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公開番号2024079549
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2023103317
出願日2023-06-23
発明の名称カンチレバー橋桁架設機の吊り上げ搬送装置
出願人中鉄四局集団有限公司,CHINA TIESIJU CIVIL ENGINEERING GROUP CO., LTD.,中鉄四局集団第一工程有限公司
代理人弁理士法人キュリーズ
主分類E01D 21/00 20060101AFI20240604BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】カンチレバー橋桁架設機の吊り上げ搬送装置を提供する。
【解決手段】カンチレバー橋桁架設機の吊り上げ搬送装置は、幅が床版の幅と適合するガントリと、基部と、ガントリの中線に沿って前方に伸びるブームと、縦方向間隔分布のトッププレートハンガーとベースプレートハンガーとを含むハンガーと、を含み、床版の両側には2つの基部に対応する、床版の長手方向に延びるレールが設けられ、ブームの底部にはスライドレールが設けられ、トッププレートハンガーは、連続梁のセグメント鉄筋籠の上面に位置され、連続梁のセグメント鉄筋籠のトッププレート鉄筋を固定するために使用され、ベースプレートハンガーは、連続梁のセグメント鉄筋籠の内型の底部に位置され、連続梁のセグメント鉄筋籠の内型を固定するために使用されている。これによりセグメント鉄筋が変形しないことを最大限に保証し、それによって施工難度を下げ、施工品質を高める。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ガントリであって、前記ガントリの幅が床版の幅と適合し、前記ガントリの底部には基部が設けられているガントリと、
基部であって、前記基部にはローラが設けられ、床版の両側には2つの前記基部に対応する、床版の長手方向に延びるレールが設けられ、前記ローラが前記レールに対応的に組み込まれている基部と、
前記ガントリの中線に沿って前方に伸びるブームであって、ブームの底部にはスライドレールが設けられ、前記スライドレールには電気ホイストが摺動可能に装着されているブームと、
前記電気ホイストのフックに吊られており、縦方向間隔分布のトッププレートハンガーとベースプレートハンガーとを含むハンガーであって、前記トッププレートハンガーとベースプレートハンガーは接続ロープによって可撓性接続され、前記トッププレートハンガーは連続梁のセグメント鉄筋籠の上面に位置されており、前記トッププレートハンガーは連続梁のセグメント鉄筋籠のトッププレート鉄筋を固定するために使用されているハンガーと、
を含むカンチレバー橋桁架設機の吊り上げ搬送装置であって、
前記ベースプレートハンガーは連続梁のセグメント鉄筋籠の内型の底部に位置されており、連続梁のセグメント鉄筋籠の内型を固定するために使用され、
前記トッププレートハンガーは、
第1の主ロッドであって、2つの前記第1の主ロッドは平行に分布され、2つの前記第1の主ロッドはそれぞれ連続梁のセグメント鉄筋籠の両側に位置されている第1の主ロッドと、
第1の枝ロッドであって、2つの前記第1の枝ロッドは2つの前記第1の主ロッドの間に対応的に固定され、前記第1の主ロッドの中点に対して対称分布されている第1の枝ロッドと、を含み、
前記第1の主ロッド及び前記第1の枝ロッドは、連続梁のセグメント鉄筋籠のトッププレート鉄筋に対応的に固定され、
前記ベースプレートハンガーは、
内型の底部に設けられている第2の主ロッドであって、前記第2の主ロッドの長さは内型の長さに適合し、2つの前記第2の主ロッドはそれぞれ2つの前記第1の主ロッドの縦方向投影に位置されている第2の主ロッドと、
第2の枝ロッドであって、2つの前記第2の枝ロッドはそれぞれ2つの前記第1の主ロッドの間に接続され、2つの前記第2の枝ロッドはそれぞれ2つの前記第1の枝ロッドの縦方向投影に位置されている第2の枝ロッドと、を含み、
前記第2の主ロッド及び前記第2の枝ロッドは、内型の底部に対応的に固定され、
2つの前記第1の枝ロッドの、前記第1の主ロッドとの接続点は吊点であり、前記吊点にはフックを吊るためのケーブルが対応的に接続され、
ベースプレートハンガーにおいて、前記第2の主ロッドと前記第1の主ロッドとの接続点は吊点であり、
前記トッププレートハンガー及びベースプレートハンガーの吊点の間には接続ロープが設けられ、前記内型のトッププレートには接続ロープに対応する穿孔が設けられ、
前記接続ロープの両端にはベースプレートハンガーとトッププレートハンガーの吊点を対応的にねじ接続するボルト端部ヘッドが設けられ、
そのうちの1つの前記第1の主ロッドの両端には牽引ロッドが外方へ向けて水平に伸びられ、ガントリの両側にはそれぞれ巻上機が設けられ、2つの牽引ロープの一端は2つの前記牽引ロッドに対応的に接続され、他端は2つの巻上機に対応的に接続され、
牽引ロッドと同方向の巻上機は比較的に遠い牽引ロッドに対応的に接続され、他の1つの巻上機は比較的に近い牽引ロッドに対応的に接続され、
前記電気ホイスト及び2つの前記巻上機はコントローラに対応的に接続され、
前記スライドレールには電気ホイストに対応する第1の位置センサーが設けられており、2つの前記巻上機及び前記電気ホイストにはいずれもロープ変位センサが設けられ、
前記第1の位置センサー及び前記ロープ変位センサは前記コントローラに対応的に接続され、
前記ガントリの両側のそれぞれには縦方向に延びるガイド部材が設けられており、前記巻上機はスライド座によって前記ガイド部材に摺動可能に装着され、前記基部にはスライド座に対応する駆動部材が設けられ、
前記駆動部材には第2の位置センサーが対応的に設けられ、前記駆動部材及び第2の位置センサーは前記コントローラに対応的に接続され、
内型の底部には第2の枝ロッド及び第2の主ロッドに対応するスタッドが設けられており、第2の枝ロッド及び第2の主ロッドはいずれもI型鋼であり、I型鋼のフランジにはスタッドに対応する穿孔が設けられ、スタッドが穿孔を通過した後に、スタッドにはナットがねじ接続されている、
ことを特徴とするカンチレバー橋桁架設機の吊り上げ搬送装置。
続きを表示(約 120 文字)【請求項2】
前記ガイド部材は2つの平行に分布されているガイドバーであり、前記駆動部材は電磁押し棒であり、前記スライド座をガイドバーに沿って摺動させるためのものであることを特徴とする請求項1に記載のカンチレバー橋桁架設機の吊り上げ搬送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は橋梁施工技術分野に属し、具体的にはカンチレバー橋桁架設機の吊り上げ搬送装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
現代橋梁の発展において、大スパンの連続梁構造設計の応用がますます広くなっており、連続梁の打設施工プロセスにおいて、セグメント分けの打設の方式で行うことが多く、各セグメントの鉄筋はいずれも現場でバインディングすることを主とし、従来技術において、現場でセグメントの鉄筋をバインディングした後、通常、セグメントの鉄筋を橋桁架設機の予審の位置に吊り上げ、クレーンによってセグメントの鉄筋を橋桁架設機の予め設定の位置に直接吊り上げ搬送しており、連続梁の断面が比較的に大きいため、セグメントの鉄筋は吊り上げ搬送プロセスにおいて力を受けて変形しやすく、大スパンの連続梁施工に大きな技術的難易度をもたらす。
【0003】
したがって、上記従来技術の不足に対して改善した技術案を提供する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、上記従来技術における不足を克服し、カンチレバー橋桁架設機の吊り上げ搬送装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
ガントリであって、前記ガントリの幅が床版の幅と適合し、前記ガントリの底部には基部が設けられているガントリと、
基部であって、前記基部にはローラが設けられ、床版の両側には2つの前記基部に対応する、床版の長手方向に延びるレールが設けられ、前記ローラが前記レールに対応的に組み込まれている基部と、
前記ガントリの中線に沿って前方に伸びるブームであって、ブームの底部にはスライドレールが設けられ、前記スライドレールには電気ホイストが摺動可能に装着されているブームと、
前記電気ホイストのフックに吊られており、縦方向間隔分布のトッププレートハンガーとベースプレートハンガーとを含むハンガーであって、前記トッププレートハンガーとベースプレートハンガーは接続ロープによって可撓性接続され、前記トッププレートハンガーは連続梁のセグメント鉄筋籠の上面に位置されており、前記トッププレートハンガーは連続梁のセグメント鉄筋籠のトッププレート鉄筋を固定するために使用されているハンガーと、
を含み、
前記ベースプレートハンガーは連続梁のセグメント鉄筋籠の内型の底部に位置されており、連続梁のセグメント鉄筋籠の内型を固定するために使用されている、
カンチレバー橋桁架設機の吊り上げ搬送装置。
【0006】
好ましいものとしては、前記トッププレートハンガーは、
第1の主ロッドであって、2つの前記第1の主ロッドは平行に分布され、2つの前記第1の主ロッドはそれぞれ連続梁のセグメント鉄筋籠の両側に位置されている第1の主ロッドと、
第1の枝ロッドであって、2つの前記第1の枝ロッドは2つの前記第1の主ロッドの間に対応的に固定され、前記第1の主ロッドの中点に対して対称分布されている第1の枝ロッドと、
を含み、
前記第1の主ロッド及び前記第1の枝ロッドは、連続梁のセグメント鉄筋籠のトッププレート鉄筋に対応的に固定され、
前記ベースプレートハンガーは、
内型の底部に設けられている第2の主ロッドであって、前記第2の主ロッドの長さは内型の長さに適合し、2つの前記第2の主ロッドはそれぞれ2つの前記第1の主ロッドの縦方向投影に位置されている第2の主ロッドと、
第2の枝ロッドであって、2つの前記第2の枝ロッドはそれぞれ2つの前記第1の主ロッドの間に接続され、2つの前記第2の枝ロッドはそれぞれ2つの前記第1の枝ロッドの縦方向投影に位置されている第2の枝ロッドと、
を含み、
前記第2の主ロッド及び前記第2の枝ロッドは、内型の底部に対応的に固定されている。
【0007】
好ましいものとしては、2つの前記第1の枝ロッドの、前記第1の主ロッドとの接続点は吊点であり、前記吊点にはフックを吊るためのケーブルが対応的に接続されている。
【0008】
好ましいものとしては、ベースプレートハンガーにおいて、前記第2の主ロッドと前記第1の主ロッドとの接続点は吊点であり、
前記トッププレートハンガー及びベースプレートハンガーの吊点の間には接続ロープが設けられ、前記内型のトッププレートには接続ロープに対応する穿孔が設けられている。
【0009】
好ましいものとしては、前記接続ロープの両端にはベースプレートハンガーとトッププレートハンガーの吊点を対応的にねじ接続するボルト端部ヘッドが設けられている。
【0010】
好ましいものとしては、そのうちの1つの前記第1の主ロッドの両端には牽引ロッドが外方へ向けて水平に伸びられ、ガントリの両側にはそれぞれ巻上機が設けられ、2つの牽引ロープの一端は2つの前記牽引ロッドに対応的に接続され、他端は2つの巻上機に対応的に接続されている。
(【0011】以降は省略されています)

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