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公開番号2024083112
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-20
出願番号2022197446
出願日2022-12-09
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類G06N 99/00 20190101AFI20240613BHJP(計算;計数)
要約【課題】最適化問題の修正に必要な指標を提供する。
【解決手段】情報処理装置(5)は、予め定められた制約条件の下で最適化問題の解を算出する第1の算出部(51)と、解と制約条件とに基づいて、制約条件に対する解のロバスト性指標を算出する第2の算出部(52)と、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
予め定められた制約条件の下で最適化問題の解を算出する第1の算出手段と、
前記解と前記制約条件とに基づいて、前記制約条件に対する前記解のロバスト性指標を算出する第2の算出手段と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記制約条件にノイズを加えることにより変更した変更後の制約条件を複数生成する生成手段をさらに備える、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第2の算出手段は、前記生成手段が生成した変更後の複数の制約条件のうち、前記解が満たす制約条件の割合を、前記ロバスト性指標として算出する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記生成手段は、
前記制約条件に含まれる係数の少なくとも1つにノイズとして値を加え、変更後の制約条件を生成し、
値を加える係数または加える値を変更することにより、変更後の制約条件を複数生成する、
請求項2または3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記生成手段は、
前記制約条件に含まれる係数のうち、1つの係数にノイズとして値を加え、変更後の制約条件を生成し、
それぞれの係数にノイズを加える処理を繰り返すことにより、変更後の制約条件を複数生成し、
前記第2の算出手段は、前記制約条件に含まれる係数毎に、前記ロバスト性指標を算出する、
請求項2または3に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第2の算出手段は、前記解および前記生成手段が生成した変更後の複数の制約条件を入力として、前記ロバスト性指標を出力するように機械学習して生成された算出アルゴリズムを用いて、前記ロバスト性指標を算出する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項7】
情報処理装置が、
予め定められた制約条件の下で最適化問題の解を算出することと、
前記解と前記制約条件とに基づいて、前記制約条件に対する前記解のロバスト性指標を算出することと、
を含む情報処理方法。
【請求項8】
コンピュータを情報処理装置として機能させるプログラムであって、
前記コンピュータを、
予め定められた制約条件の下で最適化問題の解を算出する第1の算出手段と、
前記解と前記制約条件とに基づいて、前記制約条件に対する前記解のロバスト性指標を算出する第2の算出手段と、
として機能させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、最適化問題に関する指標を算出する情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
最適解の探索範囲を定義する制約条件の下において最適化の対象となる目的関数を最小化または最大化する最適化問題を表す数理モデルに関して、様々な最適化の手法が知られている。
【0003】
特許文献1には、学習データから組合せの評価値を予測する予測モデルを生成し、予測モデルを用いて最適解の探索を行う場合に、距離により制限された範囲内で最適解を探索する最適化処理装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-157456号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
最適化問題を修正するため、解を分析する技術が求められている。特に、最適化問題一般に対する汎用的な解を分析するための情報として、解に対する目的関数の値および解の値以外の指標の提示が求められている。しかしながら、特許文献1には、解に対する目的関数の値および解の値以外の指標を提示する構成に相当する構成は開示されていない。
【0006】
本発明の一態様は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的の一例は、最適化問題の修正に必要な指標を提供する技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る情報処理装置は、予め定められた制約条件の下で最適化問題の解を算出する第1の算出手段と、前記解と前記制約条件とに基づいて、前記制約条件に対する前記解のロバスト性指標を算出する第2の算出手段と、を備える。
【0008】
本発明の一態様に係る情報処理方法は、情報処理装置が、予め定められた制約条件の下で最適化問題の解を算出することと、前記解と前記制約条件とに基づいて、前記制約条件に対する前記解のロバスト性指標を算出することと、を含む。
【0009】
本発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータを情報処理装置として機能させるプログラムであって、前記コンピュータを、予め定められた制約条件の下で最適化問題の解を算出する第1の算出手段と、前記解と前記制約条件とに基づいて、前記制約条件に対する前記解のロバスト性指標を算出する第2の算出手段と、として機能させる。
【発明の効果】
【0010】
本発明の一態様によれば、最適化問題の修正に必要な指標を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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