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公開番号2024080691
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-13
出願番号2023203904
出願日2023-12-01
発明の名称内視鏡のための調整可能な作動機構
出願人ジャイラス エーシーエムアイ インク ディー/ビー/エー オリンパス サージカル テクノロジーズ アメリカ
代理人個人,個人,個人
主分類A61B 1/008 20060101AFI20240606BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】操作性を向上させた制御装置を提供すること。
【解決手段】内視鏡のための制御装置が、取手と、第1の場所において取手に接続される作業チャネル開口と、第2の場所において取手に接続される制御アクチュエータと、取手の中で制御アクチュエータから作業チャネル開口へと延びる第1の引張ワイヤと、第1の引張ワイヤが貫いて延びる第1の引張ワイヤテンショナと、を備え、第1の引張ワイヤテンショナは、第1の場所と第2の場所との間で第1の引張ワイヤから弛みを除去するように構成される。
【選択図】図10A
特許請求の範囲【請求項1】
内視鏡のための制御装置であって、
取手と、
第1の場所において前記取手に接続される作業チャネル開口と、
第2の場所において前記取手に接続される制御アクチュエータと、
前記取手の中で前記制御アクチュエータから前記作業チャネル開口へと延びる第1の引張ワイヤと、
前記第1の引張ワイヤが貫いて延びる第1の引張ワイヤテンショナと、
を備え、
前記第1の引張ワイヤテンショナは、前記第1の場所と前記第2の場所との間で前記第1の引張ワイヤから弛みを除去するように構成される、制御装置。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記制御アクチュエータは、前記取手から延びる挿入シャフトを曲げるために、前記第1の引張ワイヤを引っ張るように構成され、前記挿入シャフトは、前記作業チャネル開口に接続される作業チャネルを含む、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記第1の引張ワイヤテンショナは曲げ管を備える、請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記第1の引張ワイヤテンショナは、剛性材料から製作され、前記曲げ管の湾曲において柔軟である、請求項3に記載の制御装置。
【請求項5】
前記第1の引張ワイヤテンショナは、
前記作業チャネル開口に近接して前記取手に固定される第1の係留部と、
前記制御アクチュエータに近接して前記取手に固定される第2の係留部と、
を備える、請求項3に記載の制御装置。
【請求項6】
前記第1の引張ワイヤテンショナは、前記第1の引張ワイヤテンショナの長さの大部分に沿って、前記取手の中で浮遊する、請求項5に記載の制御装置。
【請求項7】
前記第1の係留部と前記第2の係留部との間の前記第1の引張ワイヤテンショナの中心軸に沿った長さが、前記第1の係留部と前記第2の係留部との間の直線距離より長い、請求項5に記載の制御装置。
【請求項8】
前記曲げ管は波状である、請求項5に記載の制御装置。
【請求項9】
前記取手は、前記第1の係留部と前記第2の係留部との間に捩じれを備える、請求項5に記載の制御装置。
【請求項10】
前記取手は、前記第1の引張ワイヤが少なくとも30度で向きを変えるように、前記第1の場所と前記第2の場所との間に曲げ部を備える、請求項9に記載の制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2022年12月2日に出願された米国仮特許出願第63/385,841号への優先権の利益を主張し、この特許出願の内容は、その全体が本明細書に組み込まれている。
続きを表示(約 2,200 文字)【0002】
本開示は、概して、診断動作または処置動作を提供するために、患者の生体構造における切開または開口へと挿入されるように構成された内視鏡などの細長い本体を備える医療用デバイスに関する。
【0003】
より明確には、本開示は、細長い本体の遠位部分に取り付けられた診断デバイスまたは処置デバイスを制御または位置決めするために、細長い本体の近位部分に取り付けられ得る制御デバイスに関する。
【背景技術】
【0004】
内視鏡は、1)様々な解剖学的部分に向けて、治療デバイスまたは組織回収デバイスなどの他のデバイスの通過を提供すること、および、2)このような解剖学的部分を撮像することの1つまたは複数のために使用され得る。このような解剖学的部分には、消化管(例えば、食道、胃、十二指腸、膵胆管、腸、および結腸など)、腎臓領域(例えば、腎臓、尿管、膀胱、尿道)、および他の内臓(例えば、生殖器系、洞腔、粘膜下領域、気道、肺)などがあり得る。
【0005】
従来の内視鏡は、例えば、1つまたは複数の疾病状態を照らす、撮像する、検出する、および診断すること、解剖学的領域に向けて流体送達(例えば、流体チャネルを介した生理食塩水または他の調合液)を提供すること、解剖学的領域を試料採取または処置するための(例えば、作業チャネルを介した)1つまたは複数の治療デバイスの通過を提供すること、ならびに、流体(例えば、生理食塩水または他の調合液)などを回収するための吸い込み通路を提供することを含め、様々な臨床手順を伴う可能性がある。
【0006】
従来の内視鏡では、内視鏡の遠位部分は、生検デバイス、カテーテル、および焼灼デバイスなどの治療デバイスを支持および配向するように構成され得る。このようなシステムは、到達するのが難しい身体内の解剖学的場所に内視鏡を案内するときに有用であり得る。例えば、ある解剖学的場所は、遠回り経路を通じての挿入の後にしか内視鏡でアクセスすることができない。解剖学的場所に到達するための内視鏡の制御は、デバイスの近位部分に取り付けられた制御デバイスによって実施される。時には、別々の制御デバイスを形成する挿入スコープと治療デバイスとの両方を制御することが必要とされ得る。例えば、時には、内視鏡のための制御装置で内視鏡の遠位端の位置を保持する一方で、内視鏡に挿入された治療デバイスを別の制御装置デバイスで動作させることが望まれる可能性がある。
【0007】
追加の例において、十二指腸内視鏡検査手順(例えば、内視鏡的逆行性胆道膵管造影法、以後において「ERCP」手順)は、主スコープ(マザースコープまたは十二指腸内視鏡とも称される)の作業チャネルを通じて前進させることができる補助スコープ(ドータスコープまたは胆道鏡とも称される)の使用を伴う。さらに、生体検査のために使用される組織回収デバイスなどの他のデバイスは、補助スコープへと挿入させることができる。それによって、主スコープ、補助スコープ、および治療デバイスを3つの別々の制御デバイスで制御することが必要とされ得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
前述のことを考慮すると、主スコープ、補助スコープ、および治療デバイスのための制御デバイスの操作性を向上させる継続的な必要性がある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者は、従来の医療用デバイスにおいて解決されるべき問題が、数ある中でも、1)制御装置におけるボタンおよびレバーといった複数のアクチュエータを動作させる難しさであることを認識している。例えば、あるアクチュエータは、片手での使用に向けて指にアクセス可能となるように位置決めされており、これは、アクチュエータのすべてが、比較的小さい手の者など、一部の使用者にとっては届くのが難しいという結果をもたらす可能性がある。また、あるアクチュエータは、両手での使用に向けて構成されているが、これは、一方の手の他方の手に対するぎこちない位置決めを時にもたらす可能性があり、これは長い使用の後に筋肉疲労をもたらす可能性がある。さらに、他の状況において、補助スコープまたは治療デバイスのための制御装置は、補助スコープまたは治療デバイスが主スコープの作業チャネルへと導入されるときなどに、主スコープのための制御装置に時に取り付けられる。主制御装置への補助制御装置のこの連結は、使用者の手のぎこちない位置決めをもたらす可能性がある。
【0010】
本開示は、内視鏡および他のスコープのための人間工学的な制御に関するシステム、デバイス、および方法を提供することで、これらおよび他の問題に解決策を提供することができる。具体的には、本開示は、調整可能に位置決め可能な制御装置部品または制御アクチュエータを有するスコープ制御装置を提供する。それによって、2つのアクチュエータの間の位置、または、アクチュエータと補助スコープのための連結特徴部との間の位置が、より人間工学的で使い勝手の良い位置決めを提供するために、調整させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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