数の第2配線部材に接続される第1配線基板と、を備え、前記複数の第1配線部材の夫々は、前記第1方向に延在する第1入力端子部を有し、前記複数の第2配線部材の夫々は、前記第1方向に延在する第2入力端子部を有し、前記第1配線基板は、前記第1入力端子部及び前記第2入力端子部と接続され、前記第1ノズル列群は、前記第2ノズル列群に対して、前記第1仮想直線に垂直な第5方向に配置され、前記第1入力端子部の中心は、液体を噴射する方向の平面視において、当該第1入力端子部の前記中心に対応する前記第1ノズル列の中心に対して前記第5方向とは反対方向である第6方向にずれて配置され、前記第2入力端子部の中心は、前記平面視において、当該第2入力端子部の前記中心に対応する前記第2ノズル列の中心に対して、前記第5方向にずれて配置される。
【0007】
本発明の好適な態様に係る液体噴射装置の一態様は、上記に記載の液体噴射ヘッドと、媒体を搬送する搬送部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る液体噴射装置100の斜視図。
ヘッドモジュール3の斜視図。
液体噴射ヘッド30の分解斜視図。
Z2方向に見た配線基板35の平面図。
Z2方向に見た流路分配部37の平面図。
ヘッドユニット38_1の分解斜視図。
図5におけるVI-VI線の断面図。
配線部材388の平面図及び側面図。
出力端子3885と入力端子3886の接触例を示す図。
配線部材388と配線基板35との位置関係を示す図。
配線基板35と配線部材388とノズル列Lnとの位置関係を示す図。
第2実施形態における配線部材388aの平面図。
第3実施形態における配線基板35bと配線部材388bとの位置関係を示す図。
第4実施形態における配線基板35cと、配線部材388cとの位置関係を示す図。
第4実施形態に対応する比較例の液体噴射ヘッド30dを示す図。
第5実施形態における配線基板35eと配線部材388eとの位置関係を示す図。
第6実施形態における配線基板35fと配線部材388fとの位置関係を示す図。
第7実施形態における配線基板35gとヘッドユニット38gとの位置関係を示す図。
第8実施形態における配線基板35hとヘッドユニット38hとの位置関係を示す図。
第8実施形態における配線基板35hとヘッドユニット38hとの位置関係を示す図。
第9実施形態における配線基板35iとヘッドユニット38iとの位置関係を示す図。
第9実施形態における配線基板35iとヘッドユニット38iとの位置関係を示す図。
第10実施形態における配線基板35jとヘッドユニット38jとの位置関係を示す図。
第10実施形態における配線基板35jとヘッドユニット38jとの位置関係を示す図。
第11実施形態におけるヘッドユニット38kの斜視図。
配線基板35と配線部材388kとノズル列Lnとの位置関係を示す図。
第12実施形態における液体噴射ヘッド30mの分解斜視図。
配線基板35mと第1配線部材301と第2配線部材302との位置関係を示す図。
第2変形例における液体噴射ヘッド30nにおける配線部材388近傍の断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。ただし、各図において、各部の寸法及び縮尺は、実際のものと適宜に異ならせてある。また、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
【0010】
1.第1実施形態
第1実施形態に係る液体噴射装置100を説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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