TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024083131
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-20
出願番号2022197476
出願日2022-12-09
発明の名称媒体排出装置、印刷装置および媒体処理装置
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人,個人,弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類B65H 29/52 20060101AFI20240613BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】紙媒体の取込動作時に搬送ジャムが発生ことを抑制できる媒体排出装置、印刷装置および媒体処理装置を提供するものである。
【解決手段】紙媒体としてのレシートRTを受取りが可能な状態で排出口49から排出する媒体排出装置としてのレシート印刷ユニット30であって、排出口49に前記紙媒体を送り出す排出ローラ41と、前記紙媒体を排出口49に導く排出ガイド42と、を備え、排出ローラ41は、排出口49から前記紙媒体の一部を延出した受取り待ち状態で保持可能であり、排出ガイド42は、受取り待ち状態の前記紙媒体の両側に配置され、横方向の位置ずれを規制する一対の横ずれ規制ガイド42A,42Bを有し、前記一対の横ずれ規制ガイド42A,42Bの間隔L11,L21は、前記紙媒体の横幅L0よりもわずかに大きくなっている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
紙媒体を受取りが可能な状態で排出口から排出する媒体排出装置であって、
前記排出口に前記紙媒体を送り出す排出ローラと、
前記紙媒体を前記排出口に導く排出ガイドと、を備え、
前記排出ローラは、前記排出口から前記紙媒体の一部を延出した受取り待ち状態で保持可能であり、
前記排出ガイドは、受取り待ち状態の前記紙媒体の両側に配置され、横方向の位置ずれを規制する一対の横ずれ規制ガイドを有し、
前記一対の横ずれ規制ガイドの間隔は、前記紙媒体の横幅よりもわずかに大きくなっている、
ことを特徴とする媒体排出装置。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記横ずれ規制ガイドの装置内部側の端部には、取込み方向に進むにつれて外側に傾斜する傾斜面が形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の媒体排出装置。
【請求項3】
前記横ずれ規制ガイドは、前記排出口の付近に設置される第1の横ずれ規制ガイドと、前記受取り待ち状態の前記紙媒体の後端部分に設置される第2の横ずれ規制ガイドと、を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の媒体排出装置。
【請求項4】
前記横ずれ規制ガイドは、前記排出口の付近に設置される第1の横ずれ規制ガイドと、前記受取り待ち状態の前記紙媒体の後端部分に設置される第2の横ずれ規制ガイドと、を有し、
前記第1の横ずれ規制ガイドおよび前記第2の横ずれ規制ガイドの装置内部側の端部には、取込み方向に進むにつれて外側に傾斜する傾斜面が形成されており、
前記第2の横ずれ規制ガイドの前記傾斜面の傾斜角度は、前記第1の横ずれ規制ガイドの前記傾斜面の傾斜角度よりも大きい、
ことを特徴とする請求項1に記載の媒体排出装置。
【請求項5】
前記横ずれ規制ガイドの排出口側の端部には、排出方向に進むにつれて弧を描いて外側に広がる曲面が形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の媒体排出装置。
【請求項6】
紙媒体を受取りが可能な状態で排出口から排出する印刷装置であって、
前記紙媒体に印刷を行う印刷部と、
前記排出口に前記紙媒体を送り出す排出ローラと、
前記紙媒体を前記排出口に導く排出ガイドと、を備え、
前記排出ローラは、前記排出口から前記紙媒体の一部を延出した受取り待ち状態で保持可能であり、
前記排出ガイドは、受取り待ち状態の前記紙媒体の両側に配置され、横方向の位置ずれを規制する一対の横ずれ規制ガイドを有し、
前記一対の横ずれ規制ガイドの間隔は、前記紙媒体の横幅よりもわずかに大きくなっている、
ことを特徴とする印刷装置。
【請求項7】
請求項1ないし請求項5の何れか一項に記載の媒体排出装置、または、請求項6に記載の印刷装置を備える、
ことを特徴とする媒体処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体排出装置、印刷装置および媒体処理装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
銀行の支店、コンビニエンスストアなどに設置され、利用者との間で入金取引や出金取引等の取引を行う自動取引装置が存在する。この自動取引装置には、通信販売の購入代金や公共料金等の支払いに関する収納代行業務の処理を行うことが可能なものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
レシート、紙幣、払込票などの紙媒体を装置外に排出する排出口および排出口に通じる排出路は、紙媒体の横幅方向に対して十分に広い形状にするのが一般的である。このようにすることで、排出口から紙媒体が排出されるときに引っ掛かり難くすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-080029号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
排出口から紙媒体の一部を延出した状態(顧客による受取り待ち状態)とし、顧客に受け取られずに一定時間が経過した後で当該紙媒体を装置内に取り込む動作を想定する。この動作を行う場合、排出路の幅方向の寸法が紙媒体の幅方向に対して広すぎる(例えば、紙媒体の両側に「5~10mm」程度の隙間がある)と、受取り待ち状態において紙媒体の側面方向から外力が加えられたときに紙媒体が搬送方向に対して傾いた状態になる。そして、傾いた状態のまま紙媒体を装置内に取り込んだ場合、例えば紙媒体の角部がガイドに接触して折れ曲がり、搬送ジャムが発生する。
【0006】
本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであり、紙媒体の取込動作時に搬送ジャムが発生することを抑制できる媒体排出装置、印刷装置および媒体処理装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するため、本発明の一態様に係る媒体排出装置は、紙媒体を受取りが可能な状態で排出口から排出する媒体排出装置であって、前記排出口に前記紙媒体を送り出す排出ローラと、前記紙媒体を前記排出口に導く排出ガイドと、を備え、前記排出ローラは、前記排出口から前記紙媒体の一部を延出した受取り待ち状態で保持可能であり、前記排出ガイドは、受取り待ち状態の前記紙媒体の両側に配置され、横方向の位置ずれを規制する一対の横ずれ規制ガイドを有し、前記一対の横ずれ規制ガイドの間隔は、前記紙媒体の横幅よりもわずかに大きくなっていることを特徴とする。
【0008】
また、本発明の一態様に係る印刷装置は、紙媒体を受取りが可能な状態で排出口から排出する印刷装置であって、前記紙媒体に印刷を行う印刷部と、前記排出口に前記紙媒体を送り出す排出ローラと、前記紙媒体を前記排出口に導く排出ガイドと、を備え、前記排出ローラは、前記排出口から前記紙媒体の一部を延出した受取り待ち状態で保持可能であり、前記排出ガイドは、受取り待ち状態の前記紙媒体の両側に配置され、横方向の位置ずれを規制する一対の横ずれ規制ガイドを有し、前記一対の横ずれ規制ガイドの間隔は、前記紙媒体の横幅よりもわずかに大きくなっていることを特徴とする。
【0009】
また、本発明の一態様に係る媒体処理装置は、上述した媒体排出装置、または、上述した印刷装置を備えるものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、紙媒体の取込動作時に搬送ジャムが発生することを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
構造体
6か月前
個人
収納用具
3か月前
個人
半蓋半箱筒
9か月前
個人
物品収納具
3か月前
個人
折り畳み製品
11か月前
個人
開封用カッター
5か月前
個人
ダンボール宝箱
5日前
個人
テープホルダー
10か月前
個人
「即時結束具」
11か月前
個人
掃除楽々ゴミ箱
4か月前
個人
圧縮収納袋
9日前
個人
チャック付き袋体
5か月前
個人
コード長さ調整器
10か月前
個人
粘着テープカッタ
11か月前
個人
爪楊枝流通セット
10か月前
個人
パウチ容器
6か月前
個人
折りたたみコップ
5か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
4か月前
個人
穿孔紐通し結束器具
8か月前
三甲株式会社
容器
2か月前
株式会社KY7
封止装置
10か月前
三甲株式会社
容器
10か月前
個人
開口しやすいレジ袋
7か月前
三甲株式会社
容器
10か月前
個人
粘着テープ剥がし具
27日前
個人
チャック付き保存袋
5か月前
個人
プラスチックバッグ
7か月前
個人
粘着テープ剥がし具
4か月前
株式会社イシダ
包装装置
9か月前
三甲株式会社
容器
8か月前
個人
伸縮するゴミ収納器
6か月前
個人
粘着テープ切断装置
2か月前
株式会社イシダ
箱詰装置
2か月前
三甲株式会社
容器
2か月前
三甲株式会社
容器
8か月前
三甲株式会社
容器
8か月前
続きを見る