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公開番号2024081898
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-19
出願番号2022195442
出願日2022-12-07
発明の名称おからパウダーを用いた揚げ物用打ち粉ミックス及びこれを使用したフライ製品
出願人株式会社ニップン
代理人個人
主分類A23L 7/157 20160101AFI20240612BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】衣の結着性が良好であっても肉等の具材が硬くなりすぎるのを抑えることができる揚げ物用打ち粉ミックスを提供すること。
【解決手段】揚げ物用打ち粉ミックス100質量部中、おからパウダーを0.5質量部以上80質量部以下含む揚げ物用打ち粉ミックスである。 また、これを使用したフライ製品である。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
揚げ物用打ち粉ミックス100質量部中、おからパウダーを0.5質量部以上80質量部以下含む揚げ物用打ち粉ミックス。
続きを表示(約 46 文字)【請求項2】
請求項1に記載の揚げ物用打ち粉ミックスを使用したフライ製品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、おからパウダーを用いた揚げ物用打ち粉ミックス及びこれを使用したフライ製品に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
天ぷらやトンカツ等、具材にバッタリングしてフライする揚げ物には、衣の結着性等を改善するためにバッタリングの前処理として具材に小麦粉等の打ち粉をまぶしてからフライすることが行われている。
例えば、衣の結着性や揚げ種のジューシーな食感の発現を目的とした、油脂加工アセチル化澱粉を含む揚げ物用打ち粉が知られている(例えば特許文献1参照)。
また、揚げ物の具材と衣材との結着性に優れていて衣が剥がれにくく、調理後に時間が
経過しても衣の品質低下が少ない揚げ物をつくることを目的とした油脂加工澱粉、ゼラチン及び植物性蛋白質を含有する揚げ物用打ち粉ミックスが知られている(例えば特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-291431号公報
特開2018-113878号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記のとおり、打ち粉を使用する目的の一つとして、衣の結着性を良好にすることを挙げることができるが、衣の結着性が良好になると肉等の具材の食感が硬くなる傾向があり、その解決策が求められている。
本発明の目的は、衣の結着性が良好であっても肉等の具材が硬くなりすぎるのを抑えることができる揚げ物用打ち粉ミックスを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者らは前記の目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、揚げ物用打ち粉ミックスにおからパウダーを特定量配合することで、衣の結着性が良好であっても肉等の具材が硬くなりすぎるのを抑えることができることを見出し、本発明を完成するに至った。
従って、本発明は、揚げ物用打ち粉ミックス100質量部中、おからパウダーを0.5質量部以上80質量部以下含む揚げ物用打ち粉ミックスである。
好ましくは、おからパウダーが1質量部以上30質量部以下である。
また、これを使用したフライ製品である。
【発明の効果】
【0006】
本発明の揚げ物用打ち粉ミックスを使用することで衣の結着性が良好であっても肉等の具材が硬くなりすぎることがないフライ食品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
とんかつを短手方向に切断した断面を示す写真である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明で使用するおからパウダーとは、豆乳と分離した後の「生おから」を乾燥し必要に応じて粉砕して水分値が9質量%以下、目開き3mmの篩を通過する粉状にしたものをいい、市販品も使用することができる。
おからパウダーの配合量は、揚げ物用打ち粉ミックス100質量部中、0.5質量部以上80質量部以下である。
好ましくは、1質量部以上30質量部以下である。
おからパウダーの配合量が0.5質量部未満では、十分な効果を得ることができず、80質量部を超えると結着性を悪くするため不適である。
【0009】
本発明の揚げ物用打ち粉ミックスは、前記おからパウダー以外に必要に応じて従来から打ち粉に使用されている原料を使用することができる。
例えば、穀粉、澱粉、卵粉、増粘剤、食塩、調味料、香辛料、香料、着色料等を挙げることができる。
これらの配合量も従来から打ち粉に使用されている配合量でよい。
具材も特に限定はないが、フライ時に具材が縮む肉類等に好ましく使用できる。
【0010】
本発明の揚げ物用打ち粉ミックスは、前記原料を均一になるように混合することで得ることができる。
混合の方法は特に限定されず、手混ぜによる方法や、リボンミキサー、ナウターミキサー、カスケードミキサー、ドラムミキサー、V 型ミキサー等の混合機を使用する方法を挙げることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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